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私のデング熱体験・その2(入院編)

2014-09-02 | バリ島生活
さっきの続き

さて、デング熱で入院となった私です。
毎朝看護婦さんが大きなトレイに”今日の治療に使う薬”
と請求書をもってやってきます。

点滴24時間分、薬(数々のビタミン剤)、血液検査薬、注射器等、
今日一日私のために使用する薬などが山盛りです。
そこには一枚の請求書がのっていて、
部屋代Rpxxx、点滴Rpxxx、食費Rpxxxなど明細が書いてある。
私のぐったりとした腕を看護婦さんが支え、そこにサインをさせます。
そして初めて本日の治療が始まるという訳です(~_~;)

その請求書が一日Rp1,000,000以上なんだけど、
毎日一枚ずつ枕元に溜まっていくのです。
私はそれが気になって気になって、
3日目くらいには1日2回程診察に来る先生に
「早く退院したい、まだ?まだ?」と聞いていました。

ところが私の症状はかなり重篤で、血液検査の値が思わしくなく、
このまま値が下がったらシンガポールへ送るって(@_@;)

どっひぇ~∑(`Д´;)それだけはどうかご勘弁を!破産だ(T_T)
先生、先生、私すっごい元気!
ほんとはすっごくダルイけど、もう、なんとか気力で治す!

すると看護婦さんが、あなたはご飯全然食べないじゃないの!
だから元気にならない、今日もほら、こんなに残して(ー_ー)!!
先生、この患者さん(私)はご飯食べないからダメですね、
な~んて先生に言いつけるんです(T_T)

だってー!
ここの食事、ヒドいんです。
毎回、アヤムゴレン(鳥のから揚げ)タフゴレン(揚げ豆腐)、
テンペゴレン(テンペフライ)ルンピア(揚げ春巻き)等、
ゴレン物(揚げ物)ばっかり(-_-;) 

病人には高カロリーなんですか?
お粥とかね、そういうのじゃないんですか?
冷めた揚げ物なんて、とてもじゃないけど食べられない、オエッ。

そしてご飯を食べない私に看護婦さんは怒るのです(`´)
あなた!いったいなんなら食べるの!好きなの言いなさい!
私「スパゲッティ―なら…食べられるケド…」

私はこの言葉は大変後悔する羽目になったのでした。

次、食事編に続く

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