ギャラリー 一間

骨董ルクラシックの画像庫

麦藁手 酒盃 錦光山

2022年06月17日 12時00分19秒 | 骨董
麦藁手 酒盃 錦光山

京焼、錦光山窯の作品です。
作品の状態からして、錦光山最後の七代のもので、明治期ころかと思います。
上品ですっきりした姿、
生まれは蓋付きの筒向ですが、
ぐい呑みに最適です。
夏の爽やかな酒器として如何でしょうか。

ほか、ふだん使いの湯呑み、コーヒー、紅茶などにも。
特筆すべき大疵はありません。
座辺、気軽に使えるこっとうとして日々おつきあいくだされば幸いです。


口径 約8.1センチ前後
高さ(蓋含まず) 約6.6センチ前後

身も蓋も小疵、汚れ、釉の飛び等ありますが、
全体としては目立った大疵のないグッドコンディションです。
蓋はきっちり合いません。

実物と画像とでは多少色合いが異なる場合があります。
古いものですので、画像と説明文にない疵等ある場合があります。
サイズは前後と記載の通り、誤差を含みます。















市之倉染付細縞文細筒盃

2022年06月17日 11時53分59秒 | 骨董
市之倉染付細縞文細筒盃

岐阜多治見、昭和のデッドストック的なお品です。
市之倉産。
幕末〜昭和のはじめにかけて、
全国に流通する染付磁器の盃のほとんどすべてが、
この市之倉産であったとも言われています。
薄造りで、山間から運搬しやすいように小ぶりであったそうです。
そういった歴史を踏襲し、おそらくは真似できるならしてみなさい、
というようなプライドもあったでしょう。
本品は夏の酒器としてぴったりな涼しげな姿です。
座辺、しゃれた一献をお楽しみください。
鉄分の浮きだしがありますが、目立った大疵はありません。


口径 約5.2センチ前後
高さ 約7.4センチ前後

高台内に「駿風」銘。詳細は不明です。
当時の窯元あるいは制作者の銘だと思います。


実物と画像とでは多少色合いが異なる場合があります。
古いものですので、画像と説明文にない疵等ある場合があります。
サイズは前後と記載の通り、誤差を含みます。