ビジネス英会話の基礎
「挨拶(あいさつ)」での3つのNG行為
ORICON STYLE
2014年6月16日(月)09:20
ビジネスの基礎であり、上司、同僚、部下とどんな相手であれ、
怠ることはできないのが「挨拶(あいさつ)」。
しかし、海外の取り引き先と会った時、
スムーズな対応ができるだろうか?
日本と英語圏では、挨拶に関しても社会人マナーが異なり、
ポイントさえ抑えておけば、好印象を与えることも可能。
そこで、最低限のマナーとやってしまいがちなNG対応をみておこう。
【1】
“まずは名刺交換”というセオリーはNG
日本では挨拶の初めの一歩ともいえる“名刺交換”だが、
欧米の場合は、先に挨拶をしながら、お互いの目をみてしっかりと握手を交わす習慣がある。
大量に名刺を持ち歩く日本のビジネスパーソンとは違い、
普段から名刺をあまり持ち歩かない人もいる。
欧米式の挨拶では「まずは握手から!」と覚えておこう。
【2】
“Nice to ~”の続きは? 『こんにちは』と『はじめまして』の違い
「挨拶=Nice to meet you.」というのは、誰もが知る英会話。
しかし、これは「初めまして」であって、
「こんにちは」ではない。初対面の場合は“meet”だが、
2回目以降は“see”を使う。
何回も会っているのに常に“meet”で挨拶していると、
相手は「自分のことを覚えていないのかな?」と勘違いしてしまうことも。
“Nice to see you again.”を用いよう。
【3】
上司への適切な『敬称』の使い方
敬称には“Mr.(ミスター)”と“Sir(サー)”がある。
男性の上司には“Sir”、女性の上司には“Ma’am”を使う方がベターであり、
特に、感謝を伝えるときにはこちらを。
女性の場合は“mum”(お母さん・ママ)と聞き間違えられないように、
「マーム」と長めに発音することも忘れずに。
このほか、初めての訪問先で起こりがちな、
トイレの場所を尋ねる場合も要注意。
『Where is the toilet?』では「便器はどこ?」と、受け取られるかも。
『Could you tell me where the bathroom is?』
(すみませんが、おトイレの場所を教えていただけますか?)と尋ねよう。
英会話において、テキストやWebサイトだけでは、
なかなか習得しずらいのが社会人マナー。
正確な情報、知識の収集を心がけよう。
http://news.goo.ne.jp/article/oricon/entertainment/oricon-2038649.html
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