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もぐらスコープ

見たこと思ったこと、日々の生活

新日曜美術館 9/16放送

2007年09月17日 | テレビ

日々、いのち新たに
~日本画家・堀文子89歳の鮮烈~

日本画家の堀文子さんのお宅を、司会の黒沢アナウンサーと壇ふみさんが訪問してインタビューされました。
堀文子さんは 「花の画家」 と呼ばれ、生きるためにととのえられた形を、じっくりと観察して描いておられます。
花の絵を、やすやすとロマンチックに描くことはできない、綺麗ではあるけれども観察するとおそろしい生きものであると・・・命のすごさみたいなものでしょうか。

たった一つの小さな種から何百年もかけて見上げるようになった大樹、ヘアースプレーで球体のまま固められたタンポポの綿毛や霧吹きをかけて浮かび上がらせた蜘蛛の巣の美しさを
「すごいでしょー、きれいでしょー、人間が偉いと思っても、こんなことは出来ないのよ」
とおっしゃる様子は、とてもいきいきされている・・・
「険しいところへ5ミリでものぼりながら死にたい」とも。
堀文子さんは自分のことを「わたくし」と、そして自然な敬語が美しく、とても素敵な女性でした。

わたしも観察しました。

Tsubomi917

これが

Hana917

こうなりました!


新日曜美術館 9/9放送

2007年09月12日 | テレビ

この人が語る私の愛する画家 「山田太一 私と浜口陽三」

銅版画家の浜口陽三さんの作品を愛してやまないという山田太一さん(脚本家・作家)がゲストでした。
浜口陽三さんは「カラー・メゾチント」の技法を確立したことでも有名で、その作品は暗闇に対象物が浮かび上がる、とても印象的な作品でした。
山田太一さんは、浜口陽三さんが意図していたかどうかはわからないけれども、その作品が暗闇からはじまるところと、自己限定的なところがとても好きだとおっしゃっていて、絵も良かったのですが、むしろ山田さんの話す言葉にとても興味を持ちました。

一つめの、暗闇からはじまるということ。
人の生死とは、暗闇の中から心みたいなものを携えて、つかの間光の当たるところへ出て来て、また暗闇に戻っていくようなもの。
暗闇・・・つまり不思議であることはたくさんあるのに、わかった気になり何にでも光をあててあきらかに出来る、自分の力で何とか出来ると思うことは傲慢だ。
わからないものに対するおそれの心を持っている人が好き。。。
自分の力でどうすることも出来ないことが確かにあるということを認めると、あきらめとか無力感も感じるけど、何となく安心するような気持ちにもなるのではないかなぁ~と思いました。

もう一つの、自己限定ということ。
描く素材は、サクランボなど果物、野菜、チョウチョウ・てんとう虫など身近な小さなものに限定されているし、描き方も暗闇の中から浮かび上がるような世界に限定されています。
時代の流行に可能性を見いだすこともなく、素材・自分の世界を限定することで一つにパワーが集中するということ・・・徹底した自己限定には底力があるのだと。。。
移ろいゆくまわりに影響されずに自分の道を行くというのは、見えている、わかっている、ぶれないvisionがあるのだなぁ~と思いました。

Sarusuberi912

白い百日紅の花が咲いていました。(9日の日曜日撮影)


はんなり

2007年02月23日 | テレビ

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先週からNHK木曜時代劇「新はんなり菊太郎」を見ています。
昔は時代劇が好きでよく見ていました。でも急に「菊太郎」を見たくなったのは、やっぱり小説『蝉しぐれ』を読んで、頭の中が江戸時代モードになっているからかなぁ。昨日は運転で判断に迷うことがあり車の中で思わず「どうすりゃいいって いうんだい」とひとり言を言ってしまいました。
「新はんなり菊太郎」は私が子供の頃見ていた、例えば「大江戸捜査網」「遠山の金さん」等、事件が起こり悪い犯人を捜すタイプと違い、設定が江戸時代の人間ドラマという感じです。昨日は嵐の夜に大黒様の掛け軸が飛んできた話でした。それを菊太郎が推理し、人情を絡めて解決しました。
「新はんなり菊太郎」は京都が舞台で、劇中で話されている京ことばによって、さらにのんびりした気分になります。出演者がどこの出身かはわからないのですけれど、私は不自然に感じないしとってもいいんです。でも生粋の京都の人が聞いたら違和感があるかもしれませんね。福岡を舞台にしたドラマを見て、方言がどことなくしっくりこないこともあるので。。


プリンプリン物語

2006年10月31日 | テレビ

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懐かしのNHK人形劇 「プリンプリン物語」 のソングブックが発売されているのを知り、早速CDを買いました。「プリンプリン物語」は、子供の頃大好きで、最近の再放送もすかさずチェック。
「プリンプリン」といえば、なんといっても劇中で歌われる歌! 何かにつけて、『プリンプリン音頭』、まだ見ぬ母を慕う『おかあさんのうた』、誰にだって取り柄がある『インコとカセイのうた』、『おとなってヘンね』、そして名曲の誉れ高い『世界お金持ちクラブのうた』。その他にも、母をさがして訪れる行く先々のテーマソングなど、CDには、ビデオテープが残っていなくて再放送されなかった国の曲もちゃんと入っていました。『オサラムームー国歌』、知能指数1300 ルチ将軍『アクタ共和国国歌』・・・、ずっと口ずさんでいた曲もあり、それはそれは懐かしい。

ところで、再放送で久しぶりに見ると、思っていたよりナンセンス!? キャラクターのイメージも記憶と違うような、ボンボンは2枚目で格好良くて・・・だったのに意外とおっちょこちょいで三枚目。プリンプリンはわがまま娘? それにひきかえ敵役のランカーやヘドロに人間味を感じて、親近感がわきました。


「ザ・スタンド」 スティーヴン・キング

2006年10月10日 | テレビ

ずいぶん前に、スティーヴン・キングの「ザ・スタンド」を原作とした、海外ドラマを見ました。
地球規模で病気が流行り、人類の大部分が滅んでしまいます。その中で、なぜか病気にかからず、生き残った人たちの話です。その人たちは、皆、夢を見て、その夢に導かれるように集まっていきます。ある人たちは、畑の真ん中の小さな小屋の前に立つ小柄なおばあさんの夢を、またある人たちは、燃えさかる炎の前に立つ男の夢を。そして世界は、おばあさんグループと炎の男グループの2つの勢力にわかれ、その間で戦いが起こります。おばあさんは善、男は悪。これから先世の中を支配するのは、一体どちらなのか。
私はこのドラマを見てから、自分が生き残ったときに見る夢は、果たして、おばあさんなのか、炎の男なのか、たまに考えてしまいます。