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志戸呂焼 鉄黄釉茶碗 江戸前期 遠州七窯

2020年02月02日 14時17分28秒 | 骨董

志戸呂焼 鉄黄釉茶碗。

 
その起源が瀬戸あるいは美濃の陶工が移り住み開窯されたことから、
瀬戸のカテゴリに出品していますが、
静岡は島田市の焼物である志戸呂焼の鉄釉と黄釉を用いた茶碗です。
遠州七窯のひとつにも数えられていますが、
その七窯のうちで唯一室町時代から存在していたとされる窯です。
本品はまさしく遠州の「きれい寂び」を体で表したような茶碗です。
堅牢ですが、薄造り、手取り良い小服茶碗です。
画像の通り、高台畳付きに欠けがありますが、古いもののようで、角はとれています。
ほかにボディに窯キズ、口縁にホツがありますが、成型時のものかもしれず、なめらかです。
箱は保存箱のみですが、志戸呂という銘が入る前(この銘が入るのは1700年代前半の享保からともいわれています)の作品、
非常に希少なものかと思います。
また、実際に今後もどんどん使用していただきたいとも思います。
口径 11.5センチ前後
高さ 約5.9センチ前後
画像と実物とでは多少色合いが異なる場合があります。
古いものですので、画像と説明文にない傷等ある場合があります。
時代産地に関しては当方の見解です。
ご売約
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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