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第91回天皇杯全日本サッカー選手権大会が開幕

2011年09月06日 17時36分30秒 | スポーツ
JFLのリーグ戦が残り15戦(内勝ち点が付かない震災復興支援試合が1戦)となった松本山雅FC。直近2試合の連勝で勝ち点を30に伸ばし、現在リーグ5位という成績だが、過去の例から見て4位以内でシーズンを終えるには勝ち点60が最低条件となりそう。できれば勝ち点63は欲しいところ。


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勝ち点が加算される残り14戦で勝ち点を33積み上げるには単純計算で11勝が必要になる。非常に厳しい戦いが待っているわけだが、そんなリーグ戦と平行して行われているのが第91回天皇杯全日本サッカー選手権大会だ。

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2011年9月3-4日に始まった天皇杯。台風12号の影響で順延があり9月14日に行われる試合もあったりするが、とにかく1回戦が各地で行われた。
長野県代表の松本山雅FCは9月3日、アルウィンにおいて福井県代表の丸岡フェニックスと対戦。長野県サッカー選手権大会、リーグ戦と過密日程が続く中での戦いと、新加入選手の実践起用など本来の戦いとは別の難しさもあったが、アウェイでのMIOびわこ草津戦以降連勝中(県選手権決勝は引き分けPK戦勝利)の自信からか、守られてカウンターという難しい展開となっても堅実に守り確実に得点を挙げるというサッカーで、1回戦を勝ち抜きJ2横浜FCとの対戦となる2回戦進出を決めた。

序盤は重苦しい展開で、相手ディフェンスの裏を付く飛び出しがことごとくオフサイド。シュートを打っても決まらずと、焦りが出てもおかしくなかったが、そんな状況で勝ちきることができるチームになってきているのが、今の松本山雅FC。

新加入の船山、飯尾、大橋と片山の連携は面白い。木島兄弟とは、なんとなくギクシャクしている感じもするが、それも試合をこなしてゆく中で解決できる問題。ここ数戦で見られた松本山雅FCのサッカーは、これまでとは違う1ランクも2ランクも高いレベルを感じさせてくれた。ただ、そのレベルに戸惑っている選手がいることが、バランスの悪さを生んでいた。

サッカーは味方を信じ先を読んで動くスポーツ。そういう意味ではバスケットボールに良く似ている。時々、とんでもないところにパスが出て、誰もいなかったり相手にパスをしたように見えることもあるが、それもそこへ味方が走りこんでいると信じてのこと。
その摺り合わせは、ともかく話すこと。時間はかかるが、お互いのプレースタイルの理解と戦術の信じ込みが重要。

徐々に各選手のプレーがシンクロしだしている感じが、丸岡フェニックス戦で見られたのは収穫だった。

次はリーグ戦、アウェイでのカマタマーレ讃岐戦。

上位に食い込もうと必死のカマタマーレ讃岐、ツエーゲン金沢、FC琉球との戦いばかりでなく、降格圏からの脱出を狙うチームとの対戦も残っていて、現在のリーグ順位だけをみて安心できる相手はひとつも無い。

天皇杯も含め残り試合を全勝するつもりで戦おうというチームの気迫に、今は期待するしかない。

そして、シーズン終了時にはJ2昇格という吉報を受け取りたいものだ。



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