愛しのエトワール

うたのおねえさん、はいだしょうこさんを全力でとことん気の済むまで応援する日々を綴るブログです。

いろいろその2

2016-05-09 | 日記
5月4日(祝)
明日はアドベンチャーにしたいから、今日はお出掛けにするよ。京都がええ?奈良がええ?奈良なら飛鳥に行くよ。京都はだいたいの状況が想像できるから出来れば入りたくないわ。俺は人混みが苦手なんだよお。

京都は伏見にやってきました。いちおう京都やろ。嵐山よりはいいだろうと思っていたのですが、やっぱりここも人が多いわ。

伏見稲荷大社です。俺は20年くらい行ってないなあ。京都には神社はいくらでもあるからね。大きな楼門は京都の神社では最大のもので、豊臣秀吉の寄進によるもの。母の病気平癒の感謝のしるしとして建てた話は有名ですね。秀吉と稲荷は大きな関わりがあるんだ。豪姫にもエピソードがあるよね。

キツネがお稲荷なんじゃないよ。稲荷はもともと五穀豊穣の神様。稲をくわえたキツネが全国をまわって豊作をもたらす。キツネは言わばお稲荷さんの使い走りなのだよ。

有名な千本鳥居の入り口。渋滞してて進みそうもありません。今日はやめておきましょう。

境内は稲荷山の全体におよぶ。鳥居は全部で一万本くらいあるそうです。伏見稲荷って世界遺産ではないんだよね。枕草子に稲荷山詣の記述があるように千年以上の歴史があるわけだけど、鳥居が立ち並ぶ現在のような形態になったのは江戸期以降になるんだ。わりと新しいのよ。

京阪電車で宇治に移動しました。宇治川にかかる宇治橋と紫式部だよ。ここには行ったことはなかったよな。

「夢浮橋之古蹟」の石碑。源氏物語は全部で54帖からなります。宇治を舞台とした「橋姫」から始まり「夢浮橋」で終わる最後の10帖が「宇治十帖」と呼ばれています。源氏物語は実話ではありませんが、舞台となったとされる地にこのような石碑が建てられています。十帖だから10か所あるってことだね。

世界遺産「平等院」に行きます。混んでいます。拝観受付に行列が出来ています。

国宝「鳳凰堂」だよ。十円玉のデザインだね。

鳳凰堂の前には池があるので遠くから眺めるかたち。瓦の葺き替えと壁の塗り直しがされたばかりでとてもきれいになっています。朱も鮮やかです。別料金で中も拝観できるのですが、2時間半待ちとのこと。

屋根の上の鳳凰がこれ。本物は鳳凰堂の横にある鳳祥館(ミュージアム)に展示してありました。

平等院を出て宇治川対岸に渡りました。宇治神社あたりで宇治十帖古蹟「早蕨(さわらび)」発見。

世界遺産の「宇治上神社」。応神天皇の皇子の菟道稚郎子が祭神。現存する最古の神社建築なのだそうです。

「さわらびの道」。宇治神社、宇治上神社あたりが源氏物語の八の宮の邸と想定されています。

宇治十帖「総角(あげまき)」。

源氏物語ミュージアムへのアプローチ。

寝殿造のイメージですね。源氏物語全般と宇治十帖を解説展示しているミュージアムです。「橋姫」と「浮舟」の映画も見れますよ。ざっと見た感じでは、どうでしょうかね。ある程度の知識を持っていることが前提となっているように見えますね。まったくの初心者にはちょっと難解かもしれませんね。現在では源氏は一般教養になっているとは言えませんからね。

さてと、もう帰ろうや。京都は連休が終わってからにしようや。
コメント (1)
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