私の富士登山(8/15-16)の日記の続きです。
私の予定よりも1時間ほど遅れて本8合目山小屋に到着しました。
遅くとも2時には出発するのでこの山小屋の滞在は数時間です。
チェックインを済ませる(クーポンを渡すだけ)と、このあと団体のツアーが到着するからすぐに食事にしてくれとのこと。
山小屋の夕食はカレーとハンバーグでした。「これだけ?」と思えるほどですが、疲労のため食欲はありません。
山ではこれで十分なのでしょう。食べ初めてから写真を撮るのを忘れたのに気づき、食べかけをパチリ。
山小屋での仮眠は寝床での雑魚寝。
男女別々にされると思っていたのですが、区別なしに寝床に押し込められます。
一人当たりのスペースは1畳もありませんねえ。寝袋に入って休むという格好です。
着替えるスペースなどありませんから、登ってきたままの状態です。
山頂ご来光組は1時に起こしてくれるはずになっています。
もとよりこんな時間に眠れるはずはないので、仮眠といってもちょっとウトウトしたくらいでしたね。
横になっていると猛烈な渇きに襲われます。真っ暗のなか枕もとのザックに差していたペットボトルを一気飲み。
登っているときは気温が低かったせいもあって、水はペットボトルの半分くらいしか飲んでいません。
やはり発汗でだいぶ脱水しているんでしょう。それよりも体が火照っていてじっとしていられません。
0時過ぎに体を冷ましに外に出てみました。外はかなり寒くなっています。
外には多くの登山者が集まっていて、山小屋の入り口では出発の準備をしている人もけっこういます。
まだ早いですが、もう準備しようと我が相棒を寝床から引っ張り出し、早めに出発することにしました。
気温はだいぶ低くなっていますが、それでも登っているときは汗をかきます。
山頂に到着したときに着衣が濡れていると厳しい状況になるので、ここでの防寒は最小限で。
↑午前1時の山小屋の前のベンチ。
朝の山頂の気温は3度~5度。強風が吹いているので体感温度は0度になります。
ここ本8合目は山頂まで80分の距離ですから、山頂へのアクセスが容易で時間が読めます。
極寒の山頂でのご来光の待ち時間を少しでも短くするため、多くの登山者が本8合目付近で待機しています。
午前1時過ぎに出発。かなり早めの出発になりますが、防寒の準備は万全なので大丈夫でしょう。
しかし、ここからがきつかった。足がまったく動かない。ポールで腕の力も使いながら進みます。
ここにきて我が愛しのエトワールの様子も厳しくなってきました。中途半端な休憩がよくなかったのか。
あと80分。先は見えています。一度止まると動けなくなりそうだからもう休憩はしない。
1:22。8合5勺、標高3450メートル。山頂まで60分。
ここから上では誘導灯を持った登山ガイドが立っていて登山者を誘導しています。
あと1時間もすればここから山頂まで大渋滞が始まるからです。
「ゆっくりの人は左へ、余裕のある人は右へ寄って進んでください」
そんなに急かせれても、こんな狭いところ、足場もないのに無理やわ。
1:52。9合目、標高3600メートルに到達。山頂まであと30分。
山頂に近づくにつれ勾配が急になってきているので休みながら上へ上へ。
2:37。山頂手前の鳥居をくぐる。2:41。ついに富士山頂を征服。
(画像は到着時のもの。明るくなってからの記念写真は公開できないので)
ご来光にはまだ2時間ありますが、すでに山頂には多くの登山者がいました。
予想通りの寒さです。強風は吹いていますが絶望的ではありません。
あと2時間寒さに耐えなければなりません。体が冷える前に完全装備をします。
学生グループの横に陣取ることにしました。関東ではサークルの恒例行事になっているんでしょうかね。
しまった。敷物を忘れました。地べたに腰を下ろし、背中合わせでその時が来るのを待ちます。
4:15。少し明るくなってきました。画像左下には、これから登って来る登山者のヘッドライトの列が見えます。
4:58。いよいよです。先端が見えてきました。
5:00。全体が見えています。まだ雲の中のようです。真っ赤です。こんな赤は見たことがありません。
5:01。雲から上へ出てきた太陽が光を放ち始めると同時に、山小屋から「君が代」が流れてきます。
5:07。ご来光の瞬間。私が持ってきた小さなカメラではこれが限界。満足度3700。
5:08。明るくなってから富士山頂が人であふれていることに気づきました。
富士登頂には成功しましたが、実は最高地点ではないんですよね。国内最高地点3776メートルはここ↓
朝日に赤く照らされた富士山剣が峰。見た感じではここは3700メートルくらいでしょうかね。
山頂は真ん中に噴火口があってすり鉢状になっています。剣が峰はここからちょうど反対側になります。
てっぺんの測候所があるところに行くには往復で1時間半かかるそうです。私らなら2時間はかかりますかね。
まだ富士登山の最大の難関の「下山」がありますし、夜の待ってるときに今回は断念することに決めました。
下山開始
下山道は登山道とは別のコース。7.6キロ。全身砂塵にまみれながらの下山。あまりのつらさにコメントなし。
10:37。4時間弱で下山完了。登山口は今日も最高峰に挑む人たちであふれていました。
私の予定よりも1時間ほど遅れて本8合目山小屋に到着しました。
遅くとも2時には出発するのでこの山小屋の滞在は数時間です。
チェックインを済ませる(クーポンを渡すだけ)と、このあと団体のツアーが到着するからすぐに食事にしてくれとのこと。
山小屋の夕食はカレーとハンバーグでした。「これだけ?」と思えるほどですが、疲労のため食欲はありません。
山ではこれで十分なのでしょう。食べ初めてから写真を撮るのを忘れたのに気づき、食べかけをパチリ。
山小屋での仮眠は寝床での雑魚寝。
男女別々にされると思っていたのですが、区別なしに寝床に押し込められます。
一人当たりのスペースは1畳もありませんねえ。寝袋に入って休むという格好です。
着替えるスペースなどありませんから、登ってきたままの状態です。
山頂ご来光組は1時に起こしてくれるはずになっています。
もとよりこんな時間に眠れるはずはないので、仮眠といってもちょっとウトウトしたくらいでしたね。
横になっていると猛烈な渇きに襲われます。真っ暗のなか枕もとのザックに差していたペットボトルを一気飲み。
登っているときは気温が低かったせいもあって、水はペットボトルの半分くらいしか飲んでいません。
やはり発汗でだいぶ脱水しているんでしょう。それよりも体が火照っていてじっとしていられません。
0時過ぎに体を冷ましに外に出てみました。外はかなり寒くなっています。
外には多くの登山者が集まっていて、山小屋の入り口では出発の準備をしている人もけっこういます。
まだ早いですが、もう準備しようと我が相棒を寝床から引っ張り出し、早めに出発することにしました。
気温はだいぶ低くなっていますが、それでも登っているときは汗をかきます。
山頂に到着したときに着衣が濡れていると厳しい状況になるので、ここでの防寒は最小限で。
↑午前1時の山小屋の前のベンチ。
朝の山頂の気温は3度~5度。強風が吹いているので体感温度は0度になります。
ここ本8合目は山頂まで80分の距離ですから、山頂へのアクセスが容易で時間が読めます。
極寒の山頂でのご来光の待ち時間を少しでも短くするため、多くの登山者が本8合目付近で待機しています。
午前1時過ぎに出発。かなり早めの出発になりますが、防寒の準備は万全なので大丈夫でしょう。
しかし、ここからがきつかった。足がまったく動かない。ポールで腕の力も使いながら進みます。
ここにきて我が愛しのエトワールの様子も厳しくなってきました。中途半端な休憩がよくなかったのか。
あと80分。先は見えています。一度止まると動けなくなりそうだからもう休憩はしない。
1:22。8合5勺、標高3450メートル。山頂まで60分。
ここから上では誘導灯を持った登山ガイドが立っていて登山者を誘導しています。
あと1時間もすればここから山頂まで大渋滞が始まるからです。
「ゆっくりの人は左へ、余裕のある人は右へ寄って進んでください」
そんなに急かせれても、こんな狭いところ、足場もないのに無理やわ。
1:52。9合目、標高3600メートルに到達。山頂まであと30分。
山頂に近づくにつれ勾配が急になってきているので休みながら上へ上へ。
2:37。山頂手前の鳥居をくぐる。2:41。ついに富士山頂を征服。
(画像は到着時のもの。明るくなってからの記念写真は公開できないので)
ご来光にはまだ2時間ありますが、すでに山頂には多くの登山者がいました。
予想通りの寒さです。強風は吹いていますが絶望的ではありません。
あと2時間寒さに耐えなければなりません。体が冷える前に完全装備をします。
学生グループの横に陣取ることにしました。関東ではサークルの恒例行事になっているんでしょうかね。
しまった。敷物を忘れました。地べたに腰を下ろし、背中合わせでその時が来るのを待ちます。
4:15。少し明るくなってきました。画像左下には、これから登って来る登山者のヘッドライトの列が見えます。
4:58。いよいよです。先端が見えてきました。
5:00。全体が見えています。まだ雲の中のようです。真っ赤です。こんな赤は見たことがありません。
5:01。雲から上へ出てきた太陽が光を放ち始めると同時に、山小屋から「君が代」が流れてきます。
5:07。ご来光の瞬間。私が持ってきた小さなカメラではこれが限界。満足度3700。
5:08。明るくなってから富士山頂が人であふれていることに気づきました。
富士登頂には成功しましたが、実は最高地点ではないんですよね。国内最高地点3776メートルはここ↓
朝日に赤く照らされた富士山剣が峰。見た感じではここは3700メートルくらいでしょうかね。
山頂は真ん中に噴火口があってすり鉢状になっています。剣が峰はここからちょうど反対側になります。
てっぺんの測候所があるところに行くには往復で1時間半かかるそうです。私らなら2時間はかかりますかね。
まだ富士登山の最大の難関の「下山」がありますし、夜の待ってるときに今回は断念することに決めました。
下山開始
下山道は登山道とは別のコース。7.6キロ。全身砂塵にまみれながらの下山。あまりのつらさにコメントなし。
10:37。4時間弱で下山完了。登山口は今日も最高峰に挑む人たちであふれていました。
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