母@SYD

ま、これでいいや。いまのとこ。

夫婦のバランス学

2006-04-03 11:52:14 | ダンナ観察日記
ここ最近、ダンナはちょっと落ち気味。
まあ、いろいろとあるようで。
っていうか、ダンナはこの日記を読んでるし、書きたくても書けないし。

それで、普段はとても温厚なダンナが、けっこうイライラしていることが多い。
息子(長男)に対しても常に優しい彼が、たまに大きな声を出していることも。
確かに、一日働いて疲れて帰ってきて、長男のエネルギーに付き合わされるのは、
相当辛いとは思うけれど。

そしてこの間、気がついた。
ダンナがイライラして息子を叱っているようなとき、
私は、長男に対して、ものすごく寛容に、優しい気持ちになれるのだ。
「何もそんなことで怒ったりしなくても…」と。

で、またまた気がついた。
これは、おそらくいつもダンナが私に対して感じているだろうこと。

夫婦というものは、うまくバランスをとるようにできていて、
お互いの足りない部分を補い合い、支え合いながら、生きているらしい。
親になった今、二人揃って子供を叱ったりしたら、子供には逃げ場がなくなってしまう。
だから、どちらかが叱れば、どちらかが優しく受け止める、という図式。

この話をダンナにしたら、
「だから僕はいつも○○(息子)に対して優しくできるんだな」と。
そのとおり。
私が、いつもいつも怒ってばかりいるから。…反省。


がしかし、昨夜のダンナ。

息子のお風呂上り、歯磨きタイムになり、いつもは私がやってあげるのだが、
次男を抱っこしていてできず、ダンナが磨いてあげることに。
最近の長男は、一番奥の歯が生えてきていて、そこが痛いのか、
歯磨きをものすごく嫌がる。
で、やはり昨夜も大暴れし、ダンナの逆鱗に触れる。
「歯磨きしないなら、ベッド行くよ!」と。

昨日は、一日昼寝もせずに友人宅で遊び、帰りの車で1時間弱眠っただけの長男。
「疲れてるんだよね」と私が言うと、ダンナは無言。
それでも、ベッドに連れて行き、数分で眠ってしまった長男を見て、
「やっぱりすごく疲れてたんだな。悪いことしちゃったな」と反省するダンナ。
眠っている長男に、なにやら話しかけていた。

…ここが、私とダンナの違いなんだよな。

ダンナは、ちゃんと「悪いことをした」と反省し、謝れる人なのだ。
私には、それができない。
こうして日記には「反省」と書いていても、
面と向かうと、きちんと謝ることができないのだ。
悪いことをした息子に、「だめでしょ。Sorryは?」と言っている私。
親の私が言えないのに、息子だって、言えるわけがないよなぁ…。