バナナはおやつではありません

映画感想。
個人的感想なので
あなたの鑑賞の目安にはなりません

姑獲鳥の夏

2005年12月23日 | 邦画
昭和27年、夏の東京。巷では産婦人科、久遠寺医院にまつわる不気味な噂が広まっていた。それは、院長の娘・梗子が20ヶ月も身籠もったままで、彼女の夫・牧朗は1年半前に密室から失踪したというもの。生活のため雑誌“稀譚月報”の依頼で事件を取材することになった小説家・関口は、数少ない友人で“憑物落とし”の顔を持つ博覧強記の古書店主・京極堂こと中禅寺秋彦に相談を持ちかける。やがて事件は、奇想天外な言動で周囲を混乱に陥れる私立探偵・榎木津や榎木津の幼なじみの武骨な刑事・木場らをも巻き込みながら、思いもよらない展開を見せ始め…。

タイトルに夏とついてるにも関わらず冬のしかもクリスマス間近に見るという
この虚しさよ。
さて、感想としては正直面白くなかった・・・。
しかも、なんかよくわからん。
取り合えず多重人格者の殺人と言うことでOKですか?
「帝都物語」は大好きだったよ、実相時寺監督。
ポイントはこのセリフしかないであろう。
「この世には不思議な事など何もないのだよ、関口君」

フライ ダディ フライ

2005年12月23日 | 邦画
中年サラリーマンの鈴木が、娘に大ケガをさせた男に復讐するため、高校生スンシンからケンカを習いはじめる。やがて鈴木とスンシンには、年齢を超えた友情が育まれていく。

V6岡田と堤真一競演、主題歌ミスチル
期待してなかったけど面白かった。
岡田もなかなかよかった。ジャニタレということで
事務所の力を感じながらみたけど、
ジャニタレということが残念だ。
堤真一が「姑獲鳥の夏」のキャラと対照的で面白い。
コメディー的要素を持ちながらもなかなか楽しめる。
クールな岡田と年上なのに下手な堤。
序盤の岡田のセリフ「燃えよドラゴン観てないのかよテンション
下がるなあ」に対しクライマックスの決闘行く時の堤真一の
「松明のごとく、汝の身より火花が飛び散る時・・・(中略)燦然たるダイヤモンドの残らん事を」
岡田「渋いな。誰の詩だよ」
堤「なんだ観た事ないのか『灰とダイヤモンド』。テンション下がるなぁ」
のやり取りも面白い
しかし、ここ最近の堤真一の活躍はどうしたものか。
「ポストマン ブルース」の頃が懐かしい。
この映画の最後ら辺のセリフがとても気に入った。

「飛べ!おっさん」