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「江戸の武士」  "武士の服装,, 1

2009年08月22日 10時05分10秒 | ビンちゃん
江戸時代の武士の服装には現代と同様、仕事場え出かける時と家でのんびりくつろ

ぐときと二通りがあった。仕事着は上半身には熨斗目の上に肩裃をつけ、下半身は

半袴(袴の長さがやや短いもの)。お腹をしぼった結び目の脇に白扇を差し、白足

袋をはいて右腰の後ろに提げ物をするのが、正式な着こなしです。ただしこれも、

身分に応じて細かい決まりがあり、役職によっても異なった。家でくつろぐ時は

小袖に羽織、ちょっと出かける時も小袖の着流しという軽装で外出していた。

商人の方は商売以外で外出する時は小袖に羽織を着用、普段着に関しては武士も

商人もさほどの違いはありませんでした。絹やきらびやかな刺繍の入ったものは

禁止されていましたが、時代が下がると、裕福な商人達は豪華な刺繍をほどこした

り、金箔を使った贅沢な小袖を着るようになっていきました。

貧乏侍より豪商の旦那様の方が余程贅沢でした。ただし、武士ならではの流行もあ

った。打裂羽織という、背中が大きく裂けたような羽織だ。武士は常に帯刀してい

た為、刀を差したまま羽織を着ても刀が突っかかる事はなかった。旅行用に用いら

れる事が多かった。幕末には、殿中でも肩衣が廃止され、羽織着用が普通になった

為、多くの武士がこの便利な羽織を身につけた。

    江戸の武士シリーズは 「歴史のなぞを探る会」(株)夢の設計社より
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