花の名前・木の名前・名前の由来

草花や木についている名前の由来。誰が付けたか分からないけど、知って納得のもの、「?」のもの、いろいろあって、面白い。

リュウキンカ・エゾノリュウキンカ・ヒメリュウキンカ・ヤチブキの名前の由来

2010年02月18日 | 草花・植物

リュウキンカ(立金花・立金華):キンポウゲ科リュウキンカ属   
    
立ちあがった茎に黄色い花が咲くことから「立金花」
ヒメリュウキンカ(姫立金花):キンポウゲ科キンポウゲ属
花も葉も「キンポウゲ」によく似ているので、この名前だが同じ属ではない。
「リュウキンカ」が20~50㎝なのに対して、「ヒメリュウキンカ」は10~20㎝。ただし、花の大きさはどちらも2~3㎝。
20074/7仙台市郊外 八重の「ヒメリュウキンカ」
エゾノリュウキンカ(蝦夷の立金花)
:キンポウゲ科リュウキンカ属
北海道に自生し、大きい。80㎝位のものもある。リュウキンカは北に行くにつれて大型になっている。


やちぶき(谷地蕗)
:「リュウキンカ」の山菜としての別称。
◆山菜として親しまれているものと思っていたが、薬草サイトでは「全草毒草であるから、食べないほうがよい」との記述もある。

http://www.e-yakusou.com/sou02/soumm159.htm
◆しかし、「山と渓谷社」発行の「山菜・木の実」水野仲彦著にも、美味しい山菜として、若葉、花や蕾の付いた茎が、お浸し、あえ物汁の実などとして紹介されている。
◆私も毎年食べているが、具合ば悪くなったことなない。
季節によっては「エゾノリュウキンカ」が、「山菜」として通信販売でも売られている。
◆アイヌの保存食としての紹介もある。
◆これはやはり、食べられると思う。

エンコウソウ(猿猴草):キンポウゲ科リュウキンカ属
長く伸びる茎を、猿の手に見立てたもの。
「猿猴」は「テナガザル」のこと。地面を張って伸びた茎の先に花がつく。
花も葉も「リュウキンカ」に同じ。「リュウキンカ」変種。

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