認知症一期一会 http://blog.goo.ne.jp/mizukiosamu/

毎朝8時30分
ケイタイのアラームが鳴ると、私はアリセプト5mgを飲み食卓を離れます。


物を置く場所を特定する

2006年12月16日 | 5mgの日記
先日、年賀状の下絵を笙子さんが書いた話を書きました。その後、又幾つかの絵を描いてくれました。だんだん・・・日が迫ってきますので・・・私はその1枚を取り込んで・・・ということで、年賀状作りに取り掛かりました。昨年から使っている「筆ぐるめ」というソフト昨年は・・・始めてのソフトということで、失敗に失敗うを重ねて・・・形になりました。という体験の記憶がありましたので・・・今年は・・・・簡単にできるよ . . . 本文を読む

希望の星は本に

2006年12月15日 | クリスティーンさんの本から
《痴呆を抱えて生きるトラウマを乗り越えるカギは、希望を与えることだと私は思う。私たちは、それぞれの内に固有の能力を秘めた、独自の人間だということを教えてほしい。みなそれぞれに生きてきた歴史があり、それを見れば、その人の過去にどのようにものごとに対処してきたかがわかる。またそれは、今、私たちがどう対処でくるかに影響する。私たちは、痴呆症とその宣告を生き延びてきたサバイバーとしてのアイデンティを見 . . . 本文を読む

二人で買物に行くと

2006年12月14日 | 5mgの日記
百貨店から、13日1日のセールの案内を頂いていましたので、笙子さんと出かけました。二駅目の駅近くにあります。天気予報では、曇りのち雨。傘もってねと笙子さんが言ったので「うん」と返事をして出かけました。私はカシミヤのズボン下が目当てです。笙子さんは洋服です。私は定番の品ですから・・・時間はかかりません。笙子さんは「気に入ったものがあったら・・・」ですから・・・・一時間は着たり脱いだり・・そばにい . . . 本文を読む

1時間半で

2006年12月13日 | クリスティーンさんの本から
《痴呆症の人には休息が必要で、以前のようなレベルでものごとにかかわっていけないことがわかっていないだろうか?ある家族は「ただじっと座って、ぼんやり虚空を見つめているんです」と言った。それはうつになっているからだろうか?それともバッテリーに充電する時間が必要なだけなのであろうか。かってはとてもエネルギッシュで活動的だった人が、なぜ以前とはまったく違い、周囲のことに何ひとつ積極的にかかわろうとしな . . . 本文を読む

にんじんクラブのお餅つき

2006年12月12日 | 5mgの日記
にんじんクラブの方々が集まってお餅つきをしました。 「もの忘れネットカフェ」に 以下の文章を送っていただきましたので、ご紹介します。 お餅つき、大成功 投稿者:にんじんクラブ  投稿日:2006/12/11)  週末、(土曜、日曜)でお餅つき望年会。無事に終わりました。いつもは、お目にかかることの少ない、にんじんクラブのメンバーのご主人様方の大集合、でした。今年一年が . . . 本文を読む

お墓参り

2006年12月11日 | 5mgの日記
笙子さんの父の祥月命日は12月16日天気予報では・・・・今週は、今日だけがいいだけ。ということで、笙子さんが行きましょうといい、姉妹に11時集合と電話しました。笙子さんを入れて3姉妹・・・それに姉の夫と私の5人でお墓参りに行ってきました。花は誰が持つ、線香は誰が持つ・・・などいつもの伝です。姉の家に集合し・・・上がりこんでまずはお茶しながら・・・ああだこうだ・・・孫の結婚式の写真を持ってきて見 . . . 本文を読む

年賀ハガキの絵

2006年12月10日 | 5mgの日記
年賀状用の絵を笙子さんが描いてくれました。今年は「亥」・・・なんとも難しいとのこと。何冊かの本を見たが・・・お気にめすものがない・・・とぐちりながら書いてくれました。10枚書いて・・・選んで・・・という。私は、朝日を背にした「亥」という字だけのものが気に入りました。猪・・・が絵にならないのです。どれも・・・遊び心が感じられません。とここまでは笙子さんの役目。私が・・・スキャナーで取り込んで・・ . . . 本文を読む

ネット上の空間

2006年12月09日 | クリスティーンさんの本から
《一番の問題は、痴呆症と診断されてから錯乱した感情と行動を示し始めた人に、何をしてあげられるかということだ。(中略)もし本人が望むなら、どうか専門家のカウンセリングやサポート・グループの支援を受けてほしい。DASNIのメーリングリストのような「ネット上の空間」もいいのかもしれない。そこではコンピュウターを通して、いつでも自分がやりたい時、人に知られたくない時、人と顔を合わせたくない時に、仲間た . . . 本文を読む

今年最後の診察で

2006年12月08日 | 5mgの日記
今日は、今年最後の診察日診察室が三部屋ありますが、患者さんの順番や治療の方法で部屋が異なります。初めに入った診察室は、私と相性がよくありません。先生は反対にその部屋が気に入っているようで、主とされています。以前、私が書いたと思いますが、私は二番の部屋が好きです。先生のお顔の位置と光の関係です。先生が壁を背になられますと私から先生のお顔が・・・それこそ・・・皺まで見ることができます。私も壁を背に . . . 本文を読む

診断された後が

2006年12月07日 | クリスティーンさんの本から
《痴呆症と診断された人のほとんどが最初に感じるのは悲しみだ。やがて自分自身を失うことへの悲しみである。この悲しみに対する反応が、痴呆症の兆候のように誤解されるころがあるが、以下のようなことは喪失感に対するごく普通の反応だ。悲しみ、怒り、不安、疲労、無力感、衝撃、不信、混乱、病気のことしか考えられなくなる。眠れない、食欲が落ちる、ぼんやりする、社会から引きこもる、泣く、など。とりわけ強調したいの . . . 本文を読む

露天風呂で転倒

2006年12月06日 | 5mgの日記
簡保の宿の日帰り温泉で、露天風呂に入りました。ゆれている   落ち葉一枚   ゆれている・・・と、山頭火ばりの句が浮かんできました。湯桶に入れてあるメモ帳に・・・書き込みました。12時少し前に入りましたので、露天風呂は私専用。貸切気分で・・・私は肩まで浸かって目を閉じ、瞑想・・・という感じ。室内から湯桶の音が聞こえ先に露天風呂を出て行かれた方が上がり湯を使っているのだろう・・・と思いました。そ . . . 本文を読む

感情をどう扱ったらいいのか

2006年12月05日 | クリスティーンさんの本から
《アイデンティティが失われ、自分がバラバラになっていく危機にいる私たちを、あるがままに認め、私たちの思いと苦しみに耳を傾け、価値と尊厳のある尊重すべき人間として扱ってほしい。自分の機能がどんどん衰えていく恐怖を抱えて生きるのは、実に恐ろしいことだ。それはかならず実現する呪いのようなものだ。痴呆を抱える人にとって、将来は暗澹としたものに見える。そう見えるだけではない、事実そうなのだ。だから、この . . . 本文を読む

量販店で

2006年12月04日 | 5mgの日記
5キロのところに量販店の電気屋さんがオープンしました。ICレコーダーのこともありましたので覗きにいきました。大きな店ということ、初めてということで、何がどこに並んでいるのか・・・見当がつきません。種類別といっても、その種類の区分けがわかりません。仕方ありませんから・・・とにかく・・・棚ごとに歩いてみもました。でも・・・回ったからといって棚ごとの商品を覚えることなどできません。店員さんに尋ね、案 . . . 本文を読む

果敢に

2006年12月03日 | 5mgの日記
《いつかは読んだり、書いたり、数字を操作したりすることもできなくなるのだと思うと、当然、気が滅入ってしまう。病気の初期の段階でそうなる人もいるし、ずっとあとからそうなる人もいる。大事なことは、少なくとも2人以上の医師に診察し、彼らが私たちを非適格者と判断するまでは、法的適格者として見なすべきだということだ。私たちは「有罪と立証されるまでは無罪」なのだ。非適格者であるとされるまでは、私たちにもす . . . 本文を読む

腰を痛めると

2006年12月02日 | 5mgの日記
笙子さんが、血圧の薬がない・・・ということで、1キロほど先にある開業医のところに出かけました。私は・・・庭の石を3つ動かす予定。朝の体操の時、邪魔になる石です。30センチほどの石ですから・・・スコップでほじれば動きます。その3つの石は家の裏に持って行くつもりでした。何でもない・・・話ですが・・・今日は・・・大失態。石を持地上げるとき、いつもなら・・・グッと腰を下ろし・・・踏ん張るのですが、簡単 . . . 本文を読む