みちのくの風の旅人 [ 愛と義の街(上杉の城下町)から情報を発信中 ]

米沢・山形・東北の自然や文化・風土を季節の便りとして届けています。HP[新・天空の流れ雲]と合わせてご覧ください。

日めくり奥の細道

2014-09-02 08:48:06 | テレビ番組・ラジオ番組

 新日本風土記は、録画して毎週欠かさず見ている好きな番組のひとつである。山形県内に関しては、昨年あるいは一昨年に放映された、月山(出羽三山の信仰)や蔵王(蔵王権現)などが、印象に残っている。
 類似したNHKの番組として、今から40年ほど前「新日本紀行」という番組があった。懐かしいテーマ曲のオープニングが脳裏に焼き付いている。3・4年前に「新日本紀行ふたたび」が約1年間放送された。かつて放送された番組と、約30年後の現在との対比が郷愁を誘う番組だった。

 さて、きょうの本題「日めくり奥の細道」は、新日本風土記スペシャル番組として、昨年から今年にかけて、毎朝5分間放送されている。昨年は6月から8月にかけて、前半の部分が放送され、今年同じ時期に再放送された。松尾芭蕉が江戸を出発して酒田に至るまでの行程であった。山寺、尾花沢、最上川、月山、酒田と山形県内では歴史に残る名句が誕生した。
 8月半ばからは、酒田から岐阜県の大垣に至る後半の放送が始まった。今から325年前(元禄3年:1689年)に、実際に旅をした日の旧暦を現在の暦(太陽暦)にほぼ合わせて放送されている。きのうから5日までは、金沢の芭蕉が旅した時代のエピソードと現在の金沢の姿が映し出される。

Cimg6196  今年の6月末から7月初めにかけて、北陸を旅した時、北陸自動車道のサービスエリアなどで芭蕉の句碑をよく目にした。詳しくは、写真付きで当時のブログに書いていますので、バックナンバーをご覧下さい。

写真は有磯海の句碑です。
 
 早稲の香や わけ入る右は 有磯海

日めくり奥の細道新日本風土記は、本文の文字にNHKの番組ホームページのリンクを作成しています。クリックしてみてください。

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