オペラシリーズ

やっと涼しくなったね。
10月13日（日）。昼からお出掛け。

長居公園の入り口。人が多いね。今日はＪリーグがあるみたいだ。
私もいろいろと多趣味ではあるが、サッカーまでは手が回らんのだよ。

私がやって来たのは、大津市の滋賀県立芸術劇場（びわ湖ホール）。
私のメインの趣味のオペラを見に、たま～に行くホールなのである。大津は遠いからな。

開館15周年なんだそうだ。ここには我が愛しのエトワールのはいだしょうこさんも何回か来ているのだ。

びわ湖ホール開館15周年記念「オペラ・ガラ・コンサート」
　指揮：沼尻竜典　管弦楽：日本センチュリー交響楽団
　出演：佐々木典子(S)、砂川涼子(S)、中嶋康子(S)、林美智子(Ms)、谷口睦美(Ms)、森季子(Ms)、
　　　　　　　　福井敬(T)、清水徹太郎(T)、山本康寛(T)、堀内康雄(Br)、黒田博(Br)
　合唱：びわ湖ホール声楽アンサンブル、二期会合唱団

一流どころの歌手が揃ってるので聴きにいきました。料金は6000円X2なり。
次々と歌手が登場してオペラの名場面やアリアをコンサート形式で演奏するのがオペラガラ。
ガラとなってますが、普通のコンサートと変わりなし。ドレスコードなんてもんもありませんよ。

当日のプログラム（１部イタリアオペラ、２部ドイツオペラの２部構成）
1. モーツアルト：「フィガロの結婚」序曲、「恋とはどんなものかしら」（林）
2. ヴェルディ：「椿姫」より「プロヴァンスの海と陸」（黒田）
3. ヴェルディ：「シチリアの夕べの祈り」より「ありがとう、愛する友よ」（佐々木）
4. ヴェルディ：「オテロ」より「ヤーゴの信条」（堀内）
5. ヴェルディ：「ドン・カルロ」より「ヴェールの歌」（谷口、森）
6. プッチーニ：「トゥーランドット」より「お聞きください、王子様」（砂川）、「誰も寝てはならぬ」（福井）
9. プッチーニ：「蝶々夫人」より「花の二重唱」（中嶋、谷口）
10. プッチーニ：「ラ・ボエーム」より「冷たき手を」「私の名はミミ」「愛らしき乙女よ」（清水、砂川）
11. プッチーニ：「トスカ」より「テ・デウム」（堀内、山本）
休憩
12. Ｒ．シュトラウス：「ばらの騎士」より序奏、三重唱（森、佐々木、砂川）
13. ワーグナー：「トリスタンとイゾルデ」より第三幕前奏曲
14. ワーグナー：「タンホイザー」より「厳かなこの広間よ」（佐々木）
15. ワーグナー：「ニュルンベルクのマイスタージンガー」より「朝はばら色に輝き」「ドイツのマイスターを讃えよ」（福井、黒田）
アンコール
16. ワーグナー：「ローエングリン」より第三幕序奏


終了。いいとこどりですからね。歌手のレベルも高く満足度が高いコンサートでした。

本日のエトワールは文句なしにミミを歌ったソプラノ砂川涼子にします。


私はドイツものよりイタリアもののほうが好み。とくに好きなのは「ドン・ジョバンニ」と「トスカ」。
今日の一曲は、「トスカ」の中で私が好きなシーン、第１幕フィナーレ「テ・デウム」。