雲と空  

日々のこと、相撲のこと。

もう おうちへかえりましょう :穂村 弘

2005-10-21 15:52:49 | ひとりごと
図書館で5月にリクエストしていた本が昨日やっと手元にきました。

もう おうちへかえりましょう   穂村 弘 

ちょうど5ケ月。長かった・・・。
私の記憶違いでなければ リクエストした時点で 私の前には3人。
パソコンの画面を見せてくれて 「3」という数字を見たので
たぶん記憶違いや勘違いではないと思うのだけど・・・。

別にそんなに分厚くもなく 内容もエッセイですぐに読めるし
一人1ケ月以上もかかるなんてとても考えられない・・・。

もしかしたら 私の前に借りた人の中に 読み終わって
早く返さないといけないとわかっているのに
どうしても返しに行けない人(身体が行動しなくて)がいたのかもしれない。
穂村ワールドにハマるくらいだから そんな人がいても不思議はないかも・・・。

まだ 1/3くらいしか読んでないけれど
今回も前作の 世界音痴に引き続き 穂村ワールド炸裂。

面白いです。面白いというのは 声を出して笑うような面白さではなく
淡々と面白いのです。(あぁ上手く表現できません)

100%の共感はできないし、大部分同じ行動もしません。しかしながら かなりの部分「あぁ そういう考えや感覚もアリかも・・」と同年代を生きるものとして想像・納得できるものがあります。
でも それは同時に「え?納得できる私も もしかして 穂村チックな部分があるの???」と
ちょっと自分が怖くなったりして・・・。

いつもこの人のエッセイを読んでいると そんな不思議な気分になります。


たぶん 万人に受けるものではないような気がしますが
でも 合う人には すごく合うかも・・・・。

もし 興味を持った方がいらしたら 秋の夜長にいかがでしょうか?(←「秋の夜長」しつこい?)

図書館にあって すぐに借りられるといいのですが・・・。


 エッセイを読むことにより その人の人となりや生き様を知り 自分の人生の糧に・・・と思われる人には あまりオススメできないような気がします。