小金井 サッカースクール A.C.Fonte

小学校1年生から3年生がメインで楽しく開催しています!これから始めたい!上手になりたい!そんな子待ってます♪

育成は現在の結果ではなく、将来の結果の為の過程である

2013-10-11 21:39:04 | 活動内容 2010.2~2015.11
久しぶりの参加になっている外崎です。


今年の3月の追い込みに始まったアベノミクスの公共事業で、ハウスメーカーから業者がいなくなり始め、さらに消費増税のおかげで駆け込み需要が増え来年の3月は段取りがとんでもないことになりそうな・・。


そんな中でフォンテも「検索サイト、プレグラ」の広告掲載(これに出ている外崎は相当なイケメンです(笑)・・・プレグラ効果というよりイケメン効果かな?)と口コミの効果で最近、体験参加が増えています☆この辺も体制を見直して運営も変えていかなければいけない時期に差し掛かってきていますね。


私の中学年は基本に戻り、「ボールを直接見ない」でドリブル練習、から始めています。


まずは、直接視野がどういうことなのか教えてから間接視野の意味を教える。私の右手を見ながら視線を変えずに左手で作る数字がわかるよね?という感じで教え、今度はボールを見ながら自分の手のひらを見せ・・・という流れでその視線のままドリブル練習。


フォンテのドリブル練習はボールを直接見ない。ドリブル練習というよりはボールを直接見ない練習。


この後、少しだけ競争。課題は相手の状況を見ながら「自分が勝っているのか、負けているのかを理解しながら競争」。


視線が下がり始め、ボールに直接目がいきがちになる。「どう?しっかり間接視野を考えながら競争できた?」「・・あんまりできなかった」


「そう、勝ち負けがかかってくると今はどうしてもボールを直接見てしまうね。そうやって練習してきたから。でもこの後ゲーム。プレッシャーはもっと強くなるね。相手も強い。そんな中で今日教わったことにチャレンジできるかな?」


「できない」


「そしたら今日の練習の意味は?」「・・・ない」「そう!ないんだよね(笑)。だからどんなに相手が強くても、弱くてもすごい点差が開いても今日教わったことにチャレンジしないと意味がない。勝ち負けももちろん大事、でもそれよりも今やるべき事は教わったことをチャレンジすること」


そしていざゲーム。課題は「ボールを直接見ないこと」相手が強くても点を取られてもボールを直接見ないでプレーしようとしている姿に感動♪周りが見えて駆け引きもできているシーンもあり、シュートコースをしっかりと見て、そのコース通りのシュートを決めた選手も居て同じチームの子同士で喜んでいました☆


ゲームが終わり「全員チャレンジ出来ていたね。どうだった?」「すっきりした!」という新しい答え(笑)「うん、気持ちいいプレーが多かったね。でも結果的にはどうかな?」「シュートをいっぱい外した」「うん、でも俺怒ったかな?俺もシュート思いっきり外してるし、君達には難しいことにチャレンジさせてるよね。だから結果よりも今日教えたことにこだわって声掛けしてたよね。」


最後のミーティングで「フォンテは結果よりも、教わった事をチャレンジしているのか?にこだわる。チャレンジして、結果がミスでも褒められる。だって教わった事にチャレンジしたならその部分をコーチは褒めるべきだよね?そういう環境にいる以上、君達はチャレンジしなければならない人達なんだ、OK?」



高学年も「逆を突く」というテーマのもとやっていて、私も用意していないと正直やられるシーンが出てきましたね。だからこそ、しっかりと対応してあげないと。今日はすねに一つすり傷が出来ていました。この調子でまずはとのにソックスをはかせましょう♪まだまだアタックが甘いし、遅いぞ♪

写真で報告

2013-10-11 16:17:22 | 活動内容 キッズ 2011.4~2015.6
人数増えてきました!


これ以上増えると濃い声がけが出来なくなってきます。

フォンテの売りは一人ひとりへの熱いコーチングですからね。


今日は10人でした。遅れてきた二人は話だけを聞いてトレーニングに参加。。うーん、素晴らしい。

3試合目と観戦を経て感じたこと

2013-10-02 01:02:29 | 活動内容 2010.2~2015.11
2試合目の対戦相手を見て、次の対戦は完全に弱いと判断。


ここで3年生がキーパーをやりたいと言い出すので、OK。3試合目の相手も弱い相手に失点していたのでいけるだろうと判断。これが今回の判断ミス、侮りました。この試合をしっかりと観戦すべきでしたね。


この対戦相手の結果が出た時点でミーティング。なんと8-2で試合終了。10分1本で10点動くものか・・と感じながらリーグ戦の戦い方を伝えていきます。


今、明正と外出が引き分けで外出が月光原に6点差で勝ったから外出が暫定1位。で、この後に月光原、外出の連戦になる。外出が月光原に6点差だから、フォンテは6点差以上で勝っておかないといけない。そのあとの外出に勝てれば2位通過は決定になる。


でも外出に引き分けて明正にも引き分けると勝ち点で並ぶから得失点の問題になってくる。その為に今、大量得点で勝たないといけない。ただの勝利は後になって問題になる。


そして、結果は5-0。やはりこの数字が結果を表していたようで、この後の外出にはさすが6年生、最初の2-2-までは打ち合ったけど、勢いで持っていかれ6-2の惨敗。それでもいつも通りの交代劇で2得点というのが大きかった。5-0の時もボールを持っていかないシーンが少しあり、それも結果につながったかな?試合前にしっかりと課題を与えていれば反省点もしっかり出てくる。


で、この後はお昼という事でリフレッシュ。


でも負けたことで対明正への考え方が変わった私。明正と月光原の試合を見る。


月光原はおそらくうちと同じように5年生以下で出場?していて控えも1、2名。初戦の相手もそうでしたがそれでも交代はほとんどなし。明正も4-0あたりで実力差ははっきりとしていたけど、結局この試合メンバー交代は2名。


ベンチは8人くらい座っていました。


結果は10-0。この試合結果が気に食わなかった。久しぶりに公式大会の現場に足を運んで、周りのコーチングを聞いても、なんら変わっていない。弱いのに変えない。強いのに変えない。


普段教えているプレーを誉めているコーチもいない。得点、失点の時とシュートくらいしかはっきりとしたコーチングは聞こえてこない。今大会、勝利の為だけに来たなら7人くらいで来ればいい。それでやり切ってみて、評価すればいい。私は、相手のシュートにも「おぉ。ナイッシュー」と思わず言ってしまう。良いシュートは良いシュート、良いタッチは良いタッチ。同じ育成現場に居る以上、高いレベルの選手を観たら「あのレベルまでどうやったら持って行けるのだろう」と考えるべき。


フォンテと月光原戦終了後には他チームの選手が「あーぁ、今日も出ないのかぁ」と聞いて悲しくなりました。そりゃそうだよなぁ、錦糸町まで来て試合に出ないって何しに来たのか分からないよね。


仕事上、費用対効果とか最近意識しだしましたけど、こんな事を思われるコーチはとても多いと思います。選手に言われるなんて相当不満が溜まっている。


こんなコーチは、出ない選手に対してユニフォーム着せて、試合会場に連れてきているだけ。そんなんだったらせっかくの日曜なんだからJリーグ観に行った方がよっぽど楽しい。それに気が付かないのがおかしい。


フットサルはサッカーと違って基本的にダッシュ量が多い。だからこそ、一歩でもダッシュ出来ないと判断したら次のプレーで交代しないといけない。それを教えたくて、「疲れたら交代」というルールのもとフォンテは戦う。それを選手がまだ出来ないから、運動量が少なければすぐに指示を出す。言われてから運動量増やしても交代。言われてからやるようじゃ、遅いと普段から教えている。だから選手は私の交代指示に不満はないし、あったとしても言えない。


チームで戦うという事を一番伝えやすい。サッカーの試合でも同じ。だからこそ、近年自由交代と8人制の少年サッカールール。育成年代で唯一ルールが違うということに、少年サッカーの指導者はもっと考えないといけない。


私は負け出すと楽しい。どうして、負けてるんだろう?選手はいつも通り?今まで教えてきた事の中で何が足りない?ウチと相手選手とでは何が違う?相手はそんなにうまい?今のゴール見てないじゃん(笑)これで相手コーチ、なんで喜んでるの?ルックアップした?って聞くべき。さっきのパス駆け引きしてないじゃん。今の駆け引き失敗したけど良かったじゃん。今のはスピードだな。ナイスオオーバー!


めまぐるしい展開の中、負け出しても見る所いっぱいある。負けているからこそ見直すことがたくさんある。正直勝ち試合に興味はあまりない、楽しいだけ。普段やっている事やって勝ったなら何も言う事はない。普段やってる事をやって勝てないから見直すことがある。


敗戦後、決まって外崎は笑顔、でも結構ひくつています(笑)悔しいし言い訳も言いたいし「うち6年生2人だから」って心の中で。でも「ありがとう、ナイスゲーム」と相手選手にも伝える。フォンテ選手にも明るく振る舞う。


負けは負け。


これを次に活かせばいい。その繰り返し。普段からそんな気持ちでやってるから、伝えること、プレーさせることに変わりはない。