Masayukiの独り言・・・

老いの手習い日記です。

同窓会(六木会)に出席(2)

2015-11-10 21:18:57 | Weblog

 朝6時に起きると、同僚の2人は寝ていたがNI君はいなかった。多分風呂にでも行っているものと思い2人を起こしたが起きる気配はなかった。窓のカーテンを開けると北の空は黒い雲が迫っていて今にも雨が降りそうな空模様であった。天気予報も雨のち曇りと云う予報であった。同窓会には九州や関西などから6組のご夫妻で参加し、今日は多分箱根や伊豆を回る予定かと思うが生憎の天気になってしまった。そんなことを考えながら一人で露天風呂に行った。昨夜も入ったが紅葉した葉を見ながら露天風呂は格別であった。熱い湯船に暫らく浸っていると、知らない人が入ってきた。それまで誰もいなかった。

 部屋に行くと3人の同僚は起きていた。一緒に朝食のため一階の広間に向かった。そこには既に洋服に着替えた何人かの同僚が歓談しながら食べていた。その一角に座ったが、そこは同室3人と九州から見えたIT君ご夫妻がいた。彼とは宴席で話が出来なかったので改めて話しかけた。彼は体調を崩していたが良くなったので奥さんと出席したと云った。今日は観光旅行には行かず直ぐ帰るとのことであった。まだ体調は完全には戻っていないらしいが、それでも出席してくれたことを感謝した。食事が終わった後は自由解散となった。

 因みに同室の3人は、今は茨城、東京、名古屋に在住している人達であったが、今は現職を離れ趣味として野菜など作っていると云った。年齢は私より若いが農業談議では農家顔負けの話をしてくれた。私は家にある柿やミカンの話しをし、上手く収穫できないことを話すと、木の病気や、害虫駆除の方法など私が知らないことを教えてくれた。私達は土木出身で、現職時代に鉄道建設に奔走したが、いまは現職を離れたとは言え、それが野菜や庭木作りに生かしているようだ。同じ経験をした私であるが、彼等はずっと吸収力の速い。そんな時間を過ごし、三々五々帰って行った。

 私は、午前9時過ぎに名古屋のMA君と旅館を出た。微かな雨が降っていたが歩いて湯河原駅に向かった。下り坂を早足で歩くと20分ほどで駅に着いた。彼は新幹線で帰ることから、そこで分れた。駅前のみやげ店で数点のみやげを買い、下り列車に乗り込んだ。今回の同窓会のことを思った。来年は仙台か、福島で行うことが決まったが、年を重ね段々出席者が少なくなった。しかし私は何とか健康を維持し出席したいと思う。統計では日本人の健康寿命は71歳と聞いた。その年齢を既に過ぎているが知らない内にいろいろの部位は弱ってくるものだ。それでも来年も出席しよう。