いつか南の島で暮らしたい

ハワイ大好きな夫婦です。ふとっちょ嫁、ももなとんの日ごろのつぶやきです。

HULAの楽しみ方

2005年10月19日 | フラ関連
私、フラを習っています。
1999年に、なんか、体を動かそうと思いたち、ケイコとまなぶを購入。
フラメンコかフラダンスかなあ?と思いながら、これぞと思ったお教室に電話。
フラメンコは、はじめから、専用の靴とカスタネットを買わなきゃならないというのが判明。
(青と赤の小学生ノカスタネットじゃ、ダメでした。きっぱり・・・)
しかも、続くかわからんのに、靴が2万円とか、カスタも、確か高かった。
で、身ひとつで行けそうな、フラダンスを見学。
たまたま、お邪魔したお教室がいまも通っているところです。
腰をクネクネ、ムームー着て、優雅に踊るイメージしかなかった私にとって、
古典のフラは、衝撃でした。
ちょうど、お教室は、私が入った2ヵ月後にハワイで行われる、
ワールドインビテーショナルフラフェスティバルに出場。
しかも、その年は、総合優勝を果たして帰ってきたという、
そりゃあ、熱のこもった、しかも、かっこよいレッスン風景だったわけです。

「来週から通います。よろしくお願いします」と即決しておりました。
フラメンコなんて、どこへいったのか??

で、2年ほど、体調を崩し、ブランクがあったのですが、
今年2005年より、復活、レッスンに通える、すべての状況に感謝です。

今、かなりのブームなようで、いろんな理由でHULAを習うと思います。
私も動機は体を動かしたいでしたから、どちらかと言えば、スポーツクラブ感覚でした。
でも、曲のふりが追えるようになると、あてぶりがかわいかったり、
メロディの心地よさにどんどんはまりました。
衝撃を受けた、古典のHULA。
神にささげたり、王族にささげたりした踊りです。
昔は、選ばれた男性しか、踊れなかったとのこと。
自然にあるものを加工した楽器のリズムと、チャントというハワイ語の声音だけに
合わせて、踊ります。
もちろんきれいなドレスを着て踊る現代フラも素敵ですが、はじめの衝撃のまま、
まったく違う雰囲気に魅了されています。

でも、つくづく、ほかの国の文化ですから・・・奥が深いし、難しいです。
まず、ハワイ語がわからない・・・
だいぶ、よくでてくる単語はわかってきたけどなあ。
私の通う教室は、先生がハワイでフラの先生として修行を重ねている人なので、
いっぱい知識ももらえますが、その分、えらく厳しいです。
あたり前の話です。
だって、日本人の私たちが、ほかの国の文化を模写するのですから・・・
ええ加減なことしたら、ハワイの人に申し訳ないですよね。

外国のテレビとかが、ちょんまげの、なんか、それじゃバカな人だよ的な
日本人を日本人としてやってみたりすると、むかつくしなあ。

もちろん、心の問題もありますが、肉体的にもきついですよ。
常に膝は緩めた上体(軽く曲げた状態)でいるので、ふとももの筋トレです。
JI-JIなんて、家でやらせてみると、基本姿勢をとるだけで、筋肉痛です。

で、きつい、厳しいといいながらもなぜ、私がHULAをしてるかというと。
別にハワイじゃなくても、日本にいても、四季おりおりに咲く花たちのきれいさとか、
「今日は雲が早いな~」と空を見上げること、
そんな自然に目や耳を傾けることをついつい、忘れてしまいがちな日常から
引き戻してくれるからです。
それと・・・・
HULAをはじめて、2年目の2001年の11月、幸運にも、ハワイで
大会に出場、外国ハラウ部門で優勝しましたが、
その翌日、アロハタワーで気持ちよく、ショーをさせてもらっていたところ、
ハワイのおばあちゃんが、涙を流して、私たちのフラを
「日本人の方たちがこんなにすてきなフラをするなんて、ありがとう」と感動してくれたのです。
これほどの、うれしいことがありますか?みなさん!!
自分が何かしたことで、人に喜んでもらえるのです。
しかも、私も踊っていて、気持ちが安らぐのだから、
こんな一石二鳥はありませんよね

だから、年をとっても、膝が痛くでも、HULAやりたいです。
自分もALOHA~なBIG SMILEになって、
周りの人も、伝染しちゃうなんて、素敵ですから・・・
HULAの楽しみは奥が深いです。