「今」という境地に達する 2007年02月21日 | クリスティーンさんの本から 《私の痴呆の旅は、本当は自分は誰なのかを探すという 自己発見の旅であった。私は一冊目の本で、 「私は死ぬとき誰になっていくの?」と問うた。 それは自分がなくなってしまう恐怖を表現したもので、 痴呆の旅は自己喪失のようなものだろうと私は思いこんでいた。 しかし、ここ数年間は、 私たちを人らしめているものは何なのか、 痴呆の旅をしている私たちに 何が起きているのかについてよく考えてみた。 痴呆症は . . . 本文を読む