ヤミノツカミDIARY

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他の応募者が一番の不幸者

2010年11月01日 | 小説
 大賞受賞の水嶋ヒロに「出来レースではないと信じたい」の声

 いやいや。
 ちょっと待ってくださいよ、さすがに出来レースはないと思いますよ。だってこんな見え
見えの出来レースなんて、あるわけが無いじゃないですか。
 そりゃ確かに、過去四年で一度しか出ていない難関の小説賞に、ぽっと出の俳優の小説、
しかも処女作がいきなり大賞なんて、じゃあ私達の苦労は一体何なんだ、と思わないでも
ないですけどね? しかし、それだけの文才に恵まれていたというコトではないかと。
 それに、審査員も「水嶋ヒロさんとは知らなかった」と言っているワケだし。こんな詰ま
らないことで僻まずに、素直に「すごいね!」と賞賛を送るべきでしょう!
 え、じゃあなんで賞金2,000万円を辞退しているのって? これじゃポプラ社丸儲けじゃ
んって? えーと、それはアレだ、水嶋さんにとっては2,000万円なんてはした金、小銭も
同然なんだよ! そこらのビンボー小説家とはワケが違うんだよ! 俳優様ナメんな!
 ……ということで、水嶋ヒロ(齋藤智裕)さん、おめでとうございました。
 書店に並んだら読んでみたいと思います。きっと映画化とかもするんだろーなー。

 そして、私自身もようやく重い腰を上げ、執筆期間に入ろうと思います。
 目標は年内完成ですが、ご多分に漏れず、年度末までずるずると引きずるかもしんない。
が……がんばります。
 一応、タイトルは『パーフェクト・アウト』。囚人となった五人の少年少女が、死なない
ようになんかいろいろ頑張るお話です。
 ジャンル的にはミステリちっくなので、伏線が多くてフラグ管理が非常に大変。十行書い
ては二十行戻ることもありそうな予感が今からしています。プロットは九割方終わっている
のだけれどね。
 間に合えば期間限定で公開したいと思っておりますので、よろしくお願いします。

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