goo blog サービス終了のお知らせ 

もぐらスコープ

見たこと思ったこと、日々の生活

虹とインド

2007年08月10日 | 日記・エッセイ・コラム

今週の初めは、とても良いお天気から、にわかにかき曇り、いきなり激しい雷雨となる日が続きました。
火曜日の夕方、図書館へ行くときにも暗くなり、雨が降っていました。でも図書館から出ると空が明るくなっていました。雨が止んだかと思いきや、まだ降っていて・・・そして、虹が出ていました。

Rainbow810

坂の上の方で、傘をさしながら虹の写真をとっていると、右側から女子中学生のたくさん乗った塾のバスがやって来て、「何やっているのかな~?」と、何となく注目を浴びたわたし。そのバスが、わたしの前で虹の出ている方へ曲がっていくと、「わぁーっ!」と歓声が聞こえてきました。

そして、もう一つの話は・・
うどんでも、食べに行こうかと、国道3号線 宗像(むなかた)あたりを走っているとき、『本格インド料理 MINA(ミナ)』 の看板が目に入りました。
以前は「廻転寿司」であったはずが・・・「インド料理~!」 時々無性に食べたくなるもので急遽予定変更、さっそく入ってみました。
インドのカレーを食べるときは、わたしは断然『ナン派』です。このお店には、ひき肉のナンやチーズナンなど初めて見る種類のナンもありました。チーズが好きなので、『チーズナンセット』をチョイス。いつもの通り辛さは0倍で。セット内容は、カレー2種類、タンドリーチキン、シーカバブ、パーパル(せんべいみたい)、サラダ。
美味しくて、大満足。

India8101

店内には 『ナンおかわり自由』 のはり紙がありました。(多分、普通のナンだと思います)ここのナンは大きいし、しかもわたしはチーズ入りを食べていたので、お腹いっぱいになっていましたが、「ナン下さい」とおかわりをしている人もいました。
写真のチーズナンは、四つに切り分けてあります。

India8102

他のセットでは、ご飯も選べます。


水もしたたる・・・

2007年07月26日 | 日記・エッセイ・コラム

今朝、ハルとの散歩のときのこと
セミが「ワァワァ」なく並木道を歩いていました。
後ろでバサバサッと音がしたかと思うと、腕に水がかかりました。
「あっ!冷たい!・・・これって、もしや・・・」
背中を見ると、ブルーのTシャツに、点々と水の後。
バサバサッの音はセミの羽音で、かかった水は・・・いわゆるセミのおしっこ。。。
ガ~ン。。と思うとともに、初めての出来事に何だか楽しい気持ちにもなりました。

Semi726 現場(つまり、いつもの散歩コース)の写真です。
(夕方撮影)
夕方になっても、セミたちはあらん限りの声を張り上げていました。


town of the apes

2007年07月13日 | 日記・エッセイ・コラム

なんだか、ブログに書くことが思いつかなくて、ハルと散歩の時に、デジカメを持って行ったりすることもあるけど、猿に会うなんていう珍しいことが、そうそう起こるはずもなく・・・。

あっ、そういえば、7月1日に、また猿を目撃しました。
そのときは、いつものごとくハルが立ち止まって道をクンクンやり出したので、手持ちぶさたなわたしは、何となく後ろを振り返ると・・・住宅地の道路を、何かがのっしのっしと横切って歩いて来て、わたしのいる側の歩道に座りました。
「ねこ?・・いや、さる!」
猿と会ったときには、いつもネコと思ってしまう。猿がいるなんて、全然考えないからだなぁ。。
距離はあるし、今のところこっちに来そうではないけど・・・これって、この間よりヤバイ状況・・・。でも、カメラ・・ある・・・写真とろうか。。犬連れなのに、そんなのんきなこと考えていいのかな? それとも、警察に連絡?
携帯電話を持ったり、猿を見たりしているうちに、
パッと猿が消えていました。というか、立ち去ったのでしょうね。
ハルがいなかったら、あとをつけたかったけど・・・。
ハルはやっぱり猿に気が付いていない!?犬としても、のんきすぎるのではないかな~。

隣の町だけでなく、うちの近所にもお猿さんが「出現」して、犬の散歩お知り合いの間でも、その話題はタイムリーです。「犬の散歩中に、親子連れの猿が、歯をむき出して襲いかかってきたらしい」などの噂が飛び交っていて、特にシーズーなど小さな犬を連れている人は怖がっています。
わたしが会うときは、お猿さんはいつも落ち着いて大人しいんだけど。。。たまたまかも・・。早く山に帰って欲しい。


新しいテーマ曲

2007年07月06日 | 日記・エッセイ・コラム

France76

本当に久しぶりに、美容室へ行って髪を切りました。どのくらい行っていなかったかというと・・・なんと!半年ぶり!!
ショートヘアではないけれど、長い間切らなくても平気な位のロングヘアでもないし、しかも私はくせ毛なので、まとまりにくいのです。
半年ぶりって、女子として、どうなんだろう。。。

ところで、わたしはもちろん『女子』という年ではありません。。。でも、ラジオでミュージシャンの杏子さんが『女子』をよく使っているのを聞いて、「いいな」と思ってたまに使っています。
『女性として・・・』
『女として・・・』
では、重いような感じで、しっくりこないんですよね~。

♪お知らせで~す♪
『もぐらスコープ』のテーマ曲が、7月1日から新しい曲になりました。
オンリ・デュティユー(Henri DUTILLEUX)作曲『牧歌(BERGERIE)』という曲です。今回もPINK MOZARTに制作してもらいました。前回のテーマ曲よりも、格段に音質が良くなっています。左上の白いピアノのイラストをクリックして、聴いてみてください♪

オンリ・デュティユー(1916~):
20世紀フランスの最も偉大な作曲家の一人であり、印象主義者の音楽的所産の和声法と楽器法を用いて、古典的伝統に柔軟性を取り入れることに成功した。奇をてらわず、心の内に秘めた詩的真実の表現だけを追求する。   
たとえ作品の数は少なくとも、『狼』『夜はかくのごとく』『はるかなる遠い国へ』そして『2つの交響曲』などは、その審美的かつ精神的寄与において重要な作品である。
HENRY LEMOINE: "Jardin d'enfants" 
オンリ・ルモワーヌ社版 ピアノ曲集『子どもたちの庭』 より

【追記】この曲の公開は終了しました。


紫陽花の朝

2007年06月07日 | 日記・エッセイ・コラム

Ajisai67

朝の散歩のとき、昨日まではまだ肌寒く、長袖を着て出かけていたのに、今日は長袖では暑そうな雰囲気。本当は暑くても日焼けしてしまうから長袖が良いんだけど・・・半袖のTシャツを着て行きました。
いつも会うおばあさんと
「散歩に一番いい季節だね~」なんて挨拶を交わしつつ、朝の空気が、半袖の腕に冷たくて気持ちいい~。
途中、あちらこちらで紫陽花がきれいです。どちらかというとここら辺では、ピンク系よりも、ブルー系が多く見られました。
てくてく歩くうち・・・う~ん、涼しくていいと思っていたけど、だんだんそうでもなくなってきた。特に日なたはすごく暑くて、これから先・・・夏が思いやられます。。。


しみじみ

2007年05月27日 | 日記・エッセイ・コラム

Hashi56_1

藤沢周平作品って『蝉しぐれ』や映画になった話は武士が主人公なので、武家の話ばかりかと思っていましたら、短編集を読むと江戸に住む職人や商人たちなどが主人公の話もたくさんありました。武士に比べてみれば、その登場人物には「しばり」は少ないかもしれませんが、やっぱり生活するのは楽ではありません。それぞれの人に、それぞれのドラマがあります。
どの話もとても面白いのですが、いくつかの作品の好きなところは、自分の思っていたのと違うけど何となくこれでいいのかもしれない・・・と主人公がしみじみするところです。

そこで、思い出すといつもしみじみする私の思い出を一つ。
小学生の時、学校で年に1回マラソン大会らしきことが、行われていました。
高学年になると、学校の外まで出て、かなり長い距離を走ります。たしか5年生の時に、はじめて外まで走ることを経験して、すごくきつかったのですが、頑張って完走しました。
わたしは運動全般苦手で、体育の時間は嫌いでした・・・でも、大会が終わってしばらくすると、自分はもう少し走れたのではないかなぁ、もっと頑張れたのに・・と大会のことを思い出すたびに考えるようになりました。

そして6年生の時のマラソン大会。
わたしは、頑張りました。頑張って、肺が苦しい~~。そのとき!去年も同じ苦しさだった!去年も精一杯頑張った!ことを思い出しました。自分のことなのに・・忘れていた・・・。
後から色々考えることは出来るけど、もしかしてその時はその時で頑張っているのかもしれない~。
こ・れ・で・いいのだ~♪


カラスたち

2007年05月23日 | 日記・エッセイ・コラム

Tsubomi_2

カ~ラ~ス、なぜなくの~、カラスは山に~~♪

カラスにだって親もあれば子もあるだろうに、何となく疎まれる存在。
ゴミを荒らしたり、人間にとって困ったこともしていますが、実はこっそりスズメもゴミを荒らしていました。挙げ句の果てに『不吉なもの』のように言われてしまい・・・。
わたしはカラスにいわれのない偏見は持つまいと思いました。そう思うところが、もう特別扱いといえるのですが。

でも、ある朝の散歩にて・・・中学校のそばの公園に近づくにつれ、その公園の異様な雰囲気に気が付きました。とにかくカラスがいっぱいいる。。。何十羽ものカラスが公園の木に、電線に、あっちへ行ったり、こっちへ行ったり。見ると中学校の校舎の屋上にも!
「いったい何をしているんだろう」と、ハルと少し立ち止まり、普段より低空を飛ぶカラスを見ていると、同じく犬の散歩中の男性が
「カラスは群れで少しずつ移動するんですよ」と教えてくれました。
数日後、今度は丘のようになった木のたくさんあるところに、カラスが群れていました。
「移動している・・・」
そして、この間・・ハルと玄関を出ると・・その前から鳴き声がしていたので予感はしていましたが、うちのまわり、家々の屋根に、電線に、たくさんのカラス・・・。何羽かは、激しく喧嘩しています。とまってはつつく、飛び立って空中でも争う。『カァーー!!』鳴き声も怒っている。。「なんで・・・?」
負けた方が、ドサッと落ちてきやしないか。。。こわい・・・。

この『こわい』気持ちは一体・・・心の中にカラスへのおそれがやっぱりあったのか・・・、いや、わたしは目の前の情景 “黒い鳥が集まり、大きな声でなく様子” が、心におそれを呼び起こした、と感じました。そして、科学的根拠がないにせよ、どうしてカラスが不吉に思われるようになったのかわかったような、昔の人と心が通じたような気がしました。

写真は、はじめにカラスのいた公園の桜の蕾です。
今年の花の前に撮影しました。


みかんの花

2007年05月10日 | 日記・エッセイ・コラム

みかん(柑橘類)の花の香りを、実際にかいだときに、あまりに強い香りにビックリしました。
庭に漂うその香りを、はじめは花の香りだとわからず、いったい何事かと思ったほどです。
そこで思い出したのは、「みかんの花咲く丘」の歌です。
みかんの花の咲いている思い出の丘は、この甘く強い香りに満たされている・・・あの歌のイメージがぐんと広がりました。
そして、丘を歩いて思い出すお母さんのことは、みかんの花の香りをかいだときにも鮮やかに思い出されるのでは?と思いました。

Mikan

これは多分カボスの花だと思います。

Mikan1

これは多分夏みかんだと思います。
濃い緑の丸いところが、みかんになるのでしょうね。


サクランボと女王陛下

2007年04月30日 | 日記・エッセイ・コラム

昨日の朝、久しぶりにあの桜の公園へ行ってみました。桜の木にはすっかり青々と葉がしげっています。よく見ると、小さなサクランボがいっぱい!!この桜はサクランボの出来る種類でした♪

Cherry

もう一つは映画の紹介です。
『バベル』とどちらを観ようかと迷ったのですが、昨日『クイーン』を観てきました。ダイアナ元皇太子妃の事故死から国葬までの1週間を描いた映画です。エリザベス女王陛下と英国王室、就任したばかりのトニー・ブレア首相のその時とは・・・。
『クイーン』でアカデミー主演女優賞に輝いたヘレン・ミレンは、以前『第一容疑者』というテレビドラマで、テニスン警視役を演じているのを見てから好きになりました。『第一容疑者』は刑事物なのですが、何となく暗くて、やりきれなさが残るような・・・そのドラマで警視役のヘレン・ミレンが女王陛下の役を演じるというのは、少し意外な気がしました。でも映画を見ると引き込まれて、女王陛下そのものに思えました。苦悩、そのお人柄・・女王陛下の信念に強い尊敬の念を抱きました。
スコットランドの風景がとても美しかった。そしてコロコロとついてまわるコーギー犬たち、元気いっぱいのラブラドールに大注目!
英国王室の“しきたり”も興味深かった・・。音楽も良かった。。物語がとても良かった。。。

映画を見る前に、岩波書店のPR誌「図書4月号」 黒岩徹さんの『泣く』という文章をたまたま読んでいて、あまりに感情的になると冷静な判断が出来なくなるという内容なのですが・・・・最近の日本人はよく泣くようになった、日本の武士とイギリス人は泣かないように、自分の感情を抑えるように教育された。そのイギリス人が泣きわめいたただ一度の例がダイアナ元皇太子妃が亡くなったときである云々・・・・
マスコミのことなど色々考えました。


春になれば♪

2007年04月26日 | 日記・エッセイ・コラム

ブログをはじめたこと、写真をよくとるようになったこと、前よりも色々なものに目がとまるようになりました。
この春に気が付いたのは、春先の葉の色のことです。
芽吹いたばかりの葉には、黄緑色に少しだけ土の色が混じっているようです。
少し弱いような木々の葉の色が、晴れていても少しかすみがかかっている空の色をバックに「ひゃ~っ!」と上へ向かっている。。
なんだろう・・弱いけど強い“予感”

Tree1

いくつの頃だったか・・・縁側に座り、太陽がかくれたときに庭が「わぁっ」と暗くなり、太陽が雲から顔を出したら明るくポカポカになる、その様子をながめてお日さまを感じていた、そんな時間を過ごしていた小さい頃。
わたしは木と風の関係についてある考察をしました。
すなわち「風は木がおこしている」
なぜならば、風が吹いているときには必ず木がゆれているからである。
うちのそばには大きなクスノキがあったので、日々その木をながめていて、ついに「ははぁ、木が枝や葉をいっせいにゆらして風をおこしておるのだな」という結論にいたりました。