足漕ぎドライブ修理-2

皆さんこんばんは、M.カトーです。

２か月程前に壊れた足漕ぎドライブですが、コソコソと修復を試みていました。
制作元の中国工場はコロナの影響で潰れたらしく、一切の部品調達は絶望的。
まあ、激安品のリスク命中といった所ですが、とりあえず破損したベアリングの発注はできました
（到着に後２週間程掛かります）


そして壊れたベアリングの破片も何とか撤去が終わってベアリング待ちですが、私は技術者目線では
このベアリングは怪しい、幾らネットで調べても同じものが見当たらず最後は中国製（＾＾；
中国から怪しいベアリングが届く迄の間近場の部品屋で見つけたベアリング、こちらは信頼できる物ですが
内径以外違います。

画像の右側２個が元の中国製怪しいベアリング、左側２個が代替ベアリング。
当然、元のサヤには収まりません。


同サイズなのは内径だけですが、シャフトに取り付けることは可能です。
さて私は如何しようと？


外径が違うので当然こちらのシャフトケースには収まりません。
ならば、収まる新しいシャフトケースを作ろうか？（＾＾；


以前から私は足漕ぎドライブの重さが不満でした、そしてこのシャフトケースだけで１．３ｋｇの重さ
が在ります、折を見て肉抜きして軽量化したかったのですが、素材ごと変更すれば一気に軽量化？
それじゃ～試しに作ってみましょうか、失敗したら怪しいベアリングが届いた所で元サヤですね。
と各部を採寸して新しいシャフトケース設計開始！


またまたFreeCADのバグにハマりながら最初の試作品（半分だけ）、駆動部の当たり等確認しましたが
全て完璧！


当然その前の布石が在る訳で、前もって色々と試しました。


こちらが最終版ですが今、隣でせっせとプリントしています。


これでシャフトケースの重さは２００ｇ弱ですからドライブは１ｋｇ以上軽くなります（元は７ｋｇちょい）
さ～上手く行くでしょうか？

追伸、先ほど組みあがったシャフトケースにオイルを入れた所、暫くして下部の張り合わせ部から漏れて
しまいました。
シャフトケースの張り合わせに不備が在ったようで、剥がしてみたら液体シールに隙間が在りました。
もう一度シャフトケースの張り合わせをやり直しますので、次回釣行に間に合うか微妙に成って来ました。

それでは～