「はじまりは日本舞踊」 

 美作流との出会いが人生をかえました。世界はあざやかに輝き、心は自由に、踊っている時間は本当の自分に戻れる気がします。

2011年03月18日 | 日本舞踊
 震災後、二回目の稽古日でした。

依然として続く原発の不安、東北の被災地の方々のことを思うと、

こうしていつも通り稽古を迎えられたことに感謝しました。

お弟子さん方の変わらぬ姿を見て、ようやく自分を取り戻せたような気がしました。


いち早くメンバーが集合し、稽古の合間に地震についてそれぞれが話します。

思いのほか明るい、そうしていないと気分が沈んでしまうから。

阪神大震災を京都で経験した二人もいます。

案外のんきな人もいます。これもひとつ、強く生き抜くコツなのかもと思ったりもしました。


 国をあげて乗り切ろうという今、

自分に何が出来るか、何もできず呆然とする自分を情けなく思います。

せめて身近な人の笑顔のために、日々手を合わせて暮らしたいと思います。




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