目が覚めたら、赤ちゃんがいなかった。
「赤ちゃんは?」とそばにいたスタッフに聞くと、
「ご主人とお母様にお見せして、こちらで預かっています」
「あ、二人が見れたならいいです。ずっと待たせてたから」
という会話のあと、あれ!? なんだか違和感。
少し前に自分が騒いだような記憶がうっすらある。
なんだかギャーギャー言って、痛い~~~!とか。。。
すると、偉い先生が
「どう? 痛みはない?」と声をかけてくれた。
「痛くないですが、なんだか、私、騒いだような気が…」
「あ~、麻酔が覚める前は、酔っ払いの記憶みたいになるからね(笑)」
む!?ってことは、やっぱり騒いだのね、私。。。
何かとお騒がせなタイプなのかしら。
どうしてギャーギャー言わないと何もできないのかしら。
と考えたけれど、終わったものは仕方ない。
しかも、恥ずかしいのだから、騒がなくていいなら騒がないわけで。
我慢ができない人間というよりは、やっぱり昔診断されたことが
あるように、私は“痛み過敏症”なのか、本当に人より痛むのだ。
時計は19時半を回っていた。
そして、手術の経緯の話を聞かされた旦那さんが、
私のそばにやっとこさ呼ばれた。
なんだかとっても優しい言葉をかけてもらった気がする。
よく頑張った、とか、でかした、的な。
涙が出たような。。。あんまり覚えていないのだけれど。
やっと会えた安心感でホッとした。
ホッとしたら、おなかがペコペコなのに気づいた。
朝食は吐いてしまっていたし、
昼食と夕食はとれていなかったので、何かおなかに入れたかった。
もう夜の20時だった。
「面会時間は20時までなので、本来ならもうご家族には帰って
いただかないといけないのですが、今、やっと処置が終わった
ばかりなので、分娩室の外にあるスペースで少しだけご家族と
お会いして、何か食べてください」
と言ってもらったので、やっと母にも会えた。
3人も産んで育てた母が偉大に見えた。
母にもよく頑張ったねと誉めてもらい、涙が出た。
それから、母が作ってきてくれていたおにぎりなどを素早く食べ、
15分くらいで面会は終了。。。
長いこと待ってもらったのに、そんだけかい。。。
その日は病室に車椅子で移動し、そのまま就寝。
翌日まで赤ちゃんに会うことはなかった。
朝目が覚めて、会えるのかと思いきや、運ばれてくることもなく、
私も体が快復していないので、ずっと病室で横になっていた。
午後になって、赤ちゃんに会いたいことをスタッフに伝え、
やっと赤ちゃんに会うことができた♪
赤ちゃんが生まれた2月9日は、雪がたくさん降り、
真っ白に積もったという事実を翌日聞いた。
旦那さんと母は、その中を自転車で帰宅したのだそうだ。
真っ白な日に生まれてきた赤ちゃん。
なんだか嬉しい事実かも♪
こうして私は長く苦しかった妊婦生活を終え、
晴れて母になった。
新しい日々の始まりだ。
「赤ちゃんは?」とそばにいたスタッフに聞くと、
「ご主人とお母様にお見せして、こちらで預かっています」
「あ、二人が見れたならいいです。ずっと待たせてたから」
という会話のあと、あれ!? なんだか違和感。
少し前に自分が騒いだような記憶がうっすらある。
なんだかギャーギャー言って、痛い~~~!とか。。。
すると、偉い先生が
「どう? 痛みはない?」と声をかけてくれた。
「痛くないですが、なんだか、私、騒いだような気が…」
「あ~、麻酔が覚める前は、酔っ払いの記憶みたいになるからね(笑)」
む!?ってことは、やっぱり騒いだのね、私。。。
何かとお騒がせなタイプなのかしら。
どうしてギャーギャー言わないと何もできないのかしら。
と考えたけれど、終わったものは仕方ない。
しかも、恥ずかしいのだから、騒がなくていいなら騒がないわけで。
我慢ができない人間というよりは、やっぱり昔診断されたことが
あるように、私は“痛み過敏症”なのか、本当に人より痛むのだ。
時計は19時半を回っていた。
そして、手術の経緯の話を聞かされた旦那さんが、
私のそばにやっとこさ呼ばれた。
なんだかとっても優しい言葉をかけてもらった気がする。
よく頑張った、とか、でかした、的な。
涙が出たような。。。あんまり覚えていないのだけれど。
やっと会えた安心感でホッとした。
ホッとしたら、おなかがペコペコなのに気づいた。
朝食は吐いてしまっていたし、
昼食と夕食はとれていなかったので、何かおなかに入れたかった。
もう夜の20時だった。
「面会時間は20時までなので、本来ならもうご家族には帰って
いただかないといけないのですが、今、やっと処置が終わった
ばかりなので、分娩室の外にあるスペースで少しだけご家族と
お会いして、何か食べてください」
と言ってもらったので、やっと母にも会えた。
3人も産んで育てた母が偉大に見えた。
母にもよく頑張ったねと誉めてもらい、涙が出た。
それから、母が作ってきてくれていたおにぎりなどを素早く食べ、
15分くらいで面会は終了。。。
長いこと待ってもらったのに、そんだけかい。。。
その日は病室に車椅子で移動し、そのまま就寝。
翌日まで赤ちゃんに会うことはなかった。
朝目が覚めて、会えるのかと思いきや、運ばれてくることもなく、
私も体が快復していないので、ずっと病室で横になっていた。
午後になって、赤ちゃんに会いたいことをスタッフに伝え、
やっと赤ちゃんに会うことができた♪
赤ちゃんが生まれた2月9日は、雪がたくさん降り、
真っ白に積もったという事実を翌日聞いた。
旦那さんと母は、その中を自転車で帰宅したのだそうだ。
真っ白な日に生まれてきた赤ちゃん。
なんだか嬉しい事実かも♪
こうして私は長く苦しかった妊婦生活を終え、
晴れて母になった。
新しい日々の始まりだ。