愛しのエトワール

うたのおねえさん、はいだしょうこさんを全力でとことん気の済むまで応援する日々を綴るブログです。

富山二日目

2011-03-29 | 好きなもの
富山二日目の朝は快晴でした。
12時にはホールに行かなければならないのであまり時間はありません。
市内観光といっても、富山城くらいしか行くことができなかったです。

↑いい天気でしょう。
でも晴れていたのはこのときだけで、どんどん曇ってきて雪になりました。


↑富山市役所。上は展望タワーになっているようです。当然、登りますよね。


↑地上70メートル。霞んでいてよく見えませんが、山が近いね。
季節が良ければ、もう1泊して行くんだけどねえ。
でもあれだね。旅行は一人じゃ面白くないわ。話し相手が欲しい。


↑今回の私の荷物。1泊だからこれだけ。
ホテルでもらった富山ラーメン地図をチェックしています。


↑しょうこちゃんのブログに出てたラーメン屋。
ホテルできいたら、すぐにわかりました。
行ってみると、なんと日曜は定休日。なんやそれ。


「回転木馬」最終日。日曜日の昼の公演だけあって、観客の入りがいいようです。

今日の座席は昨日より少し後ろ。
昨日見て全体的な流れはわかりました。今日は細かいところをチェックします。
本作には日本語でうまく翻訳できないところが何箇所もあります。
直訳しただけでは??となってしまうところをどのように「超訳」するのかをチェックします。
あとは、本公演のメインとなるフィナーレのコーラスがどのように進むのかを再確認します。
それと、卒業式の訓示が新版だったようなのでそれを記憶することにします。


 (※画像は公式サイトより無断借用)
最終日が終わりました!すばらしかったです。
私の記録メモより
《フィナーレ》
フィナーレでのビリーのセリフは通常版では二つあるが、
オーバード版のためにどちらも変更されている。
1. The Sermon
 石田太郎(天上の裁判官)。ドクター・セルドンではなく高名な詩人として登場。
 独特の語り口で非常に説得力がある。
 「赤ん坊はこの世に生まれたときに声を上げるが、それは喜びではなく嘆きなのかもしれない」
 で始まる。以下忘れ。
 オリジナルに新たに数行分の言葉を付け加えている。オリジナルよりもこっちのほうが断然いい。
2. You'll Never Walk Alone 誰かが側に
 最初は3人から始まる。子供たちは次々と立ち上がってコーラスに加わる。
 ルイーズだけは立ち上がることができない。ビリーが近寄り声を掛ける。
 「ルイーズ、みんなといっしょに歌うんだ」
3. 同リプリーズ
 ネティソロ。ネティがルイーズに近寄って歌い始める。
 「♪嵐の時も顔を上げて 歩き続けよう」
 ビリーのセリフ「お前の歌なんだ」
 ネティとジュリーの重唱。ジュリーもルイーズのもとに。
 「♪嵐の向こう金色の空 雲雀の声響き」
 ジュリーソロ。ルイーズはまだ立ち上がれない。
 「♪雨風にひるまず歩こう 夢が遠くても」
 ルイーズを除くステージの全員によるコーラス
 「♪進もう希望胸に And you'll never walk alone 誰かが側に」
 やっとルイーズが立ち上がった。 
(私が涙を我慢できたのはここまで。周りもみんな鼻をすすっているし、暗いからもう気にしない) 
4. 同リプリーズ2
 ここからは観客席のスペシャルコーラスが加わり全員によるコーラスが始まる。
 昨日の公演よりも後方から聞こえてくるコーラスが大きい。一般の観客もいっしょに歌っているからだ。
 曲が終わる前から拍手が鳴りはじめた。あちこちから「ブラヴォー!」の声が掛かる。
 拍手と歓声は最後のカーテンコールが終わるまで10分以上鳴り止まなかった。
 ここにオーバード版「回転木馬」は伝説の舞台となった。

フィナーレの演出はベタ過ぎると思われるかもしれない。
だけど、クラシックはそれでもいいんだよ。わかりやすいほうがいい。
私を含めて観客はみんな泣きに来てるんだからさ。
本公演は、バレエ・シークエンスが連続性に欠けているように見えたり(ジューン、ルイーズともに)、
ビリーの歌の聴かせどころであった「Soliloquy」が中途半端になったり、不十分なところもあったが、
世界で最も美しいフィナーレコーラスを用意した本公演は、世界最高クラスの「回転木馬」となったと言っていい。
ロジャース&ハマースタイン「回転木馬」を心から愛するファンの一人として
素晴らしい舞台を見せてくれた富山の方々に感謝したい。


ホールを出ると雨(みぞれ)が降っていました。
帰りの電車まであまり時間はありません。自宅まで4時間の道のりです。

↑これを忘れると大変です。今後のこともありますしね。
定番ですが、鱒のすし。二つでいいですか?
コメント (1)
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