大学の授業にかかわる話題

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大学・高専中退

2014年09月30日 22時31分29秒 | 学習支援・研究
<大学・高専中退>7万9311人…
「経済的な理由」最多

毎日新聞
2014年9月25日(木)21:52
 
文部科学省は25日、2012年度に
全国の国公私立大と高等専門学校(高専)で中途退学した学生が、
全学生の2.7%の7万9311人に上ったとする
調査結果を発表した。前回の07年度の数に比べ
約1.6万人増え、中退率も0.24ポイント上昇した。
経済的な理由を挙げた学生が前回調査より約6ポイント多い
20.4%で最も多かった。中退者は
非正規雇用の増加要因にもなっていることから、
同省は来年度以降、無利子の奨学金拡充など対策を強化する。

調査は今年2~3月、全国の大学・短大と高専の全1191校を対象に実施。
1163校(97.6%)から回答があった。
学生中退調査は、リーマン・ショック(08年)の影響を調べるため、
07年度の実数と08年度途中の人数を調べた
09年実施の調査以来、今回で2回目。

中退者と中退率は、国立1万467人(中退率1.8%)
▽公立2373人(同1.6%)▽私立6万5066人(同3.0%)
▽高専1405人(同2.5%)--の計7万9311人(同2.7%)。
私立は国公立に比べ中退率が高かった。
07年度は6万3421人、08年度は
約6万9000人(08年度は年度途中のため推計値)だった。

中退理由の内訳は、経済的理由に次いで、転学(15.4%)
▽学業不振(14.5%)▽就職(13.4%)--と続いた。
07年度は、転学(14.9%)▽就職(14.4%)
▽経済的理由(14.0%)の順で、12年度は
経済的理由の増加が目立った。国公私立別で、
最も多かったのは国立が就職(20.5%)、
公立が転学(15.8%)、私立が経済的理由(22.6%)と分かれた。
私立は学費が国公立に比べて高く、
さらに値上げされる傾向にあることが要因とみられる。
【三木陽介】

http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/nation/mainichi-20140926k0000m040092000c.html

<大学・高専中退>
学業不振など複合的要因

毎日新聞
2014年9月25日(木)21:55
 
文部科学省が25日発表した2012年度の大学などの中退者数は、
約8万人に達した。「経済的理由」が最多で、
返済不要の「給付型奨学金」の早期創設を求める声は強い。
だが、中退問題に詳しいNPO法人「NEWVERY」(東京都)の山本繁理事長は
「経済的理由の背景には学業不振など複合的な要因が潜んでいる」と分析。
財政援助だけでなく多面的な対策の必要性を指摘している。
【三木陽介】

◇金銭面以外の対策必要
東京都内の私立大3年の男子学生(21)は週2回、
病院で午後6時から翌朝8時まで受け付けのアルバイトをこなし
生活費を工面している。父親は病気で失職。
今も入退院を繰り返す。
姉は数年前に「経済的理由」で大学を中退した。

日本学生支援機構の奨学金は現在、
家庭の年収など受給条件を満たせば
全員が受けられるようになった。

それでも経済的理由の中退が増え続けているのは、
同機構の奨学金が「貸与型」の「借金」だからだ。
男子学生も「返済する自信がない」と申請していない。

「給付型」創設は来年度概算要求で財源不足を理由に見送られた。
文科省は引き続き、創設を求めていく方針だが、
山本理事長は「経済支援だけでは中退問題を解決できない」と指摘する。
「経済的理由のうち約7割は学業不振が伴っているのではないか」とみるからだ。

学業不振で留年→その分学費が必要→アルバイトに時間を取られ
単位を落とし再び留年--という悪循環に陥りやすい。
今回の調査では中退理由のうち「学業不振」は
14・5%だが、実態はもっと多いという。

学業不振の背景にあるのはミスマッチ。
「○○大学ならどこでも構わない」と
学部を選ばず入学し、興味を持てずに
授業から遠ざかる
▽学力試験を課さないAO(アドミッション・オフィス)入試で進学し、
基礎学力がないため授業についていけない--といった事例も少なくない。
入学直後の学生に高校レベルの学び直しの授業をしたり、
少人数授業を取り入れたりする大学も出てきた。
山本理事長は「高校の進路指導改善と、
学生の変化に合わせた大学の教育内容見直しが急務」と話している。

http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/nation/mainichi-20140926k0000m040093000c.html

大学中退、2割が「経済的理由」
文科省が8万人調査

朝日新聞
2014年9月25日(木)22:57
 
2012年度に大学や短大、高等専門学校を中退した約8万人のうち、
2割が経済的理由で学校をやめていたことが文部科学省の調査でわかった。
文科省は収入に応じて返済負担を軽くする奨学金の導入などを検討している。

今年2~3月、国公私立大学、短大、高専の計1191校を対象に、
12年度の中退者数や理由などについて尋ねた。
97・6%にあたる1163校(学生数約299万人)から回答があった。
調査は07年度(09年公表)以来、2回目。

中退者数は7万9311人で、前回調査よりも約1万6千人増えた。
中退理由で最も多かった「経済的理由」(20・4%)は、
3番目だった前回調査から6・4ポイント増(その他を除く)。

http://news.goo.ne.jp/article/asahi/nation/ASG9Q6R9MG9QUTIL042.htmlより

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30日(火)2・3の授業

2014年09月30日 15時05分56秒 | SIUの授業
ビジネス実務総論

この授業は、今日が初回です。
これから15回の授業のガイダンス程度にとどめるつもりでしたが、
本日の朝刊(読売新聞)の経済面から、
記事を2・3紹介しました。

①すかいらーくが再上場するという記事
Technicsブランドが復活するという記事
③年功賃金見直しの議論という記事
日清のカップヌードルなど「インスタント麺」類の値上げの記事

いずれもビジネスにかかわる問題です。
これから、こういうことを解説していきます。

この講義では、いちおうのテキストはありますが、
授業では使用しません。
当該テキストに準拠して授業を進めていきます。

写真:テキストです。

2講目は35名、3講目は2つの学科の合同授業なので多めです。


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オーディオ「テクニクス」復活 

2014年09月30日 09時07分51秒 | 学習支援・研究
パナがオーディオ「テクニクス」復活 
来年2月から高級コンポを受注生産

SankeiBiz 2014/9/29 17:18

画像:パナソニックが復活させたオーディオブランド
「テクニクス」の新製品「R1シリーズ」
=29日、東京都港区(那須慎一撮影)


パナソニックは29日、2010年に生産を終了していたオーディオブランド
「テクニクス」を復活させ、
CDを大きく超える音質の新規格「ハイレゾリューション音源」に対応する
高級オーディオコンポなどを、
15年2月から順次発売すると発表した。
同社では、今後ラインアップを拡充し、
テクニクスブランドで18年度に
100億円規模の事業に拡大する目標を掲げる。
 
今回発売するのは、同社の音響技術を結集し、
旗艦シリーズとなる「R1シリーズ」と、
比較的手頃に高音質を楽しめる「C700シリーズ」の
2シリーズで、すべて受注生産とする。
 
R1シリーズで、自然で表現力豊かな音を再現できるステレオパワーアンプ
「SE-R1」の価格が税抜き158万円で、
スピーカー「SB-R1」が1本134万8千円。
一方、C700シリーズのステレオインテグレーテッドアンプ
「SU-C700」の価格が15万8千円。
 
小川理子・ホームエンターテインメント事業部理事は、
「顧客の声を聞きながら、今後は、
女性ファンにも近づきやすい製品や、
ポータブルヘッドホンなど少しずつラインアップを拡充したい」
と意欲を示した。
 
テクニクスは、1965年に、ブランド第1号となるスピーカーシステムを発売。
それ以降、革新的なレコードプレーヤーやアンプなどを次々投入し、
音楽ファンを楽しませてきたが、
2010年に全製品の製造を中止していた。

http://newsbiz.yahoo.co.jp/detail?a=20140929-00000513-biz_san-nbより

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