めちゃくちゃ疲れているはずなのに3時間くらいで起きてしまって長く眠れなかったと話したら、高地だと気圧の関係でぐっすり眠るのは難しいと教えてもらった。そうここは2000m・・・。
さて、到着翌日は今後住む家を探しました。
(ここからすでに日本人学校派遣教員のときと違うよねー。当たり前だけど。)
事前に送られてきていた昨年度までの奨学生が住んでいたデータを読み込んで候補をしぼっていたし、睡眠時間を削ってネットで大学の住居案内を読み込んでさらにいくつか選んでいました。これだけあればきっと大丈夫だろう、となんとかなるような気がしていました。
ありがたいことに、かつて同じプログラムで反対にメキシコから日本へ渡った人たちがボランティアでお手伝いをしてくれました。
候補の物件にいろいろかけてもらうんだけど、つながらなかったりつながっても満室だったり・・・。さらにネットで調べてかけ続けました。どうにもこうにもさっぱりなので、住みたい辺りを実際に歩き回って探そうということになりました。メキシコでは住みたい地域を歩き回って入り口や窓に貼ってあるサインを見て連絡をするという方法も一般的らしい。不動産屋とかあまりなくて、直接交渉がほとんどらしい。
メトロバスに乗って大学の方まで行ってみました。語学学校があるメキシコ国立自治大学(UNAM)はラテンアメリカ最大の大学で大学の敷地はスーパー巨巨巨大。後半に行く予定の国立教育大学(UPN)は中心地からは結構離れているので、今後を考えて家探しをするためにも両方に行ってもらってよかった。
学校の近くを歩き回ってサインを見つけては電話をかける、を続けること数時間。高地に慣れていない体のだるさもあり、すっかり疲れ果ててしまいました。「いいのがない」とかじゃなくて、サインがあってもつながらない、埋まっている、高い、途方にくれてしまいました。学校に徒歩で通える範囲で探すのはあきらめて、メトロバスやメトロを利用して通える範囲に幅を広げることになりました。仕切り直してインターネットで再び探すためにホテルに戻りました。
ホテルに戻る道中も違うルートでメトロに乗ったので勉強になりました。途中のどが渇いたのでコンビニで飲み物を買おうとしたら携帯も並んで売っていたので買いました。プリペイド式で契約もなーんもなし。
ホテルに戻ると数名の奨学生が困った顔をして集まっていました。みなさん難航しているようでした。
ネットで探そうにも疲れ果てて集中できないわたし。しかもここまでほとんど飲まず食わず。もう休もうかと思っていた矢先、一緒に回っていた人がその日の夜に見せてもらえる約束が2件できたとのことでついて行きました。夜に出歩いていいのかしら?と不安もありましたが、メキシコ人が一緒だったので、気をつけて歩きました。
結局ホテルに帰り着いたのは9時半。その後やっとご飯を食べました。ベッドに入った記憶もないのに朝でした。久しぶりに限界まで疲れ果てた。縁のある場所がいつかは見つかるってわかってるけど、早くこのストレスから解放されたい!
目の下のクマが・・・(@@)!
<本日の収穫>
・携帯電話ゲット。
・メトロカードゲット!メトロ(地下鉄)、メトロバスの乗り方・乗り換え方がわかった。
・道路の渡り方や気をつけることを教えてもらった。
・本当はあまり乗らない方がいい路上タクシーに乗った。(←メキシコ人が一緒なら大丈夫)
・語学学校&大学の場所がわかった。
おうちは決まらなかったけど、いろいろ実りある1日でした。朝から晩までずっと我々の気持ちを優先して献身的にお手伝いしてくれたアレハンドロさんに感謝m(_ _)m