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天皇杯サッカーへの4年連続出場を決めた松本山雅FC

2011年08月31日 13時44分27秒 | スポーツ
第16回長野県サッカー選手権大会決勝戦は、4年連続の信州ダービーとなった。結果は松本山雅FCがPK戦を制して優勝。4年連続6度目の第91回天皇杯全日本サッカー選手権大会出場を決めた。


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まるで、サッカー女子W杯決勝を再現するかのような逆転劇だった。

JFLとは使用球が違うからなのか、両チームともシュートがことごとく外れるものの、お互いの勝ちたいという思いがぶつかって試合時間も短く感じられた。

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AC長野パルセイロ:0-0:松本山雅FCで迎えた延長後半、僅か10分ハーフという延長戦、先制すれば有利になるが攻めながらも決定機を外しつづけてきたツケなのか、序盤でのミスを突かれて速攻を仕掛けられた山雅。そして、パルセイロが先制。

残り7分ほど。逃げ切ろうというよりは追加点を挙げて勝利を決定的にしたいパルセイロに対し、攻めるしかない山雅が押し込まれるシーンもあったが、何とかしのいだ山雅がアディショナルでパルセイロのゴール前でのバックパスの乱れを逃さず同点に。

決着はPK戦に持ち込まれることになった。

とにかく、PK戦というのは心臓に悪い。
それが各チーム9人、18回も続いたのだからたまらない。

とはいうものの、パルセイロの9人目、先制点を入れた浦島貴大の蹴ったボールがクロスバーを叩いて舞い上がりゴールを超えていった。
瞬間、緑に染まったスタジアムから大歓声が上がる。
どよめきが残る難しい状況の中、山雅の9人目、手術・リハビリからこの日復帰初戦となった小松憲太が確実に決める。

延長後半、アディショナルタイムに入りスタジアムを後にする人が散見される中、最後まで勝負をあきらめず泥臭くボールをゴールに押し込んだ片山真人。いつも最後まであきらめなかったマツのサッカーを受け継いだ松本山雅FCの強さを見た一戦だった。

第91回天皇杯サッカーは9月3日の1回戦からスタートする。

松本山雅FCが勝ち続ければ、4回戦には勝ち上がってくるであろう横浜Fマリノスと対戦することになる。過去、松本山雅FCは4回戦まで進んだ実績を持つだけに、少なくとも4回進出を果たしてもらいたいと願っている。

そして、8月31日にはJFLの琉球戦が行われる。今後ポイントランキング下位との戦いが続く松本山雅だけに、上位争いを繰り広げる琉球との戦いは、リーグ4位以内という目標達成の試金石となる一戦。

松田直樹の加入を機に、マツを中心としたチームを作ろうと選手強化を図ってきた松本山雅FC。その戦力が整ったときにマツの姿が無いということがあまりに悲しいが、新戦力をチームの底力アップに確実につなげてもらいたい。



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