゜・*:.。. ☆ The Little Prince with Mirei ☆ .。.:*・゜

英語教師のママが綴るDWEの英語育児日記
~ゆーくん&あやちゃんの成長記録とママの心に残った出来事を綴ります♪~

【DWE・歌詞分析 100】 The Crazy Mixed-up Circus : 「歌詞特有の英語表現」 に注目!!

2015-06-09 | DWE・歌詞分析 【ライム】
ゆーくん、3歳 2か月 18日
あやちゃん、1歳 1か月 15日
DWE歴は、2年 7か月 4日になりました
   
DWE教材は、歌とストーリーがリンクしていることに魅力があります
そこで、良質な英語表現をインプットするために、作詞・作曲され、
長年、愛され続けている Sing Along! の歌詞に注目して、
どこまで考えられた歌詞なのか、私なりに分析をしてみたいと思います

今回は、Sing Along! 9 のDVDに収録されている
"The Crazy Mixed-up Circus" について取り上げてみます
DWEソングの歌詞分析、100曲目です

歌詞は、"Songs Guide" か "Sing Along!" の Book でご確認ください 
   
この曲は、ヒューイ・デューイ・ルーイの夢の中の、
混乱してしまった おかしなサーカスの様子を描いた歌です

この曲で取り上げられている文法事項は、
  感嘆文 : Oh, what a crazy circus! / Oh, what a mixed-up circus!
  関係代名詞 what : What shouldn't be is, what should be isn't, at the crazy mixed-up circus!
  助動詞 should : The baton twirler shouldn't be twirling a bat.   など
  現在進行形 : The baton twirler shouldn't be twirling a bat.   など  です

この曲の主役の表現と言えば、「助動詞 should」です
「○○○は、□□□するべきではないよ。 △△△するべきだよ」
と、畳み掛けるように、繰り返し登場しています
「助動詞 should」の表現は、この曲で慣れ親しむことができると思います

今回は、「歌詞特有の英語表現」 について注目してみたいと思います

歌詞で言うと――

     Oh, what a crazy circus! 
     Oh, what a mixed-up circus! 
     What shouldn't be is, what should be isn't, 
     At the crazy mixed-up circus! 


という、リフレインの部分です


今回、ターゲットにしている部分の歌詞のキーワードといえば、"what" の用法 です

最初の2つの英文については、「感嘆文」 であることが分かります

     Oh, what a crazy circus! 
     Oh, what a mixed-up circus! 


       「わぁ、なんて おかしなサーカスなの
        わぁ、なんて 混乱しているサーカスなの



一方、次の英文に出てくる "what" は、「疑問詞」の意味ではないですし、
「感嘆文」の意味でもありません

     What shouldn't be is, what should be isn't, 
     At the crazy mixed-up circus!

では、どういった意味で使われているのかというと――

ここでは、「~すること」 「~するもの」 という意味を持つ
「関係代名詞 what」 が使われています

そして、この英文は、日常会話で使われる英語表現と言うよりは
歌詞独特の英語表現なのだそうです

慣用句に "as it should be" というものがあります
「本来あるべき姿のままで」 「そうあるべき状態で」 という意味です

ある状況や物事について、「本来あるべき状態なのだから、それでいいのだ」
と いうニュアンスで、少し堅い表現です

この歌詞に登場する "should be" や "shouldn't be" という形は、
この慣用句と同様の意味を持つ 略式な表現のようです

部分的に、少しずつ解釈してみると、以下のようになります

   What shouldn't be      is,     what should be       isn't,    at the crazy mixed-up circus!
( 本来、あるべきではないこと  が 存在していて ) ( 本来、あるべきこと  が 存在していない ) ( おかしな混乱したサーカスでは )


つまり――

 「おかしな混乱したサーカスでは、本来 あるべきではないことが起き、
  本来 あるべきことが起きない

ということになり、さらに 分かりやすく意訳してみると――

 「おかしな混乱したサーカスでは、おかしなことが正常なことになっていて、
  正常なことがおかしなことになっている


ということになります


ちなみに――

歌詞の英文解釈・ニュアンスに困ると、ALTの友人に確認しているのですが、
今回の英文の解釈は、こんな英文で説明してもらいました
日本語で表現するよりシンプルな気がしたので、
上の和訳と併せて、載せておこうと思います

  "What shouldn't be is, and what should be isn't" basically means
  "The things that should not exist are here, and the things that should exist aren't here."
  Or "Strange things are normal, and normal things are strange."

この表現は、歌詞ならではの表現だからこそ、興味深いなぁと思いました






最後まで読んでくださり、ありがとうございました
 にほんブログ村 英語ブログ DWEへにほんブログ村 英語ブログ 親子英語へ

PVアクセスランキング にほんブログ村

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。