9月6日(木)

台風関東地方接近
過日(
ここ参照)、私のブログでもご紹介致しましたように、高速料金が50%オフとなる夜間早朝割引および通勤割引の適用条件の一つに、総走行距離100キロメートル以内であること、という条件があります。
だから、東京から京都まで行こうとした場合、東名・東京インター~京都南インター間を一気に走ったのでは、その総距離は、487,5キロメートルありますので、幾ら他の条件(22時~6時であることなど)を満たしていたとしても、50%割引の適用は受けられないことになります。
そこで、一つの考え方として、総走行距離が100km以内であること、という制限その他の要件をクリアーするために、走行距離100kmの手前で一旦下り、また乗る、ということを繰り返して京都まで行き、50%割引の適用が受けられないか、ということが考えられます。
以下には、たとえば、普通車を例にとり、これを実証してみたいと思います。
まず、夜間早朝割引の適用(22時~6時の間で総走行距離100キロ以内であること等)を受けるために、21時30分ころに東京インターのゲートをくぐり、100キロ手前の裾野インターで、22時以降に一旦、下り(総走行距離93,8km。50%割引で1,400円)、次に、直ちに、22時以降に、同インターから入り、同じく、100キロ手前の吉田インターで下りる(総走行距離91.8㎞)ということを考える。
ところが、この裾野~吉田間は大都市近郊区間でないため夜間早朝割引の適用が受けられないので、深夜割引(30%オフ)の適用(0時から4時の間)を考えるしかありません。
深夜割引には走行距離の制限がありませんので、0時以降に(0時前に入って4時前に下りても可)、裾野インターを入り、朝の4時近くまで、しばらく、深夜割引の適用を受けて東名・名神を走る。
そして、京都南インターまで98,1㎞というところの関が原インターで一旦下ります。
次に、関が原インターから京都南インターまでを次の2つの場合を考える。
[第1の場合] 再び、関が原インターから乗り、早朝夜間割引(50%オフ)の適用を受けるべく、朝の6時までの間に、京都南インターを下りる(22時~6時の間に乗っている場合は6時以降に下りても可)。(西宮~大津間は大都市近郊区間です。50%割引で1,400円)
[第2の場合] あるいは、同じく、関が原インターから乗り、通勤割引(50%オフ)の適用を受けるべく、朝の9時までの間に、京都南インターで下りる(50%オフの適用で1,600円)、という方法はどうか。
以上の方法だと、東京インター~裾野インター間は大都市近郊区間ということで早朝夜間割引の適用(半額の1,400円)が受けられますが、裾野~吉田インター間は、大都市近郊区間でないため、同制度の割引は受けられないので、裾野インターからは深夜割引(30%オフ)の適用を受けて、京都南インターの100キロ弱手前の関が原インターまで行く(深夜割引には距離制限がない。走行距離295,6㎞。通常料金6,400円→30%オフ4,500円)。
以上のケースを総括すると、
東京~裾野~関が原~京都南インターの間を、それぞれ、早朝夜間割引、深夜割引、通勤割引を利用した場合、
通行料金の合計は、
①第1の場合では7,300円、
②第2の場合では7,500円、ということになります。
ところが、東京インターから京都南インターまでの全行程を、深夜割引(30%オフ)の適用を受けて、途中で乗り下りせずに、一気に行く方法をとった場合には、通常料金10,050円のところが7,050円となります。
だから、この方が身体も楽だし、何回も乗り下りを繰り返すことによる事故の危険性などのことも考慮すると、通行料金も一番安い深夜割引が一番いい方法だということになりそうです。
なお、高速道路会社によれば、200キロを越える場合には、長距離割引となっていて、深夜割引を利用した方が距離制限もなく、料金は割安に設定されているとのこと。ならば、深夜割引にも30%オフ以上の割引の適用を是非とも実現するように望みたいものである。
[結論]
・普通車の場合
・東京インター~京都南インター間
・総走行距離 487,5キロメートル
・通常の高速料金 10,050円
・時間 6時間06分
・全線深夜割引の適用だと、7,050円
・途中で、乗り下りを繰り返した場合 7,300円または7,500円(ケースにより異なる。また他の適用要件を満たした場合)
※なお、それぞれの割引については、以下をご参照 ↓
早朝夜間割引→
クリック①
通勤割引→
クリック②
深夜割引→
クリック③ 以上