夕焼け小焼け~の赤とんぼ~・・ 突然だけど・・唱歌の「赤とんぼ」 皆さん歌えますか?
小学校とかの音楽の授業で 日本中のこども達が同じ歌を歌わない傾向になってから
成人世代で 誰もが知っている歌を こども達が全く知らないって話題を時々聞いたことがあるんだ
今のこども達 「春の小川」なんて 授業で歌うんだろうか・・
話が 横に歩いたけれど その赤とんぼの歌詞に出て来る 「桑の実」
摘み取る様に実るのは 今の季節なんだ
今の若い女性に 注目されるには 「天然の桑ベリー」なんて言うと ブームになるかな・・?
大きくなった 山桑の樹に 1~2cm位の細長い実がなって赤くなり やがて ブドウ色濃紫に変わる
濃厚な色と自然な甘みで 自然豊かな地方で元気に育った人は一度くらいは口にしただろうね・・
果汁の濃紫は 舌や唇、摘んだ指先までも赤紫に染めるほど 色濃いんだ
軽井沢の木陰の道を歩いていて 木の下に紫の染みが広がっていたら 頭上を見上げてみて
こんな実が実っていたら それが桑の実・・ 色の濃いのが美味しいよ
まあ、明治の文部省が考えたのであろうが、今から考えると良いな
ただ、皆で歌うのが玉に瑕だが、返って何も考えずに唄ったから良かったのかも知れない
一種の古典藝術、家元ですな
まず、身体から入っていく
そして、理論は後から着いていく
小学校あるいは国民学校の唱歌は、漢文と同じで声に出して音読でやる
それが次第に身に付いていく
歌詞も、もう古文になってしまった
昔の古典落語の世界だな
桑に実が成るか
もっとも、植物だから実が成るであろうが
山の幸か
それと、桑とはこの国の産業に担い手だったな
八王子に桑の都という酒があった
旨かった
もっとも水がよかったのだろうが
桑のみを頬張ると女工哀史を思うか
もっとも、富岡などは、近代産業だったようだった
この写真は何処で撮ったかな