「清酒発祥の地」巡るライバルの危機に募金活動
読売新聞
8月30日(土)12時17分配信
「清酒発祥の地」をめぐって
ライバル関係にある兵庫県伊丹市と奈良市が〈休戦〉に入った。
「われこそルーツ」と譲らず、
両市とも日本酒での乾杯を奨励する条例を制定したが、
奈良市で清酒誕生地と伝わる正暦寺(しょうりゃくじ)の本堂が
今年2月の大雪で損壊。修復には
約3,000万円が必要で、
伊丹市の蔵元や居酒屋店主らでつくる伊丹酒蔵通り協議会が
今月、募金活動を始めた。
伊丹市は、1600年前後、豪商・鴻池家の始祖にあたる人物が、
濁り酒のたるに誤って灰を落とした際に酒が澄み、
これが清酒の誕生だと主張。
奈良市は、15世紀半ばの古文書に同寺が
透明度の高い酒を造り、人気を集めたと記されているとする。
それぞれに「発祥」の石碑が残っており、
伊丹市は昨年10月、奈良市は同12月に
日本酒乾杯条例を施行。ところが、
奈良市は今年2月14日、
最大15センチの積雪を記録する大雪に見舞われ、
同寺でも境内裏の大木が倒れて本堂を直撃。
修復費は約3,000万円で、
現在も1,000万円以上不足しているという。
ライバルの苦境を知った同協議会は
「何かお手伝いしたい」と募金箱を作り、
今月22日、市内にある居酒屋の店先などに25個設置。
10月上旬まで寄付を募り、同寺に全額渡すという。
同協議会事務局長の扇田行雄さん(67)は
「切磋琢磨(せっさたくま)して
日本酒ブームを起こしたいと考えている。
ぜひ、元気を取り戻してほしい」とエールを送る。
最終更新:8月30日(土)12時17分
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140829-00050087-yom-sociより
「奈良県酒造組合」をみると「日本清酒発祥之地『奈良』」というページがあります。
本ブログ内で過去にも日本酒の話題は取り上げています。
ひとつの話題は、「大都市で酒造りを続けてきた日本清酒」という話題です。
もう一つは、「『吟醸』『精米歩合』記載すべき?」という論争についてです。
http://blog.goo.ne.jp/mirukikukaku/e/f356826487e5fa5cb349f0d6889ba334
http://blog.goo.ne.jp/mirukikukaku/e/1c8f47402d4bab905a843bf24834e268
読売新聞
8月30日(土)12時17分配信
「清酒発祥の地」をめぐって
ライバル関係にある兵庫県伊丹市と奈良市が〈休戦〉に入った。
「われこそルーツ」と譲らず、
両市とも日本酒での乾杯を奨励する条例を制定したが、
奈良市で清酒誕生地と伝わる正暦寺(しょうりゃくじ)の本堂が
今年2月の大雪で損壊。修復には
約3,000万円が必要で、
伊丹市の蔵元や居酒屋店主らでつくる伊丹酒蔵通り協議会が
今月、募金活動を始めた。
伊丹市は、1600年前後、豪商・鴻池家の始祖にあたる人物が、
濁り酒のたるに誤って灰を落とした際に酒が澄み、
これが清酒の誕生だと主張。
奈良市は、15世紀半ばの古文書に同寺が
透明度の高い酒を造り、人気を集めたと記されているとする。
それぞれに「発祥」の石碑が残っており、
伊丹市は昨年10月、奈良市は同12月に
日本酒乾杯条例を施行。ところが、
奈良市は今年2月14日、
最大15センチの積雪を記録する大雪に見舞われ、
同寺でも境内裏の大木が倒れて本堂を直撃。
修復費は約3,000万円で、
現在も1,000万円以上不足しているという。
ライバルの苦境を知った同協議会は
「何かお手伝いしたい」と募金箱を作り、
今月22日、市内にある居酒屋の店先などに25個設置。
10月上旬まで寄付を募り、同寺に全額渡すという。
同協議会事務局長の扇田行雄さん(67)は
「切磋琢磨(せっさたくま)して
日本酒ブームを起こしたいと考えている。
ぜひ、元気を取り戻してほしい」とエールを送る。
最終更新:8月30日(土)12時17分
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140829-00050087-yom-sociより
「奈良県酒造組合」をみると「日本清酒発祥之地『奈良』」というページがあります。
本ブログ内で過去にも日本酒の話題は取り上げています。
ひとつの話題は、「大都市で酒造りを続けてきた日本清酒」という話題です。
もう一つは、「『吟醸』『精米歩合』記載すべき?」という論争についてです。
http://blog.goo.ne.jp/mirukikukaku/e/f356826487e5fa5cb349f0d6889ba334
http://blog.goo.ne.jp/mirukikukaku/e/1c8f47402d4bab905a843bf24834e268