今年も「ヤブコウジ」を描くことができました。いつもこの時期には、誰かしら持ってきてくれるのです。我が家の「ヤブコウジ」は大きな植木鉢に他のものと一緒にゴチャゴチャと入っているので、可愛そうにこれ以上増えることもできず、現状維持がやっとです。控えめに赤い実をつけてけな気です。
ずーと具合の悪かったご主人を亡くされて、気持ちも落ち込み沈んでいた美智子さんから「今日どうしよう?」って電話をもらいました。「特に用がないなら、おいでよ」って無理にお誘いしました。言葉をかけられると、まだ涙、涙です。だから、そのことに触れずに、そーっとしておいてあげるのも、やさしさだと思います。私も母を亡くした時、言葉をかけられるのが、一番悲しかったですから。大勢の中に出てくる時は、気持ちを切り替えて来ているのですから・・・。冷静なとよ子さんは、「いつかは、通らなければダメだから」と。じっと美智子さんの来るのを待っていてくれてたのです。絵手紙を通して知り合った友は、みんないい人ばかりです。