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もぐらスコープ

見たこと思ったこと、日々の生活

harusame

2007年04月23日 | 日記・エッセイ・コラム

昨日は雨の日曜日でした。雨の上がっている、ちょっとの間に庭に出て花の写真をとりました。

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人にもらったスズランを庭に植えてから10年以上、毎年春になると芽が出て、間違いなく花が咲きます。そしてスズランエリアは着実に広がっています。

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これは雑草なのでしょう。でも、この可愛らしい小さな花を見ていると、草とりの時にも残してしまうかも。
植物の世界とはいえ、外見の姿が人生を左右することもあるのだろうか・・・などと考えました。
【追記】この花は「マツバウンラン」です。
秋風春風さんに教えていただきました。

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この花も毎年きれいに咲いています。紫色が美しい。。花の名前を知らないのですが、ラン科の花でしょうね。
【追記】この花は「シラン」です。
ねじっこさんに教えていただきました。

昨日は夜になっても、ずっと雨が降っていました。
激しい雨音に混じって「トン!トン!」と音がして、ナナとハルも「ムムッ?」と耳をそばだてていました。私は外がよく見えるように、また外から部屋の中の様子が見えないように、あかりを消して障子を開け・・・そばに来たハルと一緒に目をこらして見ました。特に変わったことはありませんでしたけれども、雨降りを見るのがしみじみと楽しくて、しばしぼんやり。
時々車が通って明るくなったときに道がよく見えて・・・
「おぉーっ、降ってる、降ってる!」
ハルは分かっているのか、分かっていないのか、黙って聞いていました。


遠い昔のことじゃったぁ~

2007年04月19日 | 日記・エッセイ・コラム

「あのドラマに出ていた人誰だっけ?」というようなことが増えてきたような気がして、これはちょっと・・・と思い、そのまま思い出さないでいると脳の回路が切れてしまうと(本当かどうかは???)聞いたこともあり、なるべく思い出すようにしています。芸能人・有名人の名前、よく見ていた海外ドラマの登場人物の名前等々。。ちなみに、この前しばらく考えて思い出したのは、英国の首相の名前です。そうやって心がけていると、以前に比べて思い出せるようになってきました。
・・・・のですが、話をしていて固有名詞ではない普通の言葉が出てこないときがあり・・・2、3日前には、犬の話をしていて「純血種」とか「血統書付き」というのが出てこなくて・・・「種類のある犬」と言ってしまいました。何じゃそりゃ。。。こういう言葉は人名などに比べて思い出せないときに困ってしまいます。

Tsutsuji

つぼみだった庭のツツジが、とてもきれいに咲いています。


shampooing

2007年04月12日 | 日記・エッセイ・コラム

狂犬病予防の注射の日が近づいてきたので、ハルのシャンプーをしました。
いつもシャンプーの後に、柵のあるベランダみたいなところに出て、ある程度自然乾燥するので、まずそこを掃除。初めにほうきで掃き、ホースで水を流してきれいにします。それを見てハルは「シャンプーされるんだ~」とソワソワ・ドキドキ。
ベランダが乾いたら、いよいよシャンプー。「いや~ん」 逃げてもダメだよ~。
お風呂場へ行っても、私の後ろに隠れたりします。あと困るのは『ブルブル~~!』です。冷たいっ!
なんだかんだ騒ぎながらも、サッパリきれいになったハル。

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『ベランダの掃除をしていたら、シャンプーだと気が付く』とか『いよいよ風呂場へ行くときは、耳をペタンとして逃げる』とか嬉々として思い出したり、話したりします。どうしてこんな事が嬉しいんだろうか・・・とあらためて思いました。“親バカ”なのでしょうか。親バカって何でしょうね・・・。

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おまけ


思えば遠くへ

2007年04月02日 | 日記・エッセイ・コラム

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桜を見ていたら、「もうすぐ入学式だなぁ」と小学生の頃を思い出しました。
宿題を “しくだい” と覚えてしまい、初めは意味もよくわからなかったこと。
先生が「頭の後ろにもう一つ目があるから、黒板の方を向いていてもみんなが何をしているかわかるぞ!」と言われたのをほとんど信じていたこと。素直(?)でした・・・。

古い方の校舎には空襲の跡といわれる波打った階段がありました。
1年生の時は、2年生・3年生がずいぶんお姉さんに見え、6年生は半分大人に思えました。

短大の時の先生が「人間は、自分の外側に合わせた行動・言動をとる。中身はそんなに変わらないものだ。それがわかると人間というものがわかるようになる」と言われていたけれど、わかるようなわからないような話です。たしかに、大人になってみても、子供の頃に想像していた“大人像”とはかけ離れた、子供の時と全然変わっていない自分がいる・・・と思うこともあります。

記憶ということを考えると、自分の過去の気持ちを思い出すことは出来るけれど、気持ちそのものを又体験することは出来ない、一瞬一瞬に自分は新しくなっている・・・と感じます。

(4月から原則として月・木更新に変更しました)


家路

2007年03月23日 | 日記・エッセイ・コラム

昨日の夕方、車で家へ向かっているときにラジオから、ケニー・Gの「シルエット」が聞こえてきました。
その時なぜか、ケニー・Gのソプラノサックスのメロディーが、すぅーっと私の心に吸い込まれていくような感覚になりました。
今までも聞いたことはあるのに、その時はまるで私の心がスポンジになったようにどんどん吸い込まれていきます。
感動する、ともまた違う感覚でした。
それは・・・とても良いお天気だった一日が終わりに近づいている、陽射しは傾きかけている、特別良いこともなかったけど特に落ち込んでもいない、そんな気分で家に向かっている、その時の私に「ぴったり」していました。音楽が寄り添ってくるような感じ・・いいなぁ♪

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庭のツツジのつぼみ(今日の夕方撮影)


われ思う。ゆえに、

2007年03月20日 | 日記・エッセイ・コラム

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「足の小指がかゆい!」また寒くなったので、またまたしもやけか!?
春まだ遠し・・・。

そんな今日この頃、先月46歳で亡くなった池田晶子さんの『41歳からの哲学』を読みました。前に一度、池田さんの本 たしか『新・考えるヒント』の書評を読んで、面白そう!と思いチャレンジしたのですが・・・、“やさしい文章で哲学を”とのことではありましたが、よく分からず挫折。でも亡くなったというニュースが心に残っていて、この本を手に取りました。
『41歳からの哲学』は週刊新潮に連載された文章をまとめたもので、3ページで一区切りだし、その当時のニュースを取り上げているのでわかりやすく、大丈夫でした。そして、とても面白かった!!「本を読む。そして自分の頭で考える。それこそ人生の愉しみ!」

考えるといえば、私が最近、自分で不思議に思うことは、ナナが猫、ハルが犬であることを忘れてしまうことです。ナナはナナという存在、ハルはハルという存在と考えていて「そういえば猫と犬だった!」とふと気が付くのです。
初めは子猫と子犬。そして猫のナナと犬のハルへ。さらにナナという猫とハルという犬になり、ついにはナナはナナ以外になく、ハルはハルそのものになりました。
そうして、私は時たま家にいるのは猫と犬であることを思い出します。


マーチの朝

2007年03月09日 | 日記・エッセイ・コラム

今朝、登校する小学生が口笛で『ミッキーマウスマーチ』を吹いていました♪ なんというウキウキ感!

4日の日曜日に近くの梅林へ梅を見に出かけました。まだつぼみのある種類もありました。紅梅に白梅。桜もいいけど梅も可愛らしくてとてもいいですね。

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その梅林には、たくさんの梅、何本かの椿、そして一本のマンサクの木がありました。マンサクって不思議なたたずまいの木ですね。てっきり花が終わった後かと思ったら、黄色の細いものが花びらだそうです。梅を見に行ったのに、どうしてもその一本のマンサクの木に目を奪われてしまいます。『春に先ず咲く』あるいは『萬年豊作(豊年満作?)』からその名が付けられたとのこと。どちらかというと、めでたいイメージの木なのでしょうか・・・。

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大きくて枯れたような葉っぱと、花が終わった後に残ったおしべに勘違いしてしまった黄色の花びら・・・おどろおどろしい~、でも魅力的。下のような写真もとってしまいました。

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イヌになった日

2007年03月06日 | 日記・エッセイ・コラム

2月の下旬頃から、散歩をしているとたまに強い花の香りが漂ってきました。左右を見てもそれらしい木はないので、しばらくはその香りに春を感じているだけでした。
ある朝「花を見つけよう!」とキョロキョロ。キンモクセイみたいな大きな木をイメージしていましたが見あたらず、ふと目を留めた白とピンクの花に近寄ると、まさにそれでした。意外と小さい。

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ネットでたまたま同じ花の写真を見つけると「沈丁花」と書いてあります。ガーン!これが有名な沈丁花。花も香りも知らなかった・・・今は知っているから、まあいいか・・・。

休日に「あの桜はどうなったかな?」と、また隣の町まで散歩したとき「沈丁花」の香りがしました。立ち止まってキョロキョロ「あっあそこに咲いている!」
ムムッ、鼻から先に花に気が付いた!ハルはいつもこんな感じで散歩してるの?私は今、イヌ的散歩をしている!?


さ~く~ら♪

2007年02月27日 | 日記・エッセイ・コラム

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日曜日、朝のハルとの散歩で隣の町の小さな公園まで足をのばしたら、桜らしきものが咲いていました。
「えっ!?」もう七分咲きくらいにはなっているので本当に桜かしら?と近寄ってみました。
木に詳しい方ではありませんけれども、これだけはテレビで見た情報をしっかり覚えています。曰く、普通、木の幹や枝には縦向きに線が入るのだが、桜だけは横向きに線が入る。(あってますよね?)
この木の線はたしかに横向き、桜です。しかもソメイヨシノに見える・・・。フラフラとあてどなく歩いてたどり着いた公園で桜が見られるとは、ラッキー!
何枚か写真をとり、あいにく空が白っぽかったので、前にハルを座らせてバックに桜を持ってきて賑やかにしようと思いました。
ところが、めったにいかない散歩コース。ハルは公園に来るまでも「鼻が地面にガリガリなっているのでは?」と思うほど熱心ににおいを嗅ぎ、公園でも桜を見る気など全く無し(当たり前か・・・)お座りしてもカメラを構えてとろうとすると動く・・・。「待て」となだめすかし、ハルの顔を下から狙い、上の方に花を入れるために、私が低ーくなると、ハルも私に合わせて限りなく低くなり、フレームアウト・・・。
ダメじゃん。

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空の色

2007年02月16日 | 日記・エッセイ・コラム

昨日から、また寒くなりました。今朝も放射冷却で冷え込んで、身の引き締まるような気分でハルとお散歩へ。「寒いけれど、ずいぶん明るくなってきたね~」なんて言いつつ、その帰り道、ふと見ると家の屋根や壁がピンク色になっています。朝日にしても、ピンク色になるなんて面白いなぁと思いましたが、角を東の方へ曲がると本当に空がピンク色に輝いています。ズンズン歩いていって、家々の屋根が隠していた東の空がよく見えてきました。そこには、うろこ雲がピンクとグレーの濃淡で一面に広がっていました。朝焼けでも夕焼けでも、そこに雲があるのと無いのとでは大違い。雲に光が当たって輝いたり、様々な色を見せてくれるのが大好きです!今朝は、まだ葉のない木と電線が影絵のように模様を付け加えています。私は、普段の散歩の時にはカメラを持って行かないので、急いで家に戻りカメラを手に空のよく見えるところまで行きました。でも、空はもう色を変えていました。残念・・・。たとえ、カメラを持っていても朝焼けや夕焼けを綺麗にとるのはなかなか難しかったかもしれません。

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雪の降った2日の夕方の写真です。穏やかな空でした。
信号で止まったときに撮影したので、電線が邪魔ですが・・・。