「認知症の初期です・・・」という宣告で、その病のことが、どうなっていくのかを・・・懇切丁寧につげられたわけではありません。「やがて・・・自動車に乗れなくなります・・・」と、きのどくそうに告げられました。当然・・・食べるものはとか、酒はとか質問します。「普段と同様で結構です」とのこと。普段と同じでいい・・・ということは、昨日と同じでいい・・・という意味に取れます。そんな話から・・・・私は今もお酒 . . . 本文を読む
私が・・・毎日のように書くことは、それなりの意味があってのことです。「この病」と宣告されてから・・・何かをしなければ、気持ちは萎えてしまうのでは・・・という恐怖がありました。以前・・・日記をつけたこともありましたが、一年と続いたことはありませんでした。そんな繰り返しに・・・あきがきてやめました。そのことを・・・・忘れるほどのある日、「この病」と診断され・・・やがて文字が書けなくなります・・とい . . . 本文を読む
「若年期認知症サミット」の報告書を読んでいて思ったこと。実名の方と、それに抵抗される方とが出席された由。このことは、「この病」だけのことではありません。言われたくない病は沢山あります。お前は・・・どうなんだ？といわれれば、やはし腰が引けます。ことに「この病」の場合、むつかしい。患者と言われる方々の状態の差が大きいからです。ことに、早期発見・・・ということで、正常に近い方も、病気です・・・と診断 . . . 本文を読む
先日のことです。右手の内側が痒くて・・・考えもせずに掻いていました。そのうちに、掻いたところが赤くなってきました。私は・・・痒い・・・痒い・・・といいながら掻いています。その様子に気がついた笙子さんが、どれ・・・と、腕を上げ、・・・「オコゼ」だという。そう言われれば・・・そうかもしれないか？という位の私の反応。庭の草を取ってない？・・・と語尾が上がります。そういわれれば、お昼前に、アシタバの葉 . . . 本文を読む
雨季には・・・雨季の風情がある。私は、京都の寺の・・・雨が好きだ。寺全体が・・・しっとりとし、回廊をあるくとき、靴下が湿る。その、じとっとした感じが好きだ。そのことを人に話すと・・・バカじゃないか・・・と言われる。何の理由があってか、私は雨がすき、というよりも、相性がいい・・・というべきか。田舎の八卦見さんが・・・私の手相を見て・・・きゃあ・・・熱い・・・と絶句しました。私の全身が火だという。 . . . 本文を読む
病気持ちの者は、その病気に合わせるように、日々を歩かなければなりません。朝、目を覚まして、今日も生きているのかな・・・と足の指をつねる。痛さに反応しないならば・・・問題だ。今までのところでは、毎朝・・・痛い・・・と反応しています。当たり前のことだと、笑われそうですが、病を持つということはそういうことです。ところが・・・今朝、足をつねっても・・・なんだか変な感じ。思わず・・・敏感に反応した私は、 . . . 本文を読む
歳をとる・・・つまり老いるということには、いい面と悪い面があります。私の例で言えば、「認知症」と診断されたのが、3年前。若年？若年ではない・・・という年齢でした。治る病ではありません・・・と告げられた時には、がっくりしました。しかし、よくよく考えてみれば・・・私一人が「この病」に向き合っているのではありません。元気を保っている方も拝見します。そんな時でした。中野孝次さんが、「老年の愉しみ」の中 . . . 本文を読む
私は、老眼で近眼です。聞くところによると、近眼の人は、近眼のメガネをはずせば、そのままで新聞が読める・・・いや、そうではなくて、老眼の方がメガネをはずせば・・新聞が読める・・・とか、聞いたことがあります。私は、新聞を読むときはＡというメガネ。外出する時はＢというメガネです。一つのメガネで何からなにまでやっておられる方を見るとうらやましいと思う。そのことで一番不便なことは、本屋さんでの立ち読みで . . . 本文を読む
私は・・・寝巻き派で、ずっときましが、ソケイヘルニヤの手術の時、パジャマを持って入院しました。理由は・・・病院内を歩くとき便利だから。手術は成功しましたので、私のすることは・・・足を萎えさせないことです。つまり、院内を歩くことが私にかせられた仕事。そして・・・自宅に戻った時、寝巻きを着ましたが・・・なぜか・・・落着きません。足もとが寒いのです。寝巻きとパジャマとの違いは足にありました。寒がりの . . . 本文を読む
昨日のメモ帖に・・・こんな言葉が書いてありました。「さじかげん」「あまみ」「からみ」「しぶみ」「ほどほどのサジカゲン」「けんこうイジニハ、サジかげんが大切」・・・と。それらの文字が・・・すべて読める状態でメモされているわけではありません。読めるメモ、読めないメモがあります。こうしたメモから・・・翌日・・・ブログに投稿する文章を作っていくことは簡単な作業ではありません。ことに、昨日のメモは・・・ . . . 本文を読む
忙しすぎたり、体の状態が悪く、心の余裕がない・・・状態はよくあります。朝、これをすると・・・決めてから・・・トイレに行き・・・帰ってきたときには・・・さて、何をする？ということがあります。心が、ぎりぎり・・・の状態で、何かをしたい・・・と思いそして手を出すことは避けた方がいい。不安定感・・・のままで、何かをする・・・という積極的な行動は避けた方が安全。そうしたことは・・・毎度の失敗の結果、知っ . . . 本文を読む
今日のブログを書こうと・・・パソコンを開く。私はいきなり・・・ネット上には書けません。下書き・・・ワードの、専用のページに下書きします。最近・・・もう少し上手にかけないものか・・・と、文章の書き方の本を読んだりしていますが、クセというものは恐ろしい。学んだつもりが、・・・なんの役にも立たない。付け焼刃・・・という言葉がありますが、参考書を読んだ時には・・・うんうん・・・と頷きかす。そして・・・ . . . 本文を読む
「孤立しないために」先の「家族の会」の総会で、お話させていただきました時の録音を、このブログで聞くことができるようになりました。ある・・・方の手作りです。
http://mizukiosamu.sakura.ne.jp/poore_kouen/poore_kouen20070603.htm臨場感があり・・・その会場にいるような錯覚。こんなことができるんですね。 . . . 本文を読む
昨夜の題は「今夜も」でした。書きたいことが浮かんでこない・・・ということはよくあります。そうそう・・・日々の変化があるわけではありません。日々好日という言葉は・・・たんたんとした日々・・・つまり、変化のないこというのでは。まして「この病」の私の場合は・・・変化がありすぎることはマイナスの時です。今年に入ってから、「ソケイヘルニヤ」の手術をし、そのショックで、尿が出なくなりました。手術は結果オー . . . 本文を読む