昨日の日中 軽井沢に降った雪は
幹線道路上や 人通りのある通りにはほとんど残らず
ただ 日当たりの悪い場所や 軽井沢のシンボル 浅間山の中腹あたりまでが
純白にならないまでも 塗り直した絵画のような清新な白さを見せていたね
今日の日曜日 バスを待つふたりのお年寄りが楽しそうに話しているのを耳にした
その中に ふたりの会話から 軽井沢あたりの方言なのか他地域でも使われたのか
「 ぼや 」って 言葉が話題になっていて 聞き耳を立てたんだ
昭和の中頃辺りまでだろうか 石炭ストーブが学校で冬、利用されていた頃だそうだ
石炭に火をつけるのに よく燃える「 焚(た)き付け 」と呼ばれる 焚き木が必要だった
今だったら さしづめ バーベキューの炭に火を回す「 着火剤 」だよね
それが 「 ぼや 」と呼ばれ よく乾いたカラマツや雑木の枯れ落ちた小枝を指すらしい
学校へ 冬を前にした時期に ひとり2束
丁度 海苔巻きみたいに枯れ松葉や木の葉を芯に小枝の束を造り 持って行ったものなんだそうだ
その 小枝を集めに行くことを 「 ぼや取り 」 「 ぼや取りに行く 」とか言ったらしい
「『 ぼや取りに行って来い 』 って言われて 友達と裏山に行ってさ・・ 」 なんて
ふたりで 話が盛り上がっている様子が なんだかとっても 楽しそうだった
「 方言 」って なかなか いいもんだね