Masayukiの独り言・・・

老いの手習い日記です。

ワクチン注射

2015-11-07 21:58:47 | Weblog

 10日ほど前から妻からインフルエンザワクチンの注射に行くよう言われていた。彼女は既に行っていて心配してくれてたが、今日は朝早く起きて豊橋の方へウオーキングに出かけた。私も朝食を食べすぐ病院に行くつもりでいたが、テレビを見出すと腰が重くなり、しばらく見ていた。それでも午前9時30分ごろSU医院に行くことにした。ここの医師は我家にとって主治医といえる、両親もこの医師に世話になっている。今回はインフルエンザ予防接種であり、行けば直ぐやってくれるものと思った。しかしSU医院に行くと、待合室は30人ぐらいの人が待っていた。受付で予防接種で来たことを云うと、体温と問診票に記入するよう言われそのまま待合室の椅子に腰掛け待った。

 今日は土曜日であり子供さんずれの若い母親や、サラリーマン風の人も見えていたが、それでも1時間以内には診察してくれると思っていた。しかし、何時になっても呼ばれない。書棚に置いたある週刊誌も一冊読み終わってもまだである。その内に外の車の中で待っている人が、受付で「未だですか、あと何番目ぐらいですか」と聞く人も数人いた。既に午前11時を回っていたので、私も受付に行って聞くと「まだ10人ぐらい前の人がいます。中には病気で来ている人もいますので、ハッキリ申し上げられませんが多分正午頃になるかと思います」と云われた。

 しかし正午を過ぎてもまだ呼ばれなかった。看護師から呼ばれたのは12時30分ごろであった。丁度3時間近く待ったことになる。これだけ待たされると平常心ではいられない。面相も悪くなっていることが分る。しかしそれを出すわけにもいかず極力顏の筋肉を伸ばし普通の顔にするよう心掛けた。看護師も「今日は混んでいて長く待たせてすみませんでしたね」と云っが、私は「順番ですから已む負えません」と云うのがやっとであった。医師の前に行くと直ぐ腕にワクチン注射をしてくれた。そして医師は「揉まなくてもよいし今日は風呂に入ってもいいです」と云った。会話はこれだけで正味1分以内の検診であった。

 今年はウイルス性の風邪が流行ると云われ、病院にくる人は多い。しかし診察までの待ち時間がこのように長くなることは想像できなかった。これは私の責任であるが、病院での待ち時間は多い。現在予防医学が発達していて少しの不調で掛かるケースが多い。これは良いことだと思う。しかし病院に来るのは老人が圧倒的に多い。しかし治療によって完治することもあるが、大部分は病気を押さえたり、散らすことが多いのでないか。それは再発もあり、老人の病院通いに繋がっているのでないか。そのようなことを考えた。