寒い日が続きますね。
朝、車の窓に霜が付いています。
こちらは車のボディーの霜。
もちろん同じ車なのですが、同じ条件下でこうも結晶の形が違うのはなぜなのでしょうか?
忙しく作業をすすめていて、途中の写真などを撮り忘れてしまいましたが、
制作中の家具がほぼできてきました。
桑材の仏壇です。
この桑材は丸太で購入して製材にも立ち会い、自分で桟積みなどして手塩にかけた材です。
群馬県の妙義町の産と購入した業者さんが言っていました。
自分で伐採からする人なので間違いないでしょう。
直径が80cmくらいあったかもしれません。まれにみる大きな桑でした。
製材屋と相談してまず半割にし、水槽に漬けてあくを抜き、
その後半年ほど置いてから製材しました。
いい丸太だったとはいえ、挽いてみるとやはり傷も出て、
幅が30~40cmほどの無傷の板がやっと4~5枚取れました。
3年ほど前に、その板を使って半分ほど使ってサイドボードを作りました。
残念ながら、まだ売れずにあります。
そして今回の仏壇に使い、ほぼ使い切りました。
実際、材が足りるか、木取りの際にはドキドキでした。
これが扉になります。
下は2枚の観音扉、上は4枚の折れ戸です。
蝶番は平蝶番と呼ばれるものです。
「ちょうつがい」と呼ぶのは、は蝶の形をした金物をペアで使うからなのでしょうか。
そう思うとかわいい名前かも。
その蝶番を付ける凹みを掘ります。
掘ったところ。
本当は扉と本体と両方に凹みを掘り、蝶番の軸が中心に来るようにするのが良い仕事らしいが、
そこまでやったことはまだないです。
本体の方を掘りこむのはちょっと大変そうです。
扉を付けました。
このスタイルは「インセット」呼ばれます。
本体の箱の内側に扉が入っている様式です。
これを平蝶番で付けるのはけっこう厄介なんです。
まず扉が開け閉めできる範囲内でぴったりできていること。
そして蝶番を付けるのが大変。
木ネジで付けるので、うまく位置が決まらなのです。
インセットに対していわゆる被せの扉が「アウトセット」で、
箱の前に扉が付くので寸法なども鷹揚に作れるし、
蝶番も微調整が可能なスライド蝶番を使えば、仕込みの苦労は激減です。
どちらがいいということはないし、どちらも作ります。
でも、このような家具には、私はインセットにこだわりたい。
これが上の扉。
このように開きます。
中に作りかけの壇があります。
そもそも仏壇のある家に育っていないので、使い勝手がよく分からないです。
お客様にきいて作っています。
ツマミを決めるのに、過去に作ったもののサンプルを出してみました。
ずいぶんいろいろ作ったものだと我ながらちょっと感心。
今回はこれ。
ろくろで作ります。
上の扉の枠が細いので、小さいツマミも必要です。
小さくて機械にくわえにくいのでこのように棒から作りました。
お尻とお尻が付いた状態で作ります。
面白い形なので、記念撮影。
これを切り離して、仕上げます。
出来たもの。
蝶番などを付けてみて調整を終えた後、全て外してオイルを塗ります。
8点鐘。
仕事を終えて工房を出ると、山の上の空にオリオン座がのぼっています。
凍結を避けるため、元栓を止め、水道管の水を払って帰宅。
今年はよく星が見えます。
朝、車の窓に霜が付いています。
こちらは車のボディーの霜。
もちろん同じ車なのですが、同じ条件下でこうも結晶の形が違うのはなぜなのでしょうか?
忙しく作業をすすめていて、途中の写真などを撮り忘れてしまいましたが、
制作中の家具がほぼできてきました。
桑材の仏壇です。
この桑材は丸太で購入して製材にも立ち会い、自分で桟積みなどして手塩にかけた材です。
群馬県の妙義町の産と購入した業者さんが言っていました。
自分で伐採からする人なので間違いないでしょう。
直径が80cmくらいあったかもしれません。まれにみる大きな桑でした。
製材屋と相談してまず半割にし、水槽に漬けてあくを抜き、
その後半年ほど置いてから製材しました。
いい丸太だったとはいえ、挽いてみるとやはり傷も出て、
幅が30~40cmほどの無傷の板がやっと4~5枚取れました。
3年ほど前に、その板を使って半分ほど使ってサイドボードを作りました。
残念ながら、まだ売れずにあります。
そして今回の仏壇に使い、ほぼ使い切りました。
実際、材が足りるか、木取りの際にはドキドキでした。
これが扉になります。
下は2枚の観音扉、上は4枚の折れ戸です。
蝶番は平蝶番と呼ばれるものです。
「ちょうつがい」と呼ぶのは、は蝶の形をした金物をペアで使うからなのでしょうか。
そう思うとかわいい名前かも。
その蝶番を付ける凹みを掘ります。
掘ったところ。
本当は扉と本体と両方に凹みを掘り、蝶番の軸が中心に来るようにするのが良い仕事らしいが、
そこまでやったことはまだないです。
本体の方を掘りこむのはちょっと大変そうです。
扉を付けました。
このスタイルは「インセット」呼ばれます。
本体の箱の内側に扉が入っている様式です。
これを平蝶番で付けるのはけっこう厄介なんです。
まず扉が開け閉めできる範囲内でぴったりできていること。
そして蝶番を付けるのが大変。
木ネジで付けるので、うまく位置が決まらなのです。
インセットに対していわゆる被せの扉が「アウトセット」で、
箱の前に扉が付くので寸法なども鷹揚に作れるし、
蝶番も微調整が可能なスライド蝶番を使えば、仕込みの苦労は激減です。
どちらがいいということはないし、どちらも作ります。
でも、このような家具には、私はインセットにこだわりたい。
これが上の扉。
このように開きます。
中に作りかけの壇があります。
そもそも仏壇のある家に育っていないので、使い勝手がよく分からないです。
お客様にきいて作っています。
ツマミを決めるのに、過去に作ったもののサンプルを出してみました。
ずいぶんいろいろ作ったものだと我ながらちょっと感心。
今回はこれ。
ろくろで作ります。
上の扉の枠が細いので、小さいツマミも必要です。
小さくて機械にくわえにくいのでこのように棒から作りました。
お尻とお尻が付いた状態で作ります。
面白い形なので、記念撮影。
これを切り離して、仕上げます。
出来たもの。
蝶番などを付けてみて調整を終えた後、全て外してオイルを塗ります。
8点鐘。
仕事を終えて工房を出ると、山の上の空にオリオン座がのぼっています。
凍結を避けるため、元栓を止め、水道管の水を払って帰宅。
今年はよく星が見えます。