ギャラリー 一間

骨董ルクラシックの画像庫

黄瀬戸筒茶碗

2022年02月28日 13時57分04秒 | 骨董

黄瀬戸筒茶碗

 

江戸後期~幕末の再興織部の作品かと思います。

(明治以降も連綿と作られていますが、それらより古い時代のものかと思います)

薄造り、タンパンはごく薄くしか出ていませんが、

非常に佳き肌です。

いわゆる油揚げ手ではなく、透明性のある釉肌のぐいのみ手に属するもの。

画像の通り、口縁に直し、全体に貫入と貫入染みがあります。

箱はおそらく本品用に誂えられえたものでしょう。

ほか、共かどうかわかりませんが、新しい仕覆が付属します。

桃山本歌のものは2000万以上しますが、

この時代のものでも優れた陶工の手によるものは十分楽しめます。

サイズ的には旅茶碗、茶籠にしこむ茶籠茶碗的なサイズですが、

ロックや水割りなどにも。

 

口径 約8.4センチ前後

高さ 約7.5センチ前後

高台畳付きに欠け、

見込みと高台内に窯疵があります。

実物と画像とでは多少色合いが異なる場合があります。

サイズは前後と記載の通り、多少の誤差を含みます。

古いものですので、画像と説明文にない傷等ある場合があります。

時代産地は当方見解です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この記事についてブログを書く
« 鉄絵輪線文筒碗 | トップ | 呉須鉄釉 染付 鎬手 朝顔形 盃 »
最新の画像もっと見る

骨董」カテゴリの最新記事