Masayukiの独り言・・・

老いの手習い日記です。

同窓会(六木会)に出席(1)

2015-11-09 19:23:31 | Weblog

 国分寺の中央鉄道学園土木科で学んだ同期の同窓会(六木会)は毎年この時期に行っている。卒業してから続いていて今回50回目を迎えた。このメンバーは高校から受験した人や、国鉄部内から受験して入った人等年齢に多少の差はあるが、今は全員が70歳以上の年齢となっていて、当時紅顔の青年であった皆さんも、国鉄時代の労働争議や民営分割の荒波に揉まれ、その経験が顏に刻まれているが、今は柔和な老人となって静かに余生を送っているように見えた。ここに出席するのは楽しみであり現職のときは都合で出席できない年もあったが、退職した後は毎年出席するようにしている。

 今年は東京地区が幹事となって、11月9日~10日にかけ、神奈川県湯河原の「ニューウエルシティー湯河原」で行うことになった。入学した時は43名であった同窓も、現在7名が鬼籍に入り、また体調不良の人等があり少なくなった。今回はご夫妻での参加6組、会員7名の19名の参加者となった。残念であるが50年も経つとこのようなことも已む負えない数なのかも知れない。しかし今回は19名以外3名の方は出席を希望していたが仕事で、急遽来れなくなった人もいた。彼等はまだ社会で必要としている人材であり、同期にそうした人がいることに誇りに思った。

 宴会は午後6時から始まった。写真撮影の後、会長の挨拶、乾杯の後マジックを披露した。この3年ほどは私がマジックを行うことが恒例になっていた。しかしそれに叶う多くのマジックは知らないし、既に2回のマジックで持ち駒は概ね尽きていた。また、かさ張る小道具を持って行くことも出来ない。そこで俄仕立てマジックで何とかしようと準備した。しかし慣れないこともあって、皆さんに満足させるようなものは出来なかった。何とか拍手をもらい終わることができたが、ひやひやの連続であった。そのあと宴席の輪に入ったが、今日は酒は飲まないことに決めていた。そして酒に強いことが自慢の私が呑まないことから皆さんから怪訝もされ、心配もされた。理由は別途話すが、そんなことで私自身も盛り上がらなかった。しかし皆さんの酒量は以前より少なかったものの饒舌となり近況や昔のことなど話題に盛上った。その中で6人の奥さん達の話は亭主のことを持ち上げたり、機知に富んだ話は、貫録の付いた女性の強さと優しさを醸しだしていた。

 宴席の後、幹事の部屋に男性陣が集まり、座卓を囲んで雑談した。酒も入り学園生活の思い出や、昔の苦労話、近況、それに会員の消息などタネの尽きなかった。時間が過ぎるのを忘れ楽しい一時を過ごした。気が付くと既に11時を回っていた。女性達も別の部屋でワインなどで盛り上がったようであった。