ヤマアカガエルの産卵に春を知る日

山里の日々の生活と自然、そして稼業の木工の話

新しいストーブ

2015年04月26日 | 木工
群馬の森クラフトフェアにおいでいただいた方、ありがとうございました。
(もう一週間前ですが、、)




出展者のテントが立ち並び、多くの来場者がそぞろ歩き、会場は活気に溢れました。





私のブース。

物が少ないので見やすい、と言い訳。

家具を出品する人が少ないのでニッチ狙いである。
家具をお探しの方、いらっしゃい。







工房のある山は春の盛りです。




通勤路のヤマブキは満開。



川ではカジカガエルも鳴きだしました。




そんな春なのに、新しいストーブがやってきました。


20年使っていた薪ストーブはあちこち傷んでしまい、とうとう引退です。
2月3日

ストーブ屋のショウルームに行って店員さんとも話しながらいろいろ検討しましたが、
結局同じ銘柄のストーブを購入しました。

ヨツールのF602というストーブです。



このストーブは何より小さい。邪魔にならない。
値段もちゃんとしたストーブとしては最安値である。
しかし開口が大きく、長い薪も入ります。
このような「葉巻型」というストーブはなぜかほとんどほかにありません。








自分で店まで取りに行き、車に載せて持ち帰ってきました。

小さくても70㎏以上あります。
部品をなるべく外して、板でスロープを作って荷台からすべり降ろします。







足は自分で付けます。

なんか、ずいぶん前のと違います。突起や出っ張りが多い。



実は同じ機種でも、今度のは「クリーンバーン」に改変されていると説明されていました。







中が全然違います。

前のは鋳物の板がぶら下がっているだけだったのに、新しいのはなんやら複雑な形状の装置が付いています。






こんな穴はありませんでした。
きれいに燃すための機能があるのでしょうか?






設置して慣らし炊きをします。

めっぽう丁寧なマニュアルもついてます。前はなかったのに。


見た目はほとんど同じですが中身は全く違うのではないでしょうか。

これだけ仕様を変更するためには鋳型などもすべて作り直す必要があります。
新しく作るのと手間はおんなじや。
それなのに見た目は旧態依然。

メーカーの矜持をひしひしと感じます。




そして、あたりまえだけど、台湾製の安物ストーブよりよく燃えます。

じっくりと薪が燃え、ほとんど炭を残さず燃しきります。
お湯がすぐに沸きます。
そして「クリーンバーン」の名に恥じず、ほとんど煙が出ない。




すごいぞノルウェー人。

大事に使おう。


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