人気ブログのエントリが株価を動かす

株価が大幅に下がったのはブログでの思わせぶりな社名公表だ、として行動を起こしたことで株価を戻したサイバーファーム。株価に影響を与えたということで風説の流布などの罪状を頭にいれて告発へ踏み切ることになるのだろうか。

サイバーファームが反発、会社側が「きっこのブログ」の記事は事実無根と発表（yahoo!ニュース　テクノバーン）

しかし、きっこのブログではマスコミに名前が挙がってから関連したエントリを書くといった内容。確かにライブドア事件、野口氏怪死のエントリの最後に書かれていたことでかなり思わせぶりではあるが、これらの事件に関わっているとは書かれていない。
もし、きっこ氏の事情聴取が行われ、つかんでいるネタの裏が取れている場合、訴えた側のダメージは計り知れない。

それにしても、ブログのいちエントリがこれほどまでに株価へ影響を与える時代がきたのかと思うと、ブロガーもジャーナリスト並の情報収集力がなければ何も書けないということになってくる。誹謗中傷はもちろんのこと、株価を左右するような内容に関してもかなり気を遣って書かなければならないということだろう。

それにしても、今回のサイバーファームの対応。裏目に出る可能性はないのだろうか。今後も注目していきたい。

サイバーファームの出自（兜町おさんぽ日記帖）


↓いろんな意見を知るのに助かってます