腰を痛めると

笙子さんが、血圧の薬がない・・・ということで、
１キロほど先にある開業医のところに出かけました。

私は・・・庭の石を３つ動かす予定。

朝の体操の時、邪魔になる石です。
３０センチほどの石ですから・・・
スコップでほじれば動きます。

その３つの石は
家の裏に持って行くつもりでした。

何でもない・・・話ですが・・・
今日は・・・大失態。

石を持地上げるとき、いつもなら・・・
グッと腰を下ろし・・・踏ん張るのですが、
簡単に持ち上げてしまったのです。

グキ・・・
という感じで・・・腰に来ました。
イテテテ・・・・です。

そっと体をもとに戻し、
家に入り横になりました。

天井がやけに高く感じられ・・・
笙子さんが帰ってきたら・・・なんと言い訳しようか・・・と、
ばかり思いました。

ますます・・・天井が高くなります。

しかし、
帰ってきた笙子さんは・・・
「大丈夫？」と
妙にやさしい・・・のです。
ほっとした私は・・・
「うん・・・」とだけ返事をしました。

そういえば・・・笙子さんの友達の夫が、
足の骨を折って入院中です。

見舞いの行くと・・・帰りには
「おうおう・・・」
大の男に泣かれて・・・帰るに帰れない・・・と、
こぼしていました。

そのお陰で・・・
「大丈夫？」という言葉だったのかもしれません。

私は・・・あり合せのコルセットをはめて、
この文章を書いています。
きわどい体験です。

寒さがきつくなっていきますから・・・
そのつもりで、
何でも対応しないと行きません。

特に高齢者は
気をつけましょう。

老人が腰をいためるとたいへんなことになりますよ・・・