いつか南の島で暮らしたい

ハワイ大好きな夫婦です。ふとっちょ嫁、ももなとんの日ごろのつぶやきです。

ちょっと詳しく・・・その1

2008年12月15日 | ハワイもの
ども

「レイを捨てないでね」ということを書きましたが、
もう少し詳しく・・・


ハワイでは「レイを贈る」ということは「愛を贈る」ことなんですよー

多くのalohaスピリッツが込められていて、
それを感じてしまうと涙が出るほど嬉しいものです

日本で冠婚葬祭のときなんかに花が使われますが、
ハワイでは、そんな時に花束ではなく、レイを贈ったりするわけです


レイは本当に幸せを運んでくれます

アロマテラピーとはこの事かとレイを身に着けると実感します
色々な花の組み合わせで数限りない種類のレイができちゃう
見てるだけで本当に楽しくなってきます


なかなか、観光で行ってレイをいただくって難しいかもしれないので
自分で買ってしまうというのもアリだったりします


こんな風にお花屋さんでは、絶対に生のレイが作られていて
ハワイの人たちは本当に、日常的にレイを取り入れているようです。

自分で作るのは本当に大変だしね・・・


で、もしいただける機会があったら
「歓迎」「お祝い」などいろんな意味や状況があるけれど
共通しているのは、贈り手からの心を込めた愛情表現であること

受け取りを拒否するのは、大変失礼なことです

相手の方から掛けてもらったらグゥーですねー。
ちょっと照れるけども・・・

で、もし、かけてもらったとして
それを贈り手の前で、首からとってしまうのは大変悲しいことです

外す時は贈り手のいないとことでね


レイを首にかければ良いというのでもなく
本当は、背中と前とを均等に掛けるようにすると
「おおお、わかってるー」って感じで、よりgoodね

まあ、観光旅行のときに空港で
「aloha~」と言われながらかけてもらえることもありますが・・・

そんな時は「でかい荷物もあるし
「朝早くて眠いし
なんて邪念は捨てて、
たとえそれが商売と言えども、
「ようこそハワイへ」という気持ちで
迎えてくれたことを感謝して、ぜひ、大切にしてください



ついでに、
エチケットをもうひとつ

妊婦さんへレイを贈るときは気をつけてください

ハワイでは、妊娠している人がレイを掛けると
お腹の赤ちゃんの首にへその緒が絡まってしまうという言い伝えがあり
これは嫌がられます

だから、もし、そんなときは
レイの端をぼどいて、輪ではなく、一本の紐のような状態にして
掛けてあげると、「あなたってハワイのこと知ってるー」です



レイを貰ったあと
ここが、肝心の話でしたね・・・

現代の日本人より、自然と共存していることを実感し、
自然に感謝する心を持ち続けてるようなハワイの人たち・・・

特に学校教育とかもしてると聞きます。

フラを習ってる人なら、なおさら、そのことを
踊りの前にたたきこまれてるはずです

だから、自然の恵みから作られたレイを貰ってすぐにゴミ箱ポイはありえません

レイは、その香りや姿を十分に楽しんだあとに、
土に埋めたり、木に掛けたり、海に返したり(海のものではないけど・・・
自然からいただいたものは自然に帰すようにするのです

ハワイの自然に対して「ありがとう」の気持ちをもって、
そのときに可能な方法でレイとお別れすれば良いそうです


これって、ハワイに限らないの・・・
だって、私たちは、日本にいるからね

これは、日本の自然へも同じことです

日本で生まれたお花もレイになってくれるわけで(その機会のほうが多い)
それなら、ちゃんと、日本の土に返してあげれば良いと思う。

で、ハワイから来たレイなら
やっぱ、海に返すと・・・帰れるかも・・・

つながっているからね太平洋


長くなったので、
フラのときのレイのちょこちょこ話なんかを
「その2」って感じでやっちゃいまーす