雲と空  

日々のこと、相撲のこと。

ガソリン

2006-07-31 16:18:47 | ひとりごと
明日から8月。
ガソリンは明日から即 上がるのでしょうか?

ニュースをながらでしか聞いていないので
肝心の「いつから」がイマイチはっきりしません。

しかし 念のため 今日給油に行っておきました。
でも 20Lしか入らなかった・・・。
ま、気持ちだけでも値上がり対策、と。


って 実は 昨日の晩から「明日はガソリン入れに行くぞ~!!」と
騒いでいたわりに 今日はすっかり忘れてました。


買い物を済ませ いつもの道で帰途についたところ 娘が

「もう おうち、帰るの? ”はいおくまんたん”は?」


おぉぉぉぉ~ 忘れておった!! よくぞ 言ってくれた!!(褒めてつかわす。



物忘れがひどいので なるべくメモを書くようにしているのですが
そのメモの存在すら忘れてしまうことが多い 今日この頃。


これからは 頼りになるのは 娘だな。(ってまだ2歳・・・頼りない・・・                                      
                                     頼るなよ・・・。




搭乗券を拝見します。

2006-07-31 13:37:50 | ひとりごと
夏休みということで ご近所の人が娘さんを連れて
1ヶ月弱ほど帰省します。
「夏の北海道」 ですよ。
うらやましい限りです。


しかし、よくよく聞いてみると ご自分の実家とご主人の実家
それぞれ半々。 ご主人がそんな半月も休めるはずないので
ほとんどご主人なしの状態で実家のお世話になるそうです・・・。

・・・・・
やっぱり うちが一番! 暑くても うちが一番! ハイ納得。



ところで そういう風に長いことうちをあけるので
そのご近所さん 最近家族に仲間入りしたハムスター夫婦(恋人たち?)も
一緒に連れて行くそうです。

前年度は カブトムシを連れて行った経験もあるとのことで
同じように 考えていたそうですが 航空会社に聞いてびっくり!
ハムスターって 飛行機代がいるんですね!!

なんと 5500円ですって!!! 
(片道?往復?? 1匹で?2匹で? 聞くのを忘れた・・・大事なことなのに・・・)

(たとえ 2匹×往復 としても)
高すぎる!!  


そんなことなら いっそ留守番させておいて
また新しいのを買えば・・・・ダメです!ダメです!ダメです!!!!
大切な生命です。(ゼーゼー危ないところだった・・・


生き物を飼うっていうのは たいへんなことなんですねー。
それも また子どもにとっては よい学びの機会になるのかしら?
(ふところが痛いのは 親だけど・・・・ 
 ん?親にとっても学びの機会? もう飼わないぞ!って。 


ちなみに カブトムシは 無料です。機内持ち込み可。
ハムスターは 預けることになります。

昆虫ワールドカップ

2006-07-28 08:59:20 | ひとりごと
帰省中の友達(with 子ども2名)と 共に 博物館に行って来ました。 


夏休みということで 「昆虫ワールドカップ」という
世にも恐ろしい企画展があっていました。

企画展名はイマイチ意味不明ですが
とにかく たくさんの標本と 一部 生きている虫たちがいました。

怖かった。怖かった。本当に怖かった。

いきなり 入り口で 写真の↑ 恐ろしい・・・もとい 
美しい虹に出迎えられました。ひぃぃぃぃ~ 
最初から ドン引きの私でした。


でも 友達の子その1(小2男子:虫好き)は とても喜んで
熱心に見ていたので 私も頑張った甲斐がありました。


常設展がなかなか充実した博物館なので ゆっくり見たかったのですが
夏休み特別企画「クイズラリー」のため
子どもたちは 「見る」ことより 「クイズ」探しに夢中になり
館内駆け回り・・・ あまりゆっくり見ることはできませんでした。
展示物に興味を持ってもらうためのラリー企画が逆効果だという・・・。
ありがちですね。(トホホ


この博物館で私が一番好きな展示、リアルに(スムーズに)動くでっかい恐竜がいるジオラマ
ゆっくり見られただけでも ラッキー!良しとすべきか!? 


子どもが大きくなると 夏休みは毎日たいへんなんですねー。
そういうのにも ちらっと触れられた1日でした。

 

早くも コスモス 開花 

2006-07-28 08:39:06 | ひとりごと
我が家のコスモスが今朝開花。

・・・早すぎる。


注意書き通りの時期に種まきしたのに。
それも 種まきオススメ時期の終盤で。


去年もそうだったのですが 夏の盛りに2,3の花が咲き
そして 灼熱のベランダでは 長持ちするはずもなく・・・・
ほどなく全滅。
秋を待たずに つぼみのまま枯れるものも多かったです。

地面(コンクリート)の熱が直接こないようにレンガで少し
上げているんですけどねぇ。そのくらいじゃダメなのかな?

今回は あぁ どうぞ長持ちしますように


話は変わって、
食べたあと アボガドの種を植えたら 芽がでました。
「たまに発芽することがあり 観葉植物として楽しめます」と
どこかで読みました。

コチラの方は うちのベランダでは 冬になると凍死しそうですね。
(室内用の鉢に植え替えてやれ???  
まだまだ数枚しか葉がでてませんが 寒くなるまでの間
楽しむことにします。


秋~冬の 我が家の荒涼としたベランダが 想像できるでしょー。 


 

火の山 -山猿記

2006-07-27 08:30:09 | ひとりごと
NHKの朝ドラ「純情きらり」の原作ということで
先の気になる私は 図書館から借りて読みました。

(前に 上中下 あると書きましたが 上下の2冊でした。失礼しました~。)


感想は・・・・

えっと・・・これは あの「純情きらり」とは別物です!(キッパリ

登場人物の名前は一部同じですし その性格も「火の山」に準じていますが
でも ストーリーは異なる部分が多く 全く別のお話と思って読むべきですね。

小説の方の舞台は 岡崎ではなく甲府。
つまり ”八丁味噌の老舗のぼっちゃん達彦さん”なんてありえません。

達彦さんは 「さて桜子もお年頃になったし 誰か良いお相手でも」ということで
とあるつてから突然浮上してきた東京に住む松井家の一人息子。
幼なじみでもなんでもありません。

だいたい 有森家の子どもは4人ではなく8人。
そのうち下の4人が 今ドラマに出演中の(笑)
笛子、杏子、桜子、勇平。


桜子と斉藤先生のロマンスも 桜子が1浪して音楽学校を受験することも
マロニエ荘で達彦さんと親しくなることも キヨシくんが桜子に想いを寄せることも
すべて テレビドラマのみの話。

ただ 状況が違っても誰と誰が結婚して子どもが生まれて・・・という事柄は
小説の家計図通りに話は進むようです。


例えば 小説では 杏子は最初に小樽の銀行家吉川と結婚、
片耳が聞こえなくなるほどの暴力を受け離婚、
その後 随分経って結核で妻に先立たれ 同じく結核を患う2人の子持ち鈴村と
再婚します。 
テレビドラマでは 状況こそ違え 杏子の結婚相手は 吉川、そして
もうすぐ登場する鈴村と 名前は同じです。

一番面白いな、と思っているのは 杉 冬吾という人の描かれ方。
テレビでは 西島秀俊が演じているということもあり ステキですよね。
でも 小説の冬吾は もっともっと天才肌で 日常生活を送るための
ごくごく普通の能力、普通の人だと能力と意識するまでもない無意識のような行動までもが 欠落しているのです。
下駄を履こうとして 片方裏返っていたら それを元通りに直して履くことさえ
できない人、と。
そして もっともっと 小心者なんです。
戦争が始まる、結核は流行する、と 死というものが
今よりもずっと身近であったその時代。 
彼は幼い頃の怪我の影響で片足を引きずるため兵役は免れることができ
また結核の兆候も全くないにもかかわらず 異常に死の影におびえています。
それくらい小心者だったのです。

興味深く思っていろいろ調べてみたところ どうもこの杉 冬吾という人は
著者の父親がモデルではないか、と言われています。
著者自身直接の記憶がほとんどない父親、太宰 治です。

いや~ この人 太宰治の娘 だったんですね~。
物を知らない私は然知りませんでした。

この「火の山 -山猿記」というのは
第二次世界大戦をはさんだ激動の時代を生き抜く家族の姿を
描いています。
その時代ゆえ 小説の中では たくさんの人が亡くなります。
実にあっけなく亡くなります。

病に倒れどう見ても死期間近と思われる家族、
しかし まるでそれをわかっていないように
もっと先の将来のことを夢見る本人。
動くこともままならない 寝たきりでやせ細った自分の腕を見ても
それに気づかないのか? 死は怖くはないのか?
遣り残したことが多すぎるとうらみたくはならないのか?
・・・・しかし 本人はあくまでも静かに
昨日の延長の今日を生きている。
世に生を受けるのも偶然、だとしたら
生を奪われる(失う)のも 実は偶然で
本人にしてみれば 何の感情もないものかもしれない。

そんな一節がとても印象に残っています。
(記憶を頼りに書いているので 原文はちょっと違うかも)

字が小さいし太いので 最初はどうかな・・と思っていたのですが
読み始めると ぐんぐんと引き込まれて
(下)はほぼ一気に読んでしまいました。
読み終わり 気がつけば 朝5時半すぎ・・・。
えぇ もうしっかり明るかったです。新聞も来てました。


純情きらり とは登場人物の一部は似ているけれど
全く別のお話 ということで 
私としてはオススメの本です。

テレビドラマ、よくよく見てみると テロップでは
”原案  火の山-山猿記 ”となってました。
なるほど 「原案」ですか・・・。そうですね。