とても良いお天気になった昨日の日曜日は、近しい人の祥月命日で大分県日田市へお墓参りに出かけました。
お墓参りの後は福岡県三井郡大刀洗町にある、県の文化財 煉瓦造りの 『今村カトリック教会』 へ。このあたりのキリスト教徒たちはキリスト教が禁止されたのち、完全に独立した隠れキリシタンの里として200年以上にわたって信仰を受け継いできたとのこと。(ちょうど大河ドラマ 『軍師官兵衛』 で豊臣秀吉が 「最近」 キリスト教を禁止してました (^^)/ )
あまり高い建物がないので、車を走らせていると教会の上の方が見えてきます。なんだか懐かしい気持ちになる煉瓦造り。フランス製のステンドグラスから光がさし、建物の中は厳かでした。
昨日は日中少し夏に逆戻りしたように暑くなりました。運転しないときは帽子をかぶって日差しを避けるようにしていましたが暑かったです。後で鏡を見たらのぼせて顔が赤くなって、まぶたがはれてました・・・。エアコンをつけるかつけないかギリギリの感じだったから窓を開けて走っていたものの、やっぱりエアコンつけたほうが良かったと思いました。
日田市から大刀洗へ向かう途中の田主丸町で、田んぼの風景が広々してきれいでした。
九州国立博物館に、足利義満六百年御忌記念 『京都五山 禅の文化展』 を見に行きました。
今回も博物館のwebサイト『ぶろぐるぽ』にエントリーしました。アップしたのは全て九州国立博物館から提供いただいた写真です。
禅僧の座像はほとんどが腰掛けている姿で、珍しいと思っておりましたら、実は腰掛けているのではなく座禅を組んで着物が前におりている姿とのことです。
禅僧の肖像画・座像は、神格化するような表現ではなく、そのままの姿を写し取ったような人間っぽさを感じるものでした。
写真の座像、癡兀大慧(ちこつだいえ)は円爾(えんに)の禅の名声に発憤して論戦したのち、感服して弟子になりました。癡兀大慧(ちこつだいえ)は肖像画・座像の両方があり、どちらも怒っているような顔。人物のエピソードもわかると、ありのままの姿であろうと思われる像に、より親しみを感じられます。
展示の中で一番ひかれたのは、写真の左側 雪舟の『毘沙門天図』です。自分のイメージの雪舟とは少し違い、浮世絵師の肉筆画のような雰囲気です。
このような絵を見るとき、そのスタイルは今の日本の漫画やイラストに通じているような気がします。
福岡県太宰府市九州国立博物館へ 『本願寺展』を見に行きました。
『本願寺展』は、親鸞聖人750回大遠忌記念事業の一環として開催されました。
本願寺(西本願寺)ゆかりの文化遺産と美、ということで肖像・絵巻物・古筆・ふすま絵・茶道具・シルクロード方面への探検隊の収集品などが展示してありました。
私には子供の頃から親しみのある世界です。
お経や手紙に書かれた字を見ると、何となくどんな方だったのか想像します。
親鸞聖人には、強い意志のようなものを
親鸞聖人の妻 恵信尼様の、所狭しと書かれた手紙には、飾らない温かさを
蓮如上人には、落ち着いた優しさを感じました。
それから字を見ると、何だか実感を持って・・・本当に生きていらしたのかと思います。
親鸞聖人の肖像といえば・・・すぐ思い浮かぶ 親鸞聖人影像(熊皮御影)も見られて良かったです。会期の前半は展示がなかったようで、ラッキーでした。
つり上がったような眉が特徴だなぁと思うのですが・・生い立ちなど伝記の絵巻物には、子供の頃の親鸞聖人の眉も顔の輪郭からはみ出んばかりに書かれていて、この眉がポイントなんだと可愛らしいように思いました。
実は色々な展示会に行って、ふすま絵を見るときに、いつも大げさ・・というか迫力がありすぎるように思っていました。
でも今回、ふと「このふすまは、とても大きな間にあったのだ!」ということに気が付きまして・・・。ふすま絵を、近くでよく見て、遠くでも見てみました。大きな梅や竹・孔雀がいい具合に見えて納得しました。人はとっくに気が付いていたことでしょうね。これからは 「○○の間」に座っている気分で鑑賞することにします。
上の写真は、3階の展示会場の入り口を4階の廊下からとりました。
【追記】
九州国立博物館Webサイトの、「ぶろぐるぽ」ページにエントリーしました。それで展示会場内の写真を、九州国立博物館から提供いただきましたので、その中から 「ふすま絵」 と 「鐘」 を掲載します。
5月の中頃に、福智山ろく花公園へ行きました。
さあ、写真をとるぞ!と思ったのですが、花公園に着いたときからデジカメに電池マークが出ていました。
しまった!いつ電池がなくなるかしら・・・ドキドキ。
この花たち、少し南国風でもあり、すごくきれい。
花の名前はあんまり知らないのですが。。。真ん中下の方の、花が放射状に集まっているピンクの花が一番好きで、調べてみると、ニオイニンドウ(匂い忍冬)のようです。スイカズラ科です!
「意外と電池がもつね、まだまだ大丈夫そう」と思った途端に電池切れ。。
入り口にビオラがたくさん咲いていたのを「帰るときに撮影しよう」と思っていたのに、かなわず。
一つしかバッテリーがないので、やっぱり予備のバッテリーが必要ですね。本当はチェックして充電しないといけないのですが。
ゴールデンウイーク中、昨年3月に開港したばかりの空港に遊びに行きました。高速で順調にいけば、うちから30分くらいで着くはずでしたが、渋滞と道を間違えて引き返したりで、2時間かかってしまいました。海の上にある空港へは長い橋を渡ります。
メーテルが案内をしてくれます。写真はとりましたが、照れくさくて話しかけませんでした。
やはりここでも!わかりやすいマークがひろがっています。
(以前の記事)
飛行機の発着が見られるデッキへ。人垣の後ろでカメラを構えるわたし。つい先ほど着陸した飛行機と、今から離陸しようとする飛行機を一枚の写真におさめようと狙ってみました。でも、タイミングは難しいし・・前の人の頭を一緒に・・しかも大きくとってしまうし、上手くいきませんでした。何だか悔しい。。。そんなに飛行機に興味があるわけではないのに、この悔しさ・・・鉄道ファンの人が、いい写真をとろうと頑張る気持ちが実感として少しわかったのでした。写真は駐機位置に向かう旅客機です。
橋のたもとに車をとめて、橋の上へあがってみました。
クルーザー、気持ちよさそう。
海鳥がいます!でも、そこにいるはずなのにカメラをのぞくと・・・あれっ?何処にもいない・・・悪戦苦闘の末、一枚だけとれました。風が強い日で、その風にのってその場でホヴァリングしたり、スーッと流れていました。
7日の土曜日に、福岡県直方市のチューリップフェアへ出かけました。もう花盛り!
お天気も良く、たくさんの人が来ていました。
みんな写真をとりまくり。
赤ちゃんを連れた若い夫婦に「写真をとってください!」と頼まれて、とってあげました。何だかちょっと嬉しい♪
駐車場からチューリップフェア会場までは、みどりの広場をテクテク歩き、川に架かる橋を渡ります。橋も広場も、広々して気持ちいいなぁ♪
橋の真ん中あたりを歩きましたが、手すりがないので前から来た人とすれ違うときは少し緊張。
ちなみに、私がとった写真なので、この後ろ姿は私ではありません。。。
昨年、福岡市営地下鉄に、新しく七隈線が開業しました。天神へ出かけたので、乗ってみようということになり、空港線「天神駅」から七隈線「天神南駅」へ、七隈線開業にあわせて大きくなった天神地下街をひたすら歩きます。夜はレストランで食事、なのでいつもよりドレスアップ(?)していた私。ヒールも高いし、なかなかスタスタと歩けない~、都会は人が多い~、ハルとの散歩とは、ちょっと様子が違います。
ホームと電車の間にはずっとフェンスがあり、地下鉄が来てドアが開いたときだけフェンスのドアが開きます。新しい七隈線だけでなく、今までの空港線・箱崎線にもフェンスが出来ていました。
線路の間にご注目下さい。七隈線は、リニアモーターカーです。
先頭車両に乗り込むと、運転席と客席の間にしきりはなく、進む様子がよく見えます。従来のモーターのうなりは全くありません。とても静かです。ただし、リニアモーターカーといえども浮上走行ではないので、導輪がレールを転がる音がよく聞こえます。1車両につき2台のモニターからニュースが流れています。
誰でも使用できる、地下鉄駅から地上へのエレベーターのマーク!
当ブログ「どっちのマーク?」の記事を読んだのでしょうか!?
「天神南駅」新しくて、きれいです。
久々に、福岡市天神界隈を歩きました。パサージュ広場の大きなツリー。私も含めたくさんの人が、携帯電話で、デジカメで撮影していました。近づいてよく見るとキラキラの所はペットボトルで出来ています。
ツリーのそばのカフェへ。窓から見えるツリー、細長くおしゃれなカフェ、格好良くてきびきび働くギャルソンたち、コーヒーも美味しかったし、シアワセ。
「わあ!」警固(けご)公園にもたくさんのイルミネーション。しとしと雨が降っていましたが、ここにも大勢の人、撮影する人もたくさん。
『課外授業ようこそ先輩』 星野佳路さんの回。軽井沢に生まれ育ったリゾート経営のプロの方です。「みんなはどうして軽井沢に観光客が来ると思いますか?」の問いに、子供たちは地元の人、観光客に聞いて調べます。緑がきれい・涼しい夏・文化・伝統・前に来たときハンバーグが美味しかった・今は大人になった子供と昔サイクリングした…
「これを全部含めて“思い出”なんですよ」
私、ジーンとしました。
人には思い出が本当に大切なものなのだ、昔は心に刻んでいたことを、今は少しでも形に残そうと、みんな写真にとるのだろうなと思いました。
この後、私たちは福岡でも大変予約の取りにくいレストランで優雅に食事を楽しみ、帰途についたのでした。
(ウエイティング・バーからテラスを撮影)