milkyway‥☆‥☆∵☆∵

心に通り過ぎるたくさんの思い
あなたにも どうか、届きますように…

ヤンキー先生のインタビュー

2005-06-20 00:39:21 | 子ども
嬉しい記事が載っていました。

<ヤンキー先生インタビュー<上>>ちびっ子に語る少年時代

<ヤンキー先生インタビュー<下>>夢の続きは「教育改革」

本で読んだこと、講演で聴いたこと、おぐにさんの記事で読んだこと
いろいろな部分で重なっています。
でも、小学生のインタビュアーに、答えている義家先生。
きっと、とても嬉しかったんだろうな…と思いました。
一生懸命に、子ども達に語りかけている姿が浮かびました。
たくさんの思いが、伝わるといいなと思っています。

プラス思考

2005-06-19 20:55:48 | 子ども
今日、テレビから流れてきた小田和正さんの歌を聞きながら ゆうとが
「この人、ものすごいプラス思考や…」とポツリ。

歌詞のことを言っているのかなと思ったのですが、
そういう意味ではないようす。

そういえば、先日、小田さんが歌っている映像を初めて見て、
「ええっ! こんなに おじさんやったん!?信じられへん!」
と びっくりしていました。
「この人は、もう57歳なんだよ。
お母さんが子どもの頃から、ずっと歌っていて
その頃から、声が全然変わらないんだよ。」と話すと
「へぇ~、すごいなぁ」と感心していたのですが…。

「どうして、プラス思考って思ったの?」と聞いてみました。

「だって、ここまで、歌を歌い続けるのは、
プラス思考でなかったら 絶対に無理。
それに、ずっとこの声で歌うために、すごい努力を続けてきたと思うし、
自分を信じてないとできないと思う。
お母さんは、どう思う?」

「お母さんも、そう思う。」と答えながら自問自答していました。

私は、できているのかな?

自分の選んだ道、どんな時も、自分を信じて、
最大限の努力を続けること、続けること…。



ひみつの れんしゅう

2005-06-18 23:12:10 | 子ども
けんたろうが 毎晩 こっそり練習していることが
もう一つ あります。

それは、水泳パンツのヒモの ちょうちょ結び。

けんたろうの水泳パンツは ゆうとのお下がりです。
まだまだ、キレイなままなので、
けんたろうも「これで いい!」と納得していたのですが、
先日、はいてみると、お腹の周りがブカブカ。
『このままでは、授業中落ちてしまうかも…。』
少し、心配になりました。

水泳パンツには、ヒモがついているのですが
うまく結べなくて団子になると、よけい大変!

でも、けんたろう本人は、
「これで ギュッと結べばいいやん!大丈夫。ボク知ってるもん!」
と自信満々。
「じゃあ、やってみよう!」ということになったのですが、
これが、なかなか…。
ヒモの生地がすべるし、あまり長くないし、
輪が何とか作れても、中に通せない…。
でも、何度も練習して、やっと結べるようになりました。

「お母さん、プールって明日から?」と顔を曇らせて聞くけんたろう。
まだ少し日にちがあることを話すと、ホッとして 
「あ~よかった。明日だったら、うまくできないと思った。
ボク、これから プールが始まるまで 毎日練習する!」

こうして、お風呂から上がると、まず水泳パンツにはきかえて、
ちょうちょ結びの練習をして、それから、後ろ回りの練習をして、
絵本を読んで寝るという変な夜が始まりました。

今夜は、私が会議に出かけていたので、ひみつの特訓?は
お休みしたみたいです。

明日が、最後の練習日。
大丈夫かな?
念のため、ゴムを通しておきました。



なんの形?

2005-06-17 16:35:55 | 子ども



魚のような…
おなべのような…
壁にあいた穴をながめながら
何の形に見えるかなぁなんて…。

これは、ゆうとの しるし

2日前、けんたろうが「ボク、後ろ回りができない…。」と
こっそり打ち明けてくれました。
「じゃあ、お母さんと練習してみようか?」
「うん、そうする!」
夜、フトンの上で練習してみました。
用意の姿勢、手の位置、背中のつき方、体の使い方
一つ一つ分解しながら、何度もやってみました。
体はすっかり慣れて、少し手を貸すだけで できるようになりました。
最後は自分の勇気だけ。
一人では、怖くて思い切れないのですが、
泣きべそしていても、ここだけは 助けてあげるわけにはいかない所。
結局 母の気迫に負けて、最後に歯を食いしばって
一人で「えいっ!」と回りました。
クルッと回った自分自身に驚いたけんたろう。
「ボク、ひとりで できたの? 一人で できた?」
と ゆうとに確かめていました。
「けんたろう、すごいな。一人でできたやん!」
けんたろうは「ヤッター!!」とバンザイしていました。
「よかったね。頑張ったね。もう、いつでもできるよ。」
ホントにその通り、昨夜も一人でクルリ クルリ。

さてさて、一部始終を2日間 ずっと見ていた ゆうとくん。
「オレも教えてほしいことあるから見てて。」
ゆうとのできないのは、身伸後ろ回り?
手足を伸ばしたまま、後ろ回りをして立つことです。
途中で体と足が離れてしまうし、
勢いもなくて、う~ん、それでは立てないかも…状態でした。
で、又、動きを分解して…と思っていたのですが
ゆうと自身は けんたろうに学んだとおり
必要なのは勇気のみ!と思ったのか
「見ててね!」と言うなり
思いっきり勢いよく後ろにドカーンと…。
小1のけんたろうと違い、中学生のゆうとなのですが、
自分の身長のことは考えてなかったようです。
家中に響くような音とともに、かかとから壁に突っ込んでいました。
3人とも、言葉もなく沈黙。
でも、なんだか無性に可笑しくなってしまって…。
けんたろうも びっくり目玉で大笑い。
ゆうとも、痛い、痛いと涙を流しながら大笑い。
結局3人でお腹を抱えて笑ってしまいました。
いや、ホントはわらってる場合じゃないんですけどね。

ゆうとが大人になっても、壁の穴を見る度
昨日のことを思い出すんでしょうね。

親子学級会

2005-06-15 18:17:29 | 子ども
今日は、けんたろうの親子学級会でした。
体育館で、「ジャンケン列車」と「大玉ころがし」で
1年生の親子が一緒になって遊びました。

私は学級委員長さんに始めの体操を頼まれていました。
いろいろ悩んだ末、曲は「ドラえもん」に決めました。
「いつも、やってるのでいいよ!」と言ってもらったのですが
ダンスの時は子どもクラスでも ストレッチに30分かけています。
どう考えても、3分に縮めることはできないので
結局1から作ったのですが、「ドラえもん」って
1,2,3,4,5,6,7,8 じゃないんですね。
初めて知りました…。音が余る!
適当にと思いながら、昨夜作り終わったら夜中になっていました。

おまけに私に頼んでこられた委員長さんの子どもさんが
体調を崩して今日は欠席。
フォローのお願いの連絡もあり、結局、体操の後も
マイクを持って走り回っていました。
ダンスに来ている子ども達からは、「せんせえ~」と声がかかり
ギッシリの保護者の方達や本物の先生達の前で赤面したり…。
あれやこれやと頼まれて、聞いてないよ~の連続に冷や汗もいっぱい。
けんたろうは、そんな母を見て、又 ニコニコ笑っていました。
この母、どう映っていたのかな…。

変な緊張でちょっぴり疲れた親子学級会。
でも、子ども達は、みんなとっても可愛くて楽しかったです。

にっこり☆

2005-06-14 18:13:38 | 子ども
今日は、けんたろうと一緒に帰ってきました。

誰もいない家の鍵をあけて…
「ただいま~」と けんたろう
「ただいま~」と 私

「おかえり!」と けんたろう
「おかえり!」と 私

ここまでは いつもと一緒です。
でも、今日は続いて…。

「にっこり☆」と けんたろう
私は…「???」

「ねぇ、どうして にっこり☆が ついたの?」と聞くと
「だって、にっこり☆は楽しいもん!」
そう答えると 「にっこり☆ にっこり☆」と部屋中に
ニコニコを配りながら 歩いていました。

そして最後に私のところに来て
「ニコニコのプレゼントで~す!」
いっぱいの笑顔をプレゼントしてくれました。

子どもは ちゃんと わかっているんですね。
ニコニコのもつ力や大切さ…
忘れているのは、私達大人の方かもしれません。
一緒に笑いながら なんだか涙がこぼれそうになった私です。





とべ、ちいさいプロペラき

2005-06-12 22:06:29 | 子ども
今日は、けんたろうと 一緒に
「とべ、ちいさいプロペラき」という絵本を読みました。

プロペラきが、初めて空に飛び立つお話。
プロペラきのドキドキと、不安な気持ちが
けんたろうには、とてもよくわかるようでした。
ずっと息をつめて、絵本をくいいるように見つめています。
そして、飛び立った瞬間、
「やった!飛んだ!」
本から目を離すと、顔を空に向けて声をあげていました。
自分が赤いプロペラきになりきっていました。

初めてのことがいっぱいで、心細かったり、心配したりしながら
毎日を過ごしていた けんたろう自身と重なったんですね。
だから、一生懸命応援し、自分も一緒に空を飛んだつもりになったのでしょう。
とても嬉しい気持ちになれる絵本でした。

「とべ、ちいさいプロペラき」 作・小風さち  絵・山本忠敬

 



「知る」ことから

2005-06-11 15:50:16 | 子ども


ゆうとの同級生に、自閉症の男の子がいます。
同じ小学校に入学し、別々のクラスで6年間を過ごしてきました。
今春、中学生になって 初めて同じクラスになりました。

彼は、入学式の日から落ち着かない様子でした。
環境が変わり、不安な気持ちになって当たり前です。

ほとんどの子ども達は彼が自閉症だということも知らないので、
内心 私も『大丈夫かな…』と不安でした。
ちょうど ゆうとが 同じ班で前後の席になったので
「彼が困っていたら 助けてあげてね。」と話はしたものの 
ゆうと自身、何を どう助ければいいのか、
どこまで、どのように関わればいいのかわからない様子でした。
いろんな場面で声をかけ、一緒に班行動するのが、精一杯。
私自身、具体的に言えなかったのですから ゆうとの とまどいも当たり前です。

先日、彼のお母さんが子ども達に手紙を届けて下さいました。

「彼の自閉症という障害のことを知ってもらうことによって 
少しでも「えっ?」という思いが理解に変わることを願って
今皆さんに手紙を書いています。」

そして、お母さん自身が悩みと疑問をいっぱい抱えておられたこと。
いろいろ勉強し、いろんな人の話を聞いて、
やっと ひとつひとつの理由に気づき 理解できるようになったこと。
どう考えればいいのか どう対すればいいのか、
お母さんの経験をもとに 一つ一つ、ていねいに、
子ども達にも よくわかるように書かれてありました。

次の日に子ども達の感想が学級通信で届きました。
一つ一つの「なぜ?」に理由があることを初めて知った子。
自分に 何ができるのかを考えた子。 自分自身を振り返っていた子。
一人一人の子ども達が たくさんのことを学んだようでした。

彼のお母さんは、優しく、とても穏やかな人です。
中学に入り、不安定になっている息子を見て毎日、心を痛めておられたのだと思います。
きっと祈るような思いで、勇気を振り絞って この手紙を書かれたのだと思います。
お母さんの心いっぱいの願いが 子ども達に伝わったようすが 何よりも嬉しかったです。

まだまだ、きっといろんなことがあると思います。
それでも、お互いを理解し、認め合うためには 
相手を『知ること』『知ろうとすること』が
とても大切な 始めの第一歩ではないかなと私は思っています。