意欲が湧くことを

19年5月13日にメモに、
「幻覚の花」・・・・アルツハイマー患者が書くエッセイ・・・
とあります。

いつだったか・・・エッセイが書けないかなあ・・・・と、
ため息混じりに言ったことがあるような・・・ないような？

そのメモから・・・2ヶ月が過ぎました。

今までは・・・普通なことを普通に書き、
今日も生きていた・・・と確認してきました。

だんだん・・・・同じ言葉が使われる回数が増えてきて
読まれる方に失礼だなあ・・・能がないなあ・・・と思いました。

脳が少しずつ萎縮していくという病では・・・・・
今日、書けた言葉が、明日には書けない・・・という
悔しさは体験すみです。

そういうことに気がつきながら・・・・
それでも・・・新しい言葉に挑戦したい・・・・と、思う。

脳に貼り付けられた言葉が
一枚・・・一枚・・・はがされていく・・・
つまり、言葉が消えていく・・・・ことは教えられていても・・・・
書くことは、止めたくはない。

「幻覚の花」という言葉がメモにあることは先に書きましたが
その題名で、今、文章を書け・・・・と言われてもむｔかしい。

両手の指を・・・しばし・・・・パソコンの上で、
いったり来たりさせます。

題名のイメージと、今の私の脳とつながりがが
不適切で・・・・脳が途惑っていて言葉になりません。

今の場合・・・・
「幻覚の花」という言葉を、
脳が分かっていない・・・ということです。

私の場合、ブログに書く時の言葉は、
パソコンを立ち上げ、
両方の指を10回くらい・・・閉じたり・・・・開いたりと
指を慣らしながら・・・・書いていくことで、言葉になります。

その言葉の流れに従って・・・・書いていけば
原稿用紙２～３枚分の文章となります。。

その状態を意識しながら・・・・書いていけば、
私は私の言葉が完成すのです。
書きたい・・・という、意欲が・・・ふつふつと・・・湧いてきます。

この「意欲が湧く・・・」ということが、
「この病」では・・・とても大切・・・・なのだと、思っています。