軽井沢のいろいろ~♪ 軽井沢で静かに暮らす 深山のイノシシ があれこれ見たこと聞いたこと

軽井沢に静かに暮らす深山のイノシシが 軽井沢の春夏秋冬 今昔、あれこれ・・ 見たまま聞いたまま書いてるよ

 軽井沢のいろいろ 軽井沢をくまなく歩く・・続きの3回目

2021-07-14 | 避暑地 軽井沢のあれやこれ

 昨日のお話で 軽井沢を西の方から巡る途中   借宿の集落を貫く中山道の 

 「 遠近宮(おちこちのみや) 」の東側から南に入る路を辿って 油井、塩沢まで行ってしまって

 古宿方面はどうした・・?? って 思った 軽井沢ツウの人もいただろうね 

 縦横に広い軽井沢の中を通過する「 道 」について話すと 実際は長い歴史の中で

 千年単位で遡る道の気配があって 別荘地、避暑地どころでない 歴史があるらしいんだ

 畿内から東を目指す、 東、北から 鎌倉を目指す、 天下を目指してどこからともなく侵略がある

 各地から 江戸へ往来する・・ 日本史の中に登場するそれこれに関わって 

 浅間山麓から見渡す限りの 軽井沢のどこかを、そんな道の多くが通過していたらしい 

 それで、くまなく歩こうとすると あちらにもこちらにも 巡り歩く道があるんだな・・

 でも、すべてが変わらずに繋がっているわけじゃあなくて これまでの災害の歴史や

 暮らし方の変化、開発の歴史の中で  使われなくなったり、消えてしまった現実もある

 国道、県道に変遷しているものもあれば ゴルフ場や別荘地などに姿を変えて 

 足を踏み入れることはおろか、もはや検証も出来ない歴史の道も少なくない

 借宿から 古宿、沓掛(現:中軽井沢)へと 江戸時代の中山道を踏襲する国道18号線を見ても 

 立体交差する碓氷バイパスの下を そんな古道散策目的で歩いても どこが昔の道筋なのかは

 判然としないね  

 ゆうすげ温泉 と看板の出ている所を国道18号線からそれて 古宿集落へ入って行くんだ

 江戸時代後半だろうか 馬による荷運びが盛んな時期にはひとつ屋根の下で馬も暮らす

 「 曲がり家(まがりや)」と呼ばれる家や 

 「 伯楽の家 」と呼ばれる 馬のお医者さんの家も あったそうで 公民館の西側に

 秋葉神社があって 一緒に雨乞いの神様なんかも大事に祀られている 

 この集落に 昭和17年 日本国内の寒冷涼地の稲作に劇的な生産革命をもたらした

 軽井沢の名誉町民  荻原豊次さんの家があって 中山道沿いに残る木造の2階建て家屋が

 その技術 「 保温折衷苗代(ほおんせっちゅうなわしろ) 」の  教習所跡だそうだよ

 この ご自宅、秋葉神社の北側国道18号線北側に 遺徳を称える顕彰碑が静かに建っているね

 古宿から中軽井沢に向かうと 集落外れが坂道になっていて上り坂になっている 

 車が通り出す時代以前くらいまでは ここが両側の土手と同じくらいの勾配の厳しいのぼり坂で

 ぬかるんだ日などは 特に通行が大変だったそうで  

 切通しになって、やっと今の坂道なんだそうだよ

 国道18号線の南側を並走して 中軽井沢の信金の所で中山道は国道18号線のルートになって

 湯川橋のたもと迄の間が 昭和26年に火災で焼失するまで中山道の沓掛宿の面影もあったそうだっ

 先週末 花火大会のお話をした長倉神社が道路北側 赤い橋を渡った先に鎮座していて

 ここにはいろいろな神様が集まっているし 境内も湯川の河川敷も せせらぎの音を耳に

 散策や ひと息つくのにぴったりだよ   

 ここから 湯川ふるさと公園を南方向に往来する散歩道もあって 

 ウォーキングやジョギングする人の姿も少なくないね  

 軽井沢町役場の前を通過する国道筋は 明治以後の道で 

 それ以前の 中山道は線路の南側を離山図書館入口の信号あたりに向かって走っていた 

 線路の南側の中山道筋から 塩沢方面に向かう昔の小路には 個人のお宅の一画に当時からの

   「 八剱神社(やつるぎじんじゃ) 」が祀られている

 離山図書館の信号の東側 東長倉村(後の軽井沢町)の道路元標がある 北側の道が現在の旧軽井沢

 江戸時代の中山道 軽井沢宿へと続く街道筋で 離山集落は江戸時代に開かれた新田村

 中程に ここで何度かお話した 山頂から中腹へ新築移転された鎮守様が大切に守られているね

 参道の途中に向かい合って平行に流れる   不思議な用水と河川の流れがあるけれど 

 知る人ぞ知る景観だよ

 そして 道は 雲場池へ人の流れが絶えないラウンドアバウトを通過して 旧軽井沢へ 一応ひとまわり

 三笠方面に向かった先に 小瀬、長日向 といった集落があって 昔は林業が盛んだったけれど

 近頃通年住む人は 観光関係の方が多いようだね

 中軽井沢から峰の茶屋に向かう北側の千ヶ滝一円にも観光産業や別荘在住・関連産業の人が多いようで 

 星野エリアのセキレイ橋の南側に 浅間神社だろうか スッキリした石祠が祀られているけれど

 屋敷神様や 馬頭観音様 石碑、石仏が鎮座しているくらいで あとは、ボクの知識がないんだな

 借宿から 北側へまっすぐ上がった浅間台、大日向一円は 戦後からの新しい集落でこれまでにも

 お話しした事があるけれど 古い神社などは残っていなくて貫いている1000m林道は

 千ヶ滝西区に繋がっているね  

 誰か  ここは?って ご存知の神社や 探訪先があったら 教えてくださ~い

 この 「 めぐり 」の お話で お寺と教会は 特にお話していませんが 

 そちらは またの機会の別のお話で ・・    

 こんな 軽井沢巡りは いかがですか     

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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